剪定ばさみの選び方|使いやすい道具選びは剪定上手さんへの第一歩

庭木などの重要なお手入れのひとつである剪定には、さまざまな道具を使います。そのなかでも活躍するのが、剪定ばさみです。いろいろな剪定ばさみが売られていますので、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。

そこで、このコラムでは剪定ばさみの選び方とチェックするポイントを解説します。剪定ばさみの基本的な使い方やメンテナンス方法もご紹介しますので、これから剪定ばさみを使ってみようという方は、ぜひご覧ください。

剪定ばさみの選び方

剪定に使うはさみにもさまざまな種類があります。まずは用途によって必要になるはさみの種類と、剪定ばさみの選び方をご紹介します。

剪定に使われるはさみの種類

剪定に使われるはさみの種類

剪定に使うはさみは用途や切る枝の太さによって種類が変わってきますので、適切なものを使いましょう。

■植木ばさみ
形状は通常のはさみと同じすが、柄の部分が大きく輪っかのようになっているはさみです。細い枝を切るときに使います。

■剪定ばさみ
ペンチのような形状で、刃は片方が切り刃でもう片方は受け刃になっています。柄の間にバネが入っていて、開閉が楽にできるのが特徴です。太めの枝を切るときに使います。

■高枝切りばさみ
刃と柄の間に長い棒がついていて、高いところに届くはさみです。高いところの枝を切るときに使います。

■刈り込みばさみ
刃と柄が長く、両手で使うはさみです。生け垣などの表面を刈りそろえるときに使います。

剪定ばさみの種類

剪定ばさみは太めの枝でも切ることができて、小さいので刃先を使えば細かい作業もしやすいです。そのため剪定ばさみだけでも、枝を整える程度の剪定作業は十分におこなえるでしょう。そこで、ここからは剪定ばさみについてくわしくみていきます。剪定ばさみにはいくつかのタイプがあります。

■バイパスタイプ
剪定ばさみの刃は片方だけが切る刃になっていて、もう片方は枝を固定するための切れない刃です。バイパスタイプも同じですが、切り刃と受け刃が通常のはさみのように交差して枝を切ります。

切り口が鋭いため枝を切ったときの切断面がきれいで、傷口がふさがりやすくなります。樹木にあまり負担をかけたくない場合にはこちらを使うとよいでしょう。

■アンビルタイプ
アンビルタイプは受け刃の幅が広くなっていて、切り刃と受け刃が交差するのではなく、切り刃を受け刃に押しつけるようにして枝を切ります。

バイパスタイプよりも枝を固定しやすく、力が入りやすいので太い枝でも切りやすい剪定ばさみです。枯れた太い枝などを切り落とすような場合には、こちらが使いやすいでしょう。

剪定ばさみを選ぶポイント

さまざまな剪定ばさみが販売されていますので、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますね。ここで、自分にピッタリな剪定ばさみを選ぶポイントをご紹介します。

■大きさ
大きすぎる剪定ばさみは使いづらく、手が疲労する原因です。使いやすい剪定ばさみの大きさの目安は長さが18~20cm程度で、自分の手のひらの長さと同じくらいのものを選ぶと、疲れにくくなります。また、重量も大切です。150g程度のものを選ぶと、長時間でも負担なく使うことができるでしょう。

■使いやすさ
剪定ばさみの柄の部分にはバネが入っていて、刃が開いた状態に戻るようになっています。このバネの力が強すぎると、枝を切るのに力がいるので作業が大変になります。可能であれば一度手にもって何度か刃を開閉してみて、ストレスを感じないものを選びましょう。

また、刃の切れ味がよいものほど切るときの手の力が少なくて済みます。バイパスタイプは、刃を開閉したときにしっかりと切り刃と受け刃が接しているかを確認しましょう。

アンビルタイプの場合は切り刃が薄いものほど切れ味がよいです。刃がどれくらい開くかもチェックしておきましょう。刃が大きく開くものほど、太い枝でも切ることができます。

■メンテナンスのしやすさ
剪定ばさみは使用しているうちに、木のヤニなどで思ったよりも汚れてしまいます。汚れたままにしておくと切れ味が悪くなって使いづらくなってしまいますので、剪定ばさみはメンテナンスをする必要があります。分解して丸洗いができるようなものは、こまめにメンテナンスして長く使い続けることができるでしょう。

■商品保証
商品に一定の保証がついているものであれば、万が一刃こぼれしたり刃が折れてしまったりというときでも安心です。商品によっては刃こぼれなどがなくても、期間や回数限定でメーカーにメンテナンスをしてもらえるサービスを用意しているものもあります。

ただし、無理な使い方をして破損させた場合などには保証の対象外になる場合もあります。剪定ばさみを長く快適に使うために次の項目では、剪定ばさみの正しい使用方法とメンテナンスの方法についてご紹介します。

剪定ばさみの使い方とメンテナンス

剪定ばさみは正しく使わなければ、作業の効率が悪くなったり木を痛めてしまったりすることもあります。また、けがをしてしまうおそれもないとは言い切れません。剪定ばさみの使い方の基本を知って、安全に快適な剪定をおこないましょう。

