シャクナゲの剪定と育て方|基本の方法と植え替え・増やし方も紹介中

花木として人気のあるシャクナゲは、正しいお手入れ方法を知らなければ育てるのが難しい面があります。適切なお手入れをしていないと花が咲かなかったり、枯れてしまったりすることもあるのです。

このコラムでは、シャクナゲを育てるのに適した環境、日ごろのお手入れ方法を解説します。花を咲かせるために必要なシャクナゲの剪定方法もご紹介しますので、シャクナゲを育て、花を楽しみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

シャクナゲの育て方ー環境・水やり・肥料ー

シャクナゲを元気に育てるには、適切な環境を整え、こまめにお手入れをしてあげることが大切です。まずはシャクナゲの特徴と、基本的なお手入れ方法をみていきましょう。

シャクナゲとはどんな花?

シャクナゲとはどんな花?

シャクナゲはツツジ科の常緑樹です。世界に300ほどの種類があり、3mほどの低木もあれば、10mほどまで成長する高木もあります。低木のものは育てやすく、庭に植える木として人気です。

4月~5月ごろには、ツツジによく似た花が枝先に集まって咲きます。花の色は品種によって赤や白、ピンク、紫、黄色、オレンジと非常に豊富です。その花の姿が豪華で華やかなことから、花木の女王と呼ばれています。

シャクナゲの年間スケジュール

樹木の状態は季節によって変わるので、それに応じたお手入れが必要です。シャクナゲの1年間の様子と、必要なお手入れを見てみましょう。

・春
シャクナゲは春になると成長期に入り、活動が活発になります。植えつけは体力のある成長期の前半、3月~4月ごろが最適です。4月~5月ごろには開花期を迎え、豪華な花を楽しむことができます。シャクナゲの剪定は、花が咲き終わったころにおこなうのがよいでしょう。

・夏
成長期を終えた夏のシャクナゲは疲れ切っている状態です。この時期に強い日差しが当たり続けると、シャクナゲは弱ってしまいます。鉢植えの場合は明るめの日陰など、涼しい場所に移動させます。庭植えで移動できない場合には、遮光ネットなどを使って直射日光が当たらないようにしましょう。夏に土が乾いている場合には水やりが必要です。

・秋
気温が下がりはじめると、体力を回復したシャクナゲは再び活動をはじめます。比較的暖かい地域であれば、9月~10月ごろにも植え替えをすることができます。植え替えと同時に肥料も土に混ぜて与えておくと、寒い冬に向けて体力を蓄えることができるでしょう。

・冬
本格的な冬になると、シャクナゲは休眠期に入ります。シャクナゲは寒さには強い樹木ですが、寒冷地では北風や霜で弱ってしまうこともあります。鉢植えであれば室内か、風をしのげる暖かい場所に移動させましょう。庭植の場合は霜よけカバーなどをかぶせて保護しておきます。

シャクナゲの適した環境

ヒマラヤ山脈などの高山地帯で自生するシャクナゲは、寒さに強く暑さには弱い傾向です。そのため、午後には日陰になる半日陰で管理するのが最適です。

多湿を嫌いますが、根が細くて水を吸い上げる力が弱いため極端な乾燥も苦手です。水はけと水もちのバランスがよい土壌に植える必要があります。シャクナゲ用に配合された土がホームセンターなどで販売されていることあるので、それを使うとよいでしょう。

水やりと肥料はいつするの?

