アケビの剪定は年に2回!?夏と冬におこなう剪定方法を紹介します

アケビの剪定は年に2回!?夏と冬におこなう剪定方法を紹介します

アケビはツル性の落葉果樹で、ていねいに育てると紫色の果実を実らせます。果実はミルクと混ぜてアケビミルクを作ったり、油で揚げて天ぷらにしたりすると、より一層おいしくいただくことができます。おいしくアケビを育てるためには、適切な剪定をおこなうことが重要です。

そこで本コラムでは、アケビの剪定ポイントや甘い果実を収穫するための日ごろのお手入れ、業者に依頼するときのポイントなどをご紹介していきます。剪定方法のコツを知って、おいしいアケビを収穫していきましょう。

アケビの剪定ポイント

はじめに、アケビを剪定する際のポイントについてご紹介していきます。剪定に必要な道具や時期・やり方、季節ごとの剪定のポイントなどを見ていきましょう。

剪定に必要な道具

剪定に必要な道具

アケビの剪定をする際には基本的に、剪定バサミを使用して切っていきます。アケビのツルは非常に伸びやすいため、高い位置で剪定をすることもあるでしょう。高い位置で剪定をする場合は、大きな剪定バサミや脚立を準備しておくと安心して作業をすることができます。

剪定の時期・やり方

アケビに施す剪定は、基本的に枝透かし・切り戻し剪定をするとよいでしょう。アケビは、萌芽力が強いため非常に成長スピードが早いのが特徴です。そのため、毎年成長したツルや密集したツルは間引くように剪定していきます。そうすることで、アケビの日当たりや風通しがよくなり、健康的に成長を促進させることができるのです。

またアケビの剪定は、基本的に1年に2回おこなうのが望ましいでしょう。適切な剪定の時期は6~7月ごろの夏と、1~2月ごろの冬におこなうとよいです。詳しくは次の章で説明していきます。

夏剪定のポイント

夏は基本的に長く成長したツルを切り落とすとよいでしょう。具体的には、長く伸びた不要なツルは根元から剪定して、残すツルは摘芯(てきしん)をするとよいです。摘芯とは、ツルや茎の先をカットすることによって脇芽の成長を促進させることです。摘芯をおこなうときは、花の芽を間違えてカットしてしまわないように気をつけましょう。

冬剪定のポイント

冬になるとアケビは休眠期に突入するため、長く太くなった枝などを中心に切り戻し剪定をしていきます。また同時に、絡み合ったツルを整理するとよいでしょう。剪定や絡み合ったツルを整理するときは、つるの根元についた花芽を2~3個ほど残してください。

このようにアケビは成長が早い植物なので、1年に2回は剪定をおこなう必要があります。もし自分でできるか不安なときは、業者に依頼してみることをおすすめします。

弊社は全国のさまざまな業者と連携して、お客様に合った業者をご紹介しています。業者選びで何かお困りでしたら、ぜひ一度お電話ください。

甘い果実を実らす育て方・お手入れ

これまでアケビの基本的な剪定方法について見てきました。ここからは剪定以外の、日ごろのお手入れについてご紹介していきます。

アケビが好む環境を整える

アケビが好む環境を整える

アケビを育てるときには以下のようなお手入れが欠かせません。ひとつずつ確認していきましょう。

・栽培環境
アケビは太陽の当たる場所を好みます。そのため庭植えや鉢植えをする際は、日当たりが良好な場所で育てるとよいです。

・植える時期
アケビを植える時期は、11月から2月が望ましいでしょう。アケビは落葉樹なので、冬は休眠状態になります。休眠状態になるとアケビの根が活動しないため、この時期に植え付けても木の生命力を弱めることにならないのです。

・水やり
土の表面が乾いてきたら、水が溢れ出るくらいたっぷりと水を与えましょう。とくに、土が乾燥しやすい夏の時期は毎日水を与えるとよいです。しかし、庭植えなどで根が定着している場合は、とくに水を与える必要はありません。また冬は休眠期に入っているため、水やりはおこなわなくても構いません。

しかし、冬の時期であっても晴れの日が長く続く場合は、水やりをおこなうようにしましょう。日照りが続くと土の表面が乾燥してしまうからです。

・施肥
肥料は1年に2回与えるのが望ましいとされています。具体的には10月と2月になります。この時期に、有機肥料か速効性化成肥料を与えるとよいでしょう。適切なタイミングで肥料を与えないと、成長に影響が生じたり、きちんと果実が実らなかったりします。

病害虫対策は必須!

