ブラックベリーの剪定方法を解説!収穫までのお手入れ・増やしかたも

ブラックベリーの剪定方法を解説!収穫までのお手入れ・増やしかたも

ブラックベリーは名前のとおり、黒い実をつけるバラ科の植物です。この黒い実は食べることが可能で、そのまま食べられたりジャムに加工されたりします。また、肥料や水やりを頻繁にする必要もないため、お庭で栽培される方が多いです。

初心者でも育てやすいブラックベリーですが、剪定をする際は注意が必要です。誤った剪定をすると翌年ブラックベリーの実がつかなくなってしまうおそれがあります。そこで、このコラムではブラックベリーの剪定方法についてご紹介していきます。正しい剪定をおこなって、ブラックベリーの実を楽しみましょう。

ブラックベリーの剪定方法

ブラックベリーは比較的病害虫が発生しにくい植物ですが、枝葉が茂っていると病害虫が発生するリスクが高まります。そのため、枝葉を適度に切り落として風通しや日当たりをよくする剪定は病害虫予防に欠かせない作業のひとつです。

しかし、ブラックベリーの剪定はただ枝葉を切ればよいという訳ではありません。むやみに枝を切ると、翌年実を楽しめなくなってしまうおそれがあります。ここではブラックベリーの剪定方法を紹介していくので、剪定をおこなう際の参考にしてみてください。

ブラックベリーはいつ剪定すればよい?

ブラックベリーはいつ剪定すればよい?

ブラックベリーの剪定は、夏と冬の年2回おこなう必要があります。時期ごとに剪定する枝が異なるので注意しましょう。

・前年の枝(夏)
ブラックベリーは、前年に生えた枝にしか実をつけません。そのため、今年生えた枝を剪定してしまうと翌年実をつけなくなってしまうのです。一方で、今年実をつけた枝は自然に枯れます。

この点を踏まえて翌年実を楽しみたい場合は、今年実を収穫し終えた枝を剪定バサミなどで切り落とすようにしましょう。こうすることによって、剪定する枝を間違えて実がつかなくなってしまうリスクを減らすことができます。ブラックベリーの実を収穫できるのは6~8月ころなので、この収穫期のあとが剪定に適した時期となります。

・今年の枝(冬)
今年伸びた枝に翌年実をつけるという性質上「今年の枝はすべて残しておいたほうがよい」と考える方もいるかもしれません。しかし、枝の数が多すぎると風通しや日当たりが悪くなって病害虫が発生しやすくなるだけでなく、栄養が分散して実のつきが悪くなってしまいます。そのため、今年伸びた枝もある程度の剪定をおこなう必要があります。

今年伸びた枝を剪定するのは、ブラックベリーに負担のかかりにくい12~2月ころがおすすめです。この時期に剪定バサミを使いながら、密集している枝を透いたり長くなりすぎた枝の長さを整えたりしましょう。また、細い枝や弱り気味の枝などは根元から切り落としてください。

剪定は業者に頼むべき?

ブラックベリーは剪定のタイミングが年に2回もある上に、それぞれ剪定する枝も異なるため面倒くさいと思う方もいるかもしれません。また、剪定する枝を間違えると実がつかなくなってしまうおそれがあります。そのため「ブラックベリーの剪定が面倒」「うまく剪定する自信がない」という方は、業者に剪定を依頼するのもひとつの手です。

業者に依頼すれば、剪定する枝を間違えることなく翌年もブラックベリーの実を楽しむことができます。また、病害虫が発生している場合は早期に発見して対処をしてもらうことも可能です。

ブラックベリーを剪定してくれる業者をお探しの際は、弊社にご相談ください。弊社ではお客様のご要望に合わせて、剪定のプロをご紹介していきます。相談窓口は無料でご利用できるため、お気軽にお電話ください。

おいしい実を収穫するための育て方

せっかく実をつけるのであれば、その実を楽しみたいですよね。そこで、ここではおいしいブラックベリーの実を収穫するための育て方についてご紹介していきます。

普段のお手入れをしっかりする

普段のお手入れをしっかりする

基本的にどの果実にもいえますが、おいしい果実を収穫する上で普段のお手入れは重要なポイントです。ブラックベリーの肥料やりや水やりは、地植えか鉢植えかによって若干異なります。

地植えの場合は、植え付けの直後でない限りは肥料や水はあまり必要ありません。逆に肥料や水を与えすぎると、実のつきが悪くなったり根腐れをおこしたりするおそれがあります。水は夏場に地面が乾いたら、肥料は花が咲く6月と実の収穫が終わる9月ころに与えましょう。