夏場は頻繁に水やりが必要です。ただし、気温が高い日中に水やりをするとすぐに乾いてしまい、蒸発した水蒸気で枝葉が蒸れて弱ってしまうことがあります。比較的涼しい早朝や夕方に、1日2回ほど水やりをしましょう。夏以外の季節は基本的に雨だけで十分ですが、極端に土が乾燥しているようなら水やりをします。

肥料は4月~7月の花が咲き終わったころ、成長期が終わった9月~10月、休眠期の1月~2月ごろが与えるのに適した時期です。ただし、肥料は与えすぎるとかえって根が傷んだり、花が枯れるのが早まったりすることがあります。生育に問題がなければ肥料は控え、与えるとしたら効き目の穏やかな有機肥料や緩効性の化成肥料を少量にしておきましょう。

病気と害虫に気をつけよう

シャクナゲがかかることが多い病気には、葉がうどん粉をまぶしたように白くなるうどんこ病や、葉に斑点ができる褐斑病(かっぱんびょう)などがあります。どちらもカビが原因で、そのままにしておくと葉が枯れ落ち、さらに感染が広がってしまいます。病気に侵された葉や枝はつけ根から切り落としましょう。

害虫ではアブラムシやハダニなどがよく発生し、葉から養分を吸い取ってしまいます。ついていた場合には園芸用の殺虫剤などで早めに駆除しましょう。水やりの際にはシャワーで葉に水をかけると、害虫をある程度予防することができます。

シャクナゲの植え替えと増やし方

鉢植えのシャクナゲに水やりをしたとき、土に水がなかなか染み込んでいかない場合には、根が鉢のなかいっぱいに広がって根詰まりを起こしているおそれがあります。ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。シャクナゲの植え替えは、成長期前半の3月~4月ごろ、成長期後の9月~10月ごろにおこないます。

シャクナゲを鉢から引き抜いて根についた土を3分の1ほど落として根をほぐし、底石と土を入れた新しい鉢に植え、上から土をかぶせて水やりをします。植え替え後1週間ほどは、日陰に置いておきましょう。

シャクナゲは、挿し木で増やすことができます。挿し木は切り取った枝から根を出させて増やす方法です。挿し木をする時期は、気候が穏やかな6月か9月ごろが最適です。芽のついた枝を7cm~8cmの長さに切り取り、3時間ほど水に漬けておきます。鉢に土を入れて枝を刺し、水やりをして日陰に置いておきましょう。

庭木のシャクナゲが乱れていませんか?

庭木のシャクナゲが乱れていませんか?

シャクナゲの枝が極端に伸びると、樹形が乱れることがあります。樹形を整え、来年も花を咲かせるためにも剪定が重要です。シャクナゲの剪定が自分ではできない場合には、剪定業者を利用するのがよいでしょう。

剪定業者は、シャクナゲの美しさと健康を維持する適切な剪定をしてくれます。業者を探すのが面倒だという場合には、弊社にご相談ください。経験豊富な剪定業者を無料でご紹介します。

シャクナゲの剪定方法ー花がら摘みと芽かきー

シャクナゲでは、枝を切る剪定はあまりしません。剪定で古い枝を切ると切ったところから新しい枝が生えてきますが、シャクナゲの場合は古い枝からは新しい枝が出にくいのです。枝を切ると弱ってしまうこともありますので、枯れた枝などがあれば取り除く程度にしておきましょう。シャクナゲの剪定は、花がら摘みと芽かきという方法でおこないます。

花がら摘み

花がら摘み

シャクナゲの花は咲き終わっても自然に落ちることがありません。そのため、花は摘み取らなければ枝についたままになってしまいます。咲き終わった花をつけたままにしておくとその花に余計な養分を取られ、次の年の花つきが悪くなるのです。また、枯れた花が腐って病害虫の原因になることもあります。咲き終わった花はなるべく早めに摘み取りましょう。

シャクナゲの花は枝の先に房状につき、ひと房の花は根元の子房という膨らんだ部分でつながっています。花1本だけ摘む場合には子房の上で、房全体を摘むときは子房の下から、ハサミや手で摘み取りましょう。子房は種になる部分ですので、ここを残しておくと養分を取られてしまいます。

芽かき

シャクナゲの樹形を整えたいときや、枝数を増やしたいというときには、芽かきをおこないます。芽かきとは、枝の新芽を摘み取ることです。シャクナゲの枝は上に伸び続ける特徴がありますので、新芽を摘み取ることで背が伸びすぎるのを防ぎます。上に伸びることができなくなった枝は横に複数の新しい芽をつけるので、枝数を増やす効果もあるのです。

芽かきは新芽が出て間もなくおこなうことで、わき芽が出やすくなります。芽が出るのは4月~7月ごろで、花が咲き終わるのと同じくらいの時期ですので、花がら摘みと同時におこなうのがよいでしょう。

シャクナゲ剪定が初めてで不安?

