ウラジロガシの剪定は必須!お手入れ~枝葉の利用法まで総まとめ

ウラジロガシの剪定は必須!お手入れ~枝葉の利用法まで総まとめ

ウラジロガシは漢字で「裏白樫」と書き、その名前のとおり葉の裏側が白っぽい常緑の高木です。その葉はお茶として利用されることもあり、葉を採取するために庭木として育てるという方もいるのではないでしょうか。

しかし、ウラジロガシは元々山に自生する樹木なので大きく成長しやすく、高さ20m以上になるケースもあるようです。庭木として育てる場合も5m前後まで成長するため、適度な大きさに抑えられるように剪定をおこなう必要があります。

このコラムでは、ウラジロガシの剪定方法についてご紹介していきます。お庭でウラジロガシを育てるという方は参考にしてみてください。

ウラジロガシの剪定まとめ

ウラジロガシは自然樹形が比較的きれいな樹木なので、形を整えるための剪定をあまり必要としません。しかし、大きくなりやすい樹木であるため、お庭の規模によっては剪定をおこなって適度な大きさに保つ必要があります。ここでは、ウラジロガシの剪定時期や方法についてご紹介していきます。

【1】剪定時期

ウラジロガシの剪定は必須!お手入れ~枝葉の利用法まで総まとめ

秋~冬にかけて葉が落ちて休眠期に入る落葉樹は、休眠期に剪定をおこなうと木への負担を抑えられる上に、葉が落ちているので剪定がしやすくなるとされています。

しかし、一年中葉をつけているウラジロガシの場合は暖かい4~9月に剪定をおこなうのがよいです。寒い時期に剪定をおこなうと葉の数が減ってうまく光合成ができなくなり、寒さを乗り越えられなくなるため注意しましょう。

【2】剪定方法

刈り込み鋏や電動バリカンなど使って、枝葉が伸びすぎている場所を刈り込んでいきましょう。ウラジロガシは丈夫な樹木なので、適切な時期の剪定であれば多めに刈り込んでも基本的には問題ありません。また、枝葉が混み入っている場所は剪定鋏を使って透くように剪定をおこなってください。

【3】木を小さくするなら強剪定を

ウラジロガシが大きくなりすぎないようにコントロールするために必要な剪定作業ですが、すでに大きくなりすぎていて困っているという方もいるのではないでしょうか。大きくなりすぎたウラジロガシを小さくしたい場合は「強剪定」をおこなう必要があります。

強剪定とは太い枝を根元からノコギリなどで切り落として、樹木を小さくしたり大きく乱れた樹形を矯正したりできる剪定方法です。ウラジロガシは強剪定に強い樹木ですが、それでも負担がかかりやすい剪定方法なので寒い時期は避けておこなってください。

ウラジロガシの剪定は危険?

大きく成長したウラジロガシを剪定するとなると、足場が不安定な高所で枝を切り落とすことになります。枝を切っている途中にバランスを崩して落下したり、切り落とした枝が人やものにぶつかったりする危険性もあります。

そのため、樹木の剪定に慣れていない方は業者に依頼することをおすすめします。ウラジロガシのような高く成長する樹木でも、安全に素早く剪定できるプロをお探しの際は弊社にご相談ください。

ウラジロガシを元気に育てるには?

剪定で枝葉を切り落とすと、大なり小なり樹木へ負担がかかります。そのため、剪定後もウラジロガシを元気に育てるためには、日ごろの育て方に注意する必要があります。ここでは、ウラガジロの育て方について見ていきましょう。

【1】育てる環境

【1】育てる環境

ウラジロガシは丈夫な樹木なので、あまり育てる環境を選びません。しかし、日光や水はけのよい土地を好むので、なるべく日当たりと風通しがよい環境で育ててあげましょう。

【2】水やり

水はけのよい土壌を好む樹木なので、雨が降る時期は基本的に水やりをしなくても問題ありません。雨が降らない夏や冬などは、地面が乾燥しているのをしっかり確認してから水やりをおこないましょう。

【3】施肥

ウラジロガシは、栄養状態がよいと葉の色づきがよくなります。肥料を与える場合は、2月ころに根本へ油カスや腐葉土などの有機肥料を与え、9月に葉の色を確認して色が薄いようであれば化成肥料を与えましょう。

【4】病害虫対策

病害虫に強い樹木ではありますが、一切発生しないわけではありません。ウラジロガシに発生する病害虫には、次のようなものがあります。

・枝枯細菌病
葉や枝が黒く変色して壊死し、枯れてしまう病気です。この病気は感染力が強く、薬剤での防除も難しいとされています。変色している枝葉を見つけたら、感染が広まる前に早めに取りのぞきましょう。

・うどんこ病
葉がうどんこをまぶしたかのように白っぽくなる病です。ウラジロガシは、葉の裏が元々白っぽくてうどんこ病を見逃しやすいため注意しましょう。病状が進行すると、葉が光合成をおこなえなくなって枯れてしまします。自然治癒することもありますが、病気が拡大しないように白っぽくなっている葉は処分することをおすすめします。

・テッポウムシ
カミキリムシの幼虫であるテッポウムシは、樹木の中を食害する害虫です。テッポウムシに食害された場所は弱って枯れやすくなるだけでなく、強度が落ちて折れやすくなるため大変危険な存在です。樹木に穴が空いていて、その周辺に木くずが落ちていたらテッポウムシが中にいる可能性が高いため、穴に殺虫剤を噴き込んで駆除しましょう。

剪定も健康を保つ大切な作業

丈夫なウラジロガシといえど、病害虫が発生すると弱って枯れてしまうおそれがあります。病害虫は、枝葉が生い茂っていて日当たりや風通しが悪い環境で発生しやすいです。そのため、病害虫を予防してウラジロガシの健康を保つためにも剪定は大切な作業といえます。

しかし、初心者の方がウラジロガシを剪定するのは重労働になりやすい上に、ケガをする危険性も高いです。そのため、ウラジロガシの剪定はなるべくプロに依頼するようにしましょう。ウラジロガシを剪定できる業者をお探しの際は、弊社の無料相談窓口にお電話ください。

ウラジロガシの枝の利用法

庭木や生垣として利用されるウラジロガシですが、その葉に薬効があるため茶葉や入浴剤として利用されることがあります。ここでは、ウラジロガシの葉の利用法についてご紹介します。

・ウラジロガシ茶
ウラジロガシ茶にはさまざまな栄養素が含まれており、風邪や高血圧を予防する効果が期待されています。また、「抑石茶」としても扱われており、名前のとおり体内に結石ができるのを抑える効果があるとされています。

・ウラジロガシの入浴剤
入浴剤として利用することで、お湯にウラジロガシの成分が溶け出して肌トラブルや冷え性などの予防や改善に効果があるとされています。

ウラジロガシの葉を楽しむためには、剪定をしっかりして健康なウラジロガシを育てることが重要になってきます。しかし、ウラジロガシの剪定を自分でやるのはなかなか大変です。

「自分でうまくウラジロガシの剪定をやる自信がない……」という方は弊社の相談窓口にお電話ください。お客様のご要望に合わせて、剪定のプロを紹介します。ウラジロガシの剪定はプロに任せて、お気軽にお茶や入浴剤を楽しんでみてください。

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