アケビがかかりやすい病気にはうどんこ病やすす病などがあります。一方、発生しやすい害虫としてはアブラムシやイモムシなどがいるようです。それぞれ詳しく見ていきましょう。

・うどんこ病
うどんこ病は、5~11月に発生し、うどんの粉のような白い斑点が葉に見られる病気です。とくにアケビの果実に発生するとおいしい果実にならない場合があるので注意が必要です。

・すす病
すす病は1年をとおして発生しやすい病気で、葉や果実に黒いすすのような斑点が見られます。すす病にかかってしまうと、植物の生育にも悪影響が生じるため、発見したらすぐに除去するようにしましょう。

・アブラムシ
体長3mm程度のアブラムシは、おもに春から夏ごろにかけて発生する害虫です。アブラムシの排泄物がすす病を誘発するため、放置しておくと葉に黒い斑点が見られることがあるでしょう。そのため、アブラムシを発見した場合は、すぐに除去しなければなりません。

・イモムシ
1年をとおして発生するイモムシは、葉や果実を食べる特徴があります。そのため、植物の見た目が悪くなったり、成長に悪影響を与えてしまったりすることがあるのです。アケビの葉や果実にイモムシを見つけたときは、すぐに取り払ってしまいましょう。

おいしい果実を実らすには?

アケビをきれいに育てておいしい果実を実らせるためには、摘果や人工授粉をおこなうとよいでしょう。それぞれ詳しく確認していきましょう。

・摘果
摘果とは、果実を間引きする作業のことをいいます。1ヶ所に多くの果実がなっているところは2~3つほど実を残して、ほかの実は摘み取ります。摘果をおこなうことで、残った果実に栄養が行き渡り、おいしい果実を収穫することができるのです。

・人工授粉
アケビは1種類で育てると果実が実りにくいといった性質があります。より多くの果実を実らせるためには、ごく近い位置に異なる2種類のアケビを植えて育てるとよいです。そうすると自ら受粉してくれます。

また、実をつける方法として人工授粉があります。人工授粉のやり方は、雄花が咲いたらメイクブラシなどで花粉をとり、その花粉は雌花が咲いたタイミングでつけるとよいです。人工授粉をおこなうことで、おいしいアケビの果実を実らせることができます。

このように、アケビをおいしく育てるためには、剪定以外にも日々のお手入れが重要となってきます。現在アケビを育てていて、お手入れが大変と感じている方は業者に相談してみるとよいでしょう。

弊社は24時間365日いつでも電話対応をおこなっております。お悩みを抱えている方は、ぜひお電話をしてみてください。

剪定は難しい?業者へ依頼もひとつの手段

ここまで、アケビを育てる際のおもなお手入れについてみてきました。ここでは業者に依頼することで得られるメリットや具体的な料金、業者を選ぶ際のポイントなどについてご紹介していきます。

業者へ依頼をすると失敗の心配が要らない

業者へ依頼をすると失敗の心配が要らない

もしも「アケビの剪定が難しい…」と感じている方がいれば、ぜひ業者に依頼してみることをおすすめします。業者に相談することで、剪定による失敗の心配がなくなり、おいしいアケビの果実を実らせるためのアドバイスなどをもらうことができます。

また、業者に依頼することで、自分でおこなうよりも短時間で終わらせることができます。自分でおこなう手間や時間を節約することができるのは、大きなメリットといえるでしょう。

アケビの剪定はいくらぐらいかかるの?

アケビを剪定する際の費用相場は、アケビの大きさや種類などで変わってきますが、1本3,000~10,000円ほどとなっています。弊社ではリーズナブルでシンプルな料金プランを紹介しています。見積り金額から追加料金は発生しませんので、お気軽にお問い合わせください。

こんな業者がおすすめ

剪定の業者を選ぶ際は、以下のような点に着目するとよいでしょう。

  • 見積り金額がはっきりしている
  • スタッフの対応がよい
  • いつでも受付対応をおこなっている
  • お客様の満足度が高い

弊社では、アケビなどの庭木をはじめとして、さまざまな木でもプロが対応します。弊社と連携している全国の業者から、お客様に適した業者をすぐに現地に手配したします。

また、無料で現地調査をしており、見積りの後に追加で料金を請求することは一切ありませんのでご安心ください。弊社は、24時間365日いつでも電話対応をおこなっていますので、まずはお気軽にお電話をお待ちしております。

剪定1本から剪定します!剪定後の処理もいたします!見積もり後のキャンセル可能!24時間365日、日本全対応!

無料通話0800-805-5728

メールで無料相談

各種クレジットカードOK、調査見積もり無料