ニオイヒバの剪定いつどうする?お手入れは?ヒバの魅力再発見!

ニオイヒバの剪定いつどうする?お手入れは?ヒバの魅力再発見!

ニオイヒバは剪定せずに放置していた場合、高さ15メートルに達することがあります。そのため、放置し続けたら大きくなりすぎてしまい、手がつけられなくなるおそれもあるのです。ニオイヒバは適度な剪定を必要とし、年2回の剪定をおこなうことが大切です。

そこで今回は、ニオイヒバをコンパクトに維持して育てるための剪定方法と、普段のお手入れ方法を解説していきます。さらにニオイヒバに発生する害虫についてもあわせて触れていきます。ぜひ本記事を読んでいただき、ニオイヒバの育成に役立ててください。

ニオイヒバの剪定【いつどうやるの?】

ニオイヒバには適切な剪定が必要です。ここでは、ニオイヒバの剪定時期や剪定の方法について触れていきます。また、ニオイヒバを小さく育てるため、大きくなったので小さくしたいという方向けに「芯止め」についても紹介していきます。

ヒバの剪定は年2回

ニオイヒバの剪定いつどうする?お手入れは?ヒバの魅力再発見!

ニオイヒバの剪定は年2回おこないます。具体的には、真夏や真冬の極端な気候を除いた3月~10月までが剪定できる期間となっています。

ニオイヒバの成長期は5月~6月の梅雨の時期、9月~10月の秋頃とされていて、梅雨の時期と秋頃にニオイヒバは芽を付け始めます。成長期に合わせた剪定を2回おこない、新芽を切り落とすことで、効率よく樹高を抑えることができるのです。

剪定をおこなわずに放置してしまうと、樹高を抑えて育てることはできません。そのため、コンパクトな形にニオイヒバを育てたい場合は、年に2回の剪定をおこなう必要があるのです。そこまで大きさにこだわらないというのであれば、剪定は年に1回でも問題ありません。

ヒバを剪定してみよう

おもに枝木の密集が見受けられる箇所を剪定していき、枝木の量を適度に減らすことで、木全体の形をコンパクトに仕上げてきます。その際は、太い枝木や不要に伸びた長い枝を切り落としていくようにします。

透かすように剪定することで枝木や葉の全体のボリュームが均一化し、ニオイヒバは健康に育つことができるのです。なぜなら、目立った太い枝木や長い枝は、ほかの枝より木の養分を吸収しています。そのため、そのままにしておくとほかの枝木がうまく成長できずに枯れてしまうことになるのです。

また、太い枝木の密集は通気性をさげ空気の通りを悪くして、枯れる原因になってしまうのです。また、通気性の悪さは必要以上に湿度を高めてしまい、害虫発生のリスクも高まります。

剪定する量の目安として、樹木を挟んで、木の内側から反対側が透けて見える程度剪定するとよいとされています。

小さく育てるなら「芯止め」を!

樹高も15メートル程度と高くなりがちなニオイヒバですが、芯止めという剪定方法をおこなうことで、幹全体の高さを調節し、小さく育てることが可能です。ニオイヒバをどの程度の高さに抑えておきたいのか、あらかじめ決めておき、芯止めをおこなうとよいでしょう。

芯止めは、木のもっとも高い位置にあたる幹を切り落とすことです。木の頂上の幹を切り落とすことで、切り口からは、新たに枝や葉が生えてきます。新しい枝や葉は、ニオイヒバの天井にあたる部分を形作っていくのです。

天井部分は樹冠とよばれ、木のもっとも高い位置にある枝木や葉でできる層となっています。芯止めをおこなうと新しい樹冠ができるのですが、木は樹冠より上に伸びることがありません。芯止めとは、この特性を活かしうまく木の高さを調節する剪定方法なのです。

ただし、自分で芯止めをおこなう際は、木のもっとも高い位置にある幹を切り落とす必要があり、高所での剪定作業となってしまいます。慣れない高所での剪定作業では、脚立などから転落しないよう十分注意が必要でしょう。

また、頂上部分の幹は、低い位置にある枝木よりも太く成長しているため、簡単に切り落とすことはむずかしいようです。もしも、自分での剪定作業に少しでも不安がある方は、プロに依頼されることをおすすめします。プロであれば、豊富な経験と知識で安全な剪定作業をおこなうことができるのです。

弊社では、24時間365日お電話を受け付けております。疑問や不安に感じたことがあれば、お気軽にご相談下さい。お客様に合った適切な業者を紹介することができます。

ニオイヒバの健康維持には【お手入れ】も大切

ニオイヒバを健康に育てていくためには、適切な時期に剪定をおこなう必要があります。しかし、健康の維持にはニオイヒバの剪定だけでなく普段のお手入れも重要なポイントとなるのです。

そこで、健康の維持に欠かせない枯葉の除去、芽摘み、水やり、肥料についてなど、ニオイヒバの普段のお手入れ方法を解説していきます。

【1】枯れ葉の除去

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褐色して変色している葉は取り除く必要があります。ニオイヒバにできた、枯れた葉は、美観を損ねるだけでなく、病気や害虫の発生リスクを高めてしまうためです。枯れ葉は、手で簡単に取り除くこともできますが、高い位置にある枯れ葉は、ホウキなどで軽く幹を叩くことで、落とすことが可能です。