一方で鉢植えの場合は、地植えの場合より多めに肥料や水やりをする必要があります。肥料は2月/6月/9月ころに一回ずつ与えてください。水は鉢植えの土が乾燥してきたらたっぷり与えましょう。

適度に摘果をする

ブラックベリーはあまり手間をかけなくても、たくさんの実をつけます。枝にたくさんの実がなっているのを見ると、嬉しく感じるかもしれません。

しかし、実の数が多すぎると栄養が分散して味が落ちてしまいやすいです。そのため、おいしい実を収穫したい場合は、摘果をおこなって実の数を調整することをおすすめします。

摘果とは、小さいうちの実を間引く作業のことです。実を間引いて数を調整することによって、栄養がいきわたりやすくなります。とくに、ブラックベリーを生食する場合は摘果をしておくと味がよくなるだけでなく、ぷっくらと膨らんだ粒がきれいに揃うのでよい舌ざわりを楽しめるようになります。

実のつく位置を調整する

ブラックベリーは、日当たりがよい場所に実を多くつけます。そのため、枝の伸びる方向をワイヤーやヒモで誘導すれば実がつく場所をある程度コントロールすることができます。

枝を誘導する場合は、地面から1m前後の位置に誘導しましょう。これにより実を収穫しやすくなる上に、低い位置に実がついて地面に触れたり泥が跳ねたりしてダメになることを防ぐことができます。

収穫は完熟を待つ

ブラックベリーは多少酸味のある果物ですが、完熟前のものは酸味が強くあまりおいしくないと感じるケースがあります。しっかりと完熟しているブラックベリーを軽く力を入れるだけで簡単に摘むことができます。

逆に、引っ張らないと取れない実は完熟ではないため、酸味が強い可能性が高いです。おいしい実を食べたいのであれば、必ず完熟しているブラックベリーを収穫するようにしましょう。

業者に剪定を依頼しておいしい実を収穫しましょう!

おいしいブラックベリーを収穫する上で、剪定は欠かせない作業です。剪定をしっかりしておかないと、病害虫が発生して実が台無しになってしまいかねません。しかし、初心者の方が正しい剪定をおこなったり、病害虫を早期発見したりするのはなかなか難しいです。

「毎年成るブラックベリーの実がおいしくない」「初めてブラックベリーを育てる」という方は、業者にブラックベリーの剪定を依頼してみてはいかがでしょうか。プロの力を借りれば、おいしいブラックベリーが収穫できるかもしれません。剪定のプロをお探しの際は、弊社にお電話ください。

収穫量アップ!ブラックベリーの増やしかた

収穫量アップ!ブラックベリーの増やしかた

どうせ育てるなら、たくさん実を収穫したいという方もいるのではないでしょうか。そこで、ここではブラックベリーを増やす方法についてご紹介していきます。ブラックベリーを増やして、実の収穫量を増やしていきましょう。

・種まき
種をまいて数を増やすオーソドックスな方法です。ブラックベリーの種は、夏についた実を収穫せずに冬まで乾燥させれば採ることができます。ブラックベリーの種はある程度あたたかくないと発芽しないため、種まきは春以降におこないましょう。

・挿し木
挿し木とは、切り落とした枝を直接地面に植えて根付かせる栽培方法です。ブラックベリーの枝を10~15cmほどのサイズで切り落とし、根が出るまで切り口を水につけておきましょう。その後、根が出始めたら地面に植えてください。挿し木は、6~7月ころにおこなうのがよいです。

・株分け
株分けとは地面から株を引き抜いて、根をナイフなどで切って分けたあとにそれぞれの株を別々に植える栽培方法です。株が小さいとそのまま枯れてしまうおそれがあるため、ブラックベリーがある程度大きくなってからおこなうようにしましょう。株分けは、12~2月におこなうと、ブラックベリーへの負担を抑えやすいです。

ブラックベリーを増やすと収穫量は増えますが、その分お手入れの量も増えます。ブラックベリーは年に2回剪定をおこなう必要があるため、株が増えると剪定回数も倍々に増えていってかなり大変です。しかし、剪定を怠ると実がつかなくなったり、病害虫が発生して枯れたりしてしまうおそれがあります。

自分でブラックベリーの剪定をするのが難しいと感じた場合は、業者に剪定を依頼しましょう。弊社にご相談いただければ、数多くある加盟店の中からお客様のご要望に合わせた剪定のプロをご紹介します。業者に剪定を依頼して、ブラックベリーの実を楽しんでください。

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