モッコウバラを剪定してたくさんの花を咲かせよう!剪定方法をご紹介

モッコウバラを剪定してたくさんの花を咲かせよう!剪定方法をご紹介

モッコウバラは4月中旬から5月ごろにかけて、黄色い小ぶりな花をたくさんつけるつるバラの一種です。モッコウバラは一重咲きや八重咲きなどの種類があり、いずれも年に1回だけ花をつける一季咲きです。モッコウバラの開花時期になると、民家の庭先でも華やかな姿をよく見かけることが多いでしょう。

モッコウバラはバラの仲間の中でも比較的育てやすいとされていますが、適度に剪定をしないとのび放題になってしまうこともあります。また、花をたくさん咲かせたい場合にも、適度な剪定が必要になってきます。

今回のコラムでは、モッコウバラの剪定のタイミングや、注意点をはじめ、見た目が美しい仕立て方についても紹介していきます。モッコウバラの剪定方法がわからない人や、モッコウバラがのび放題になって困っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

モッコウバラの剪定時期には注意が必要

モッコウバラの花をたくさん咲かせるためには、剪定の時期に注意することが大切です。ここでは、モッコウバラの剪定時期について詳しく紹介します。

モッコウバラの剪定は夏前にしよう

モッコウバラを剪定してたくさんの花を咲かせよう!剪定方法をご紹介

モッコウバラは、他のバラよりも開花時期が早く、4月中旬ごろから5月ごろにかけて黄色い花をたくさん咲かせます。そして、8月半ばから9月ごろにかけて、翌年の花芽がつきます。

そのため、モッコウバラの剪定は花芽が育ちはじめる夏までに終わらせることがポイントです。具体的には、7月上旬までには剪定しておくとよいでしょう。

モッコウバラを剪定するタイミングが遅れると、せっかくついた花芽を切り落としてしまうかもしれません。翌年もきれいな花を咲かせたい場