【2】芽摘み

芽摘みという、ニオイヒバについた新芽を取り除く作業をおこなっていきます。芽摘みをおこなわず放置していた場合は、新芽から伸びた枝が混み合った枝木をつくる原因となってしまいます。

芽摘みをおこなうことで、不要な枝を伸ばすことが防ぐことができ、樹形全体をコンパクトに収めることが可能なのです。

【3】水やり

基本的には、土が乾いていたら水やりをおこなうサインとなります。水分の不足はニオイヒバが枯れてしまうおそれもあるため、土が乾きやすい夏は特に注意が必要です。

ただし、ニオイヒバは植え付けてから2年間は水やりを必要としますが、2年以上植え付けから経過していた場合、水やりをあまり必要としません。なぜなら、2年の経過によりニオイヒバの根がしっかりと土壌内に定着していることで、自然の雨だけでも水分量を十分確保できるからです。

根の定着が起こるまでは、水分を不足しやすいため、たっぷりと水やりをおこなう必要があります。

【4】施肥

ニオイヒバの健康維持のため、肥料やりは有効なお手入れ方法となります。施肥の時期は2月頃で、寒肥としておこないます。

寒肥とは、木の根が休んでいる休眠の時期に与える肥料のことです。2月頃、ニオイヒバは休眠の時期に入っています。植物の根は休眠の状態であれば、外の影響を受けにくいとされています。

そのため、休眠の時期に土を掘り返し肥料を混ぜ合わせることで、なるべく根に負担をかけないようにしているのです。また、緩効性肥料は効き目が緩やかであり、2月に混ぜた肥料は春頃に効果を発揮します。これにより、春につく新芽の成長を促すことも期待できます。

【5】病害虫対策:ミノムシ注意!

ニオイヒバは、基本的には病気の心配はあまりありません。しかし、害虫のミノムシには注意が必要です。なぜなら、幼虫のミノムシはニオイヒバの葉を食べてしまうためです。ミノムシの幼虫は、春頃と夏頃に発生しやすく、秋ごろにミノをつくって冬を越す準備をしています。

枯れた枝木や葉に、生息しやすいため、ミノムシ対策には、普段の剪定がとても大切なのです。もしも、定期的にニオイヒバの剪定の時間がとれない方は、業者に依頼することをおすすめします。

業者であれば、適切な剪定方法で、ニオイヒバを害虫から予防してくれます。また、こまめな剪定作業は、うつくしい樹形を保つことにもつながるでしょう。

弊社であれば、お見積りは無料でおこなっております。定期的な剪定作業にかかる費用を一度確認されてみてはいかがでしょうか。お客様に、作業内容とお見積り費用にきちんと納得していただいたのち、作業にとりかかります。

手間はかかるけど......ヒバの魅力を再発見!

ニオイヒバは、剪定やお手入れ方法を知ると意外と手間がかかると感じてしまうものです。意外と育成が大変に感じる方も多いのではないでしょうか。しかし、多少の環境の悪さをものともしない生命力の強さやアロマに使われるほどの香りのよさなど、ニオイヒバにしかない魅力が存在するのです。

ニオイヒバの魅力

ニオイヒバの剪定いつどうする?お手入れは?ヒバの魅力再発見!

ニオイヒバには、おもに3つの魅力があります。ここでは、そんなニオイヒバの魅力について触れていきたいと思います。

・生命力の高さ
ニオイヒバの魅力のひとつに生命力の高さがあげられます。基本的に枯れにくく、病気にも強いという特徴をもっています。そのため、庭木を初めて育てるとう方にもとてもおすすめの植物です。

・病害虫への強さ
一般的に香りの強い植物は、病気に強いとされていて、ニオイヒバもその一種です。害虫のミノムシには注意が必要ですが、こまめな剪定をおこなえば元気に育てることが可能でしょう。

・香りのよさ(アロマなどリラクゼーション商品に用いられることも)
ニオイヒバのさわやかな香りは特徴的で、細くやわらかみのある葉からは、実際に森にいるかのような香りが楽しめます。さわやかな香りには、張り詰めた気持ちをほぐし、心を落ち着かせる効果があるとされています。

果実をつぶしたり蒸留したりしてとれる精油は、ハーブオイルとしても利用されることもありリラクゼーション商品に用いられることもあるほどです。

自分だけで育てることは大変なことも多い

基本的には、育てやすいニオイヒバですが、樹高も高くなりなりやすく放置してしまうと手がつけられなくなる恐れもあります。そのため、定期的な剪定をおこない樹形をコンパクトに維持することがとても大切です。

また、こまめな剪定はニオイヒバの健康を維持することにも役立ち、ミノムシなど害虫対策にもつながるでしょう。普段からのお手入れなしでは、うつくしいニオイヒバを楽しむことはむずかしいかもしれません。

自分に時間はないがニオイヒバを育てたい、大きくなりすぎて手に負えないという方は、プロに手を借りることをおすすめします。業者であれば、大きくなってしまったニオイヒバでも、適切な方法で小さくすることも可能です。また、健康的に育てるための剪定も適切におこなうことができるでしょう。

弊社であれば、「時間がとれない」「自分では解決できない」そんなお客様の悩みを解決できる業者を紹介することができます。まずはお気軽にご相談ください。ニオイヒバをうつくしく健康に育てるためのお役に立てていただけたら幸いです。

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