大きく枝を切るような剪定は必要ないシャクナゲですが、その分花がら摘みや芽かきといった細かな剪定が重要です。剪定が初めてで、うまくできるか不安だという場合には、剪定業者に任せるのもひとつの解決策でしょう。プロの作業を一度見せてもらえば、今後の参考になるはずです。

剪定業者を探す際には、弊社にご相談ください。多くの加盟業者のなかからご要望に応じて、シャクナゲの剪定に詳しい業者を紹介することができます。いくつもの業者を調べる手間が大幅に省けますので、ぜひ活用してみてください。

花が咲かない?枯れた?対処法

シャクナゲを育てていくなかで、花が咲かなかったり、枯れてきてしまったりというトラブルが発生することもあるでしょう。そんな場合の原因と対処法についてみていきます。

花が咲かないけどどうして?

花が咲かないけどどうして?

シャクナゲの花が咲かない原因はいくつかあります。それぞれ対策をみていきましょう。

・前の年に花を咲かせすぎた
シャクナゲは隔年開花といって、多くの花を咲かせた次の年にはあまり花が咲かないという性質があります。これはシャクナゲの自然な現象ですので、とくにトラブルというわけではありません。花が咲く前に蕾をある程度摘み取って花の数を調整することで、毎年バランスよく花を咲かせることが可能です。

・栄養不足
土壌に栄養が足りなかったり、水が切れていたりすると花が咲かせる体力がなくなることがあります。また、鉢植えの場合は根詰まりを起こして、十分に栄養を吸収できていないことも考えられます。適切に肥料と水を与え、鉢植えの場合は2年に1度は植え替えをすることで体力を取り戻させましょう。

・病害虫に侵されている
病気にかかったり害虫が発生していたりすると、花が咲かなかったりすぐに枯れてしまったりします。殺虫剤や殺菌剤を使って害虫や病原菌を駆除し、感染を食い止めるために枯れてしまった花や枝は剪定をして取り除いておきましょう。

枯れてきた!

シャクナゲは夏の直射日光に長時間さらされると、葉焼けを起こして枯れてしまうことがあります。鉢植えであれば夏場は日陰に移動させましょう。庭植の場合は半日陰の場所を選んで植えるか、遮光ネットなどを使って日が当たりすぎないように注意が必要です。

枯れてしまった葉はもう元には戻りませんので、切り取ってしまいましょう。放置しておくと被害が広がり、やがて木全体が枯れてしまうこともあります。

剪定お助け隊はいつでもご相談受付中!

シャクナゲを元気に育て、きれいな花を咲かせるには、剪定などのこまめなお手入れが欠かせません。しかしシャクナゲの剪定には時期や方法など、気をつけなければならないポイントがたくさんあり、初心者には難しいことも多いでしょう。

自分では失敗してしまいそうだという場合には、剪定業者に任せるのが確実な方法です。剪定お助け隊には全国の剪定業者が加盟しています。24時間無料の電話相談でご要望を聞かせていただけば、そのなかからご相談内容にふさわしい業者を厳選してご紹介します。さまざまな業者が加盟していますので、あらゆる樹木の剪定に対応できるのです。

剪定業者を探してサービス内容や料金をひとつずつチェックするのは大変ですが、剪定お助け隊を利用すればその手間を大幅に省くことができます。相談や紹介、見積りは無料で、見積りを見てからキャンセルも可能です。剪定業者をお探しの際には、ぜひ剪定お助け隊にご相談ください。

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