ハナキリンは剪定が必須!正しい剪定方法とハナキリンの増やし方

ハナキリンの剪定が必要な理由

明るい色の花を咲かせるハナキリン。水やりなどの手間がかからず育てやすい植物といわれています。そんなハナキリンでも、きちんとお手入れをする必要があります。とくに、剪定をしないと、茎が伸びすぎて樹形が崩れたり、新芽が出にくくなったりしてしまうのです。

今回はハナキリンの剪定方法をご紹介しますので、ぜひ剪定に挑戦してみましょう。また、育て方についても解説しますので参考にしてみてください。

ハナキリンは剪定が必須!剪定方法と注意点

まずはハナキリンの剪定についてみていきましょう。ハナキリンには樹液やトゲといった特徴があり、剪定の際に気をつけなくてはいけないことがあります。ハナキリンに剪定が必要な理由、剪定方法やポイントを紹介します。

ハナキリンの剪定が必要な理由

ハナキリンの剪定が必要な理由

ハナキリンは縦に長く伸びていくことが多いです。茎が高く伸びすぎると見た目も悪く、バランスが崩れて倒れやすくなります。また、風通しが悪いと病害虫の原因にもなってしまうのです。さらに不要な枝や葉を刈ることで、新芽を出させることができるというメリットもあります。

剪定方法とポイント

まずは剪定をする前に、清潔なハサミやナイフを用意しましょう。また、ハナキリンの茎には鋭いトゲが、樹液には毒があります。長袖の服とゴム手袋を装着しましょう。

ハナキリンの剪定方法は、切り戻しとよばれる方法が適しています。剪定の時期は、6~8月がよいでしょう。全体のバランスを見ながら、左右や上に伸びている茎を切ります。もし短く切り過ぎても、切った部分から新しい茎が生えるためそれほど慎重になる必要はないでしょう。

ハナキリンの樹液には要注意

ハナキリンの剪定で要注意なのが、切り口から出る白い樹液です。この樹液は有害物質を含むため、皮膚に触れるとかぶれてしまいます。必ずゴム手袋を装着してから剪定をおこないましょう。剪定で切り落とした茎にも樹液がついているため、袋に入れるなどしてほかの人がさわらないように注意してください。もし皮膚に触れたり目に入ったりしたときは、早めに病院に行きましょう。

弊社では、ハナキリンの剪定についてご相談を受け付けています。24時間いつでも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

剪定した茎でハナキリンを増やす方法

ハナキリンの剪定方法はおわかりいただけたでしょうか。剪定で切り落とした茎は、挿し木にしてハナキリンを増やすことに活用できます。ここでは、ハナキリンの挿し木について紹介します。

挿し木とは?

ハナキリンの特徴とよく育つ環境

挿し木とは、株の一部から発根させることによって増やす方法です。ハーブや観葉植物、種から増やしにくい草花などで挿し木がおこなわれます。この挿し木は、環境や手入れを正しくおこなわないと成功にしくいといわれています。

ハナキリンを挿し木で増やす方法

では、ハナキリンを挿し木で増やす方法をみていきましょう。挿し木をおこなう時期は、5~7月が適しています。気温が20度~25度となる梅雨頃が最もよいといわれています。挿し木の置き場所は日差しが強い場所は避けますが、発根に必要な適度な明るさのあるところがおすすめです。

まずはハナキリンの茎をカットしましょう。先端から5~10センチメートルのところを斜めに切ると、水揚げがしやすくなります。そのまま挿し木をすると樹液が固まって発根しにくくなるため、水揚げをして樹液を出すのです。

切り口から白い樹液が出なくなるまで水揚げをしたら、切り口が乾くように数日間陰干しをしましょう。乾いていないと切り口から雑菌が入って腐ることがあるからです。乾いたら、発根材を切り口に塗りましょう。