剪定ばさみを使った枝の切り方

剪定ばさみを使った枝の切り方

剪定ばさみは基本的に、切り刃が親指側になる向きでもちます。片側の切り刃だけで切りますので、受け刃で枝を押さえ、切り刃を受け刃に向かって押し込むようにして切っていきましょう。

切るときには剪定ばさみをもっていないほうの手で枝の先側をもち、切り刃と反対側に傾けるようにすると、切り口が開いてスムーズに切っていくことができます。通常は切り刃のまん中あたりの位置で切りますが、太い枝は手元側寄りで切ると力が入りやすくなって切りやすいです。

また、太い枝や硬い枝を切るときに剪定ばさみを左右に動かして切ろうとすると、切断面が汚くなってしまいます。枝が切りにくいときには枝を軸にして剪定ばさみを縦に回転させるように刃を滑らせて切ると、太い枝でも少しずつ切っていくことができるのです。

剪定ばさみのメンテナンス方法

硬い木の枝を切った剪定ばさみは汚れ、切れ味も悪くなりますので、できれば使用するたびにメンテナンスをしておきましょう。正しくメンテナンスをしておけば、剪定ばさみはずっと使い続けることができます。剪定ばさみのおもなメンテナンスは、刃を砥石で研ぐことです。

【剪定ばさみの研ぎ方】

  1. 剪定ばさみ用の砥石を水につけておきます。
  2. 剪定ばさみを受け刃を上にしておき、手で押さえます。
  3. 切り刃の上を斜面に沿って、砥石を滑らせて研いでいきましょう。
  4. 剪定ばさみを裏返しにして裏側も研ぎます。裏側は研ぎすぎると受け刃との接触が悪くなりますので、軽くなでるように研ぐのがポイントです。
  5. 受け刃も切る刃ではないので、汚れを落とす程度に軽く研ぎます。
  6. 研いだ部分を水洗いして、潤滑油などを塗っておくとよいでしょう。

剪定ばさみにはこのようなメンテナンスが必要ですので、メンテナンスがしやすいものを選ぶのも剪定ばさみの選び方のポイントです。自分で上手な剪定をするには道具の正しい扱い方を覚えていかなければなりません。

大変だと感じる場合は、そもそも自分で剪定をしないという手段もあります。次の項目では、もっと楽に剪定を済ませる方法をご紹介します。

剪定する時間や技術がない…そんな人はプロに任せよう

剪定ばさみの選び方や使い方について解説してきましたが、やっぱり少し面倒に感じた方もいるかもしれません。剪定には手間がかかるし、上手におこなうには知識や技術が必要です。自分で剪定をするのが面倒だという方は、プロに任せるのもひとつの方法です。

業者に依頼するメリット

業者に依頼するメリット

自分で剪定をするのと業者に依頼するのとでは、なにが違うのでしょうか。剪定を業者に依頼するメリットについてみていきましょう。

■枯れるリスクを回避できる
剪定は失敗すれば木を弱らせて枯らせてしまうリスクもあります。植物の知識や剪定の技術をもった剪定業者であれば、失敗なく的確な剪定をしてくれるでしょう。木の健康を確実に保つためには、剪定業者に任せるのは堅実な方法です。

■きれいな樹形を作れる
木の樹形を作るというのも剪定の重要な目的ですが、切ったときにはすっきりしてみえても、枝が伸びてくると余計に樹形が乱れてしまうということもあります。

木の枝の伸び方を予測して剪定をしていくのはある程度経験を重ねないと難しいしょう。経験豊かな剪定業者に依頼すれば、理想の樹形を作ってもらうことができるはずです。

■切った枝の処分もしてくれる
剪定をした後には、大量の切り枝を処分しなければなりません。ゴミ袋に入らないものは短く切らなければなりませんし、ゴミ置き場に運ぶのも量が多いと大変な作業です。多くの剪定業者は、切った後の枝も引き取って処分してくれます。業者が帰った後には、すっきりときれいになった木だけが残るのです。

業者の選び方

業者に依頼すれば剪定の手間が省けますが、その分費用がかかってしまいます。できるだけ安くおさえたいところですが、数ある剪定業者のなかから理想通りの業者を探し出すのは大変骨の折れる作業です。

そこで役に立つのが、剪定お助け隊です。剪定お助け隊には多くの剪定業者が加盟しており、そのなかから近くて費用の安い最適な業者を探してご紹介します。24時間電話で相談を受けつけていますので、お悩みやご要望をお聞かせください。相談内容に応じてぴったりの業者を無料でご紹介します。

まとめ

 

剪定ばさみの選び方は大きさや使いやすさがポイントです。使いにくいものを無理して使っていると疲れてしまいますし、けがをするおそれもあります。

また、長く使い続けるためにはメンテナンスがしやすいことも重要です。こまめにメンテナンスをおこなうことで、剪定ばさみは何十年と使い続けることができるでしょう。

剪定ばさみを使いこなせそうにない、自分で剪定するのは難しそうだと感じたら、剪定業者に任せましょう。剪定業者は適切な方法で剪定をおこない、木の健康と美しさを維持する手助けをしてくれます。

業者選びに迷ったら、ぜひ剪定お助け隊を活用してみてください。24時間無料の電話相談で要望を伝えていただけば、最適な業者を迅速に紹介します。

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