挿し木に使う土は、市販されている挿し木用の用土か、赤玉土とピートモスを混ぜたものを使います。鉢の中心に割りばしで穴をあけ、茎の切り口を挿します。水やりは必要ありません。1~2か月して根と新しい芽が生えたら、一回り大きな鉢に植え替えましょう。

挿し木の際も樹液に注意

ハナキリンの白い樹液は、挿し木をおこなうときにも注意しましょう。樹液は皮膚にとって有害なだけではなく、樹液がついたままで固まると発根しにくくなってしまいます。そのため切り口を水洗いするのですが、剪定のときと同じようにゴム手袋を装着するとよいです。皮膚についた場合は、よく洗い流しましょう。

弊社では、ハナキリンの挿し木など植物の育て方についても相談を受け付けています。全国どこでも対応していますので、お気軽にお問い合わせください。

ハナキリンの育て方と植え替え方

ここまで、ハナキリンの剪定や挿し木について紹介してきました。最後になりますが、ハナキリンとはどんな植物なのか、特徴や育て方などをみていきましょう。害虫や病気について、植え替えについても紹介していきます。

ハナキリンの特徴とよく育つ環境

ハナキリンの特徴とよく育つ環境

ハナキリンはマダガスカル産の多肉植物です。赤やピンクなどの明るい色のかわいらしい花を咲かせます。名前の由来は、サボテンのモクキリンに見た目が似ていて、一年中花を咲かせることができるからという説があります。一方で、キリンの首のように茎を長く伸ばすからという説もあります。

ハナキリンを育てるときに使う土は、サボテン・多肉植物用のものがいいでしょう。水はけがよいことが大切です。そしてベランダなどの日当たりのよい場所に置きましょう。気温は15度~25度ぐらいが適切です。

ハナキリンの育て方

ハナキリンの育て方はあまり手間がかからず、初心者にも向いています。ハナキリンの茎はたくさんの水分を含んでいるため、水やりはあまり必要ありません。土が白く乾いたら水やりをするというぐらいでよいです。逆に冬は水をやりすぎると根腐れの原因になりますので、2週間に1回程度で様子を見てください。

ハナキリンは肥料を与えすぎると葉ばかりが育ち、花が少なくなってしまいます。植え替えのときに緩効性肥料を与えれば、追加の肥料は不要です。もし夏に液体肥料を与えるという場合は、1,000倍に薄めたものを月に1回程度与えると、花が咲かないということ防ぐことができます。

害虫や病気

ハナキリンは病害虫には強い植物です。しかし稀に害虫がつくことがあります。体が粉のような白い分泌物で覆われているコナカイガラムシや、綿のようなもので覆われているワタムシがその例です。これらの排泄物からハナキリンが「すす病」になり、葉や茎が黒く変色することがあります。見つけたら、こそぎ落としてしまいましょう。

定期的な植え替えも必要

ハナキリンを鉢植えで育てる場合、根が成長して伸びると同じ鉢のままではスペースが足りなくなって枯れてしまいます。これを「根詰まり」といいます。根詰まりを起こさないように、より大きめの植木鉢に定期的な植え替えが必要です。

植え替えは、4~5月におこないましょう。1~2年に一度は植え替えることをおすすめします。ひと回り大きい鉢を用意し、土を半分ほど落としてから新しい用土で植えます。この際にも有害な樹液が出ることやトゲがあることから、軍手などの装備を忘れないようにしましょう。

植え替えるときには傷んだ根をハサミで切り、根を広げながら新しい鉢に置きます。植え替えたあとは直射日光を避け、1週間おき程度にだんだん日が当たる場所へと移していきましょう。

ハナキリンが咲かない!枯れそう!そんなときは?

ハナキリンを育てていても花が咲かない、枯れてしまいそう、など悩んだときは、プロの業者に依頼するという方法もあります。自分では原因がわからなかったり、解決できなかったりするときも、プロに相談することで適切に解決できるようになります。

弊社では、ハナキリンなど植物の剪定や育て方について、相談ができる業者をご紹介しています。全国どこでも24時間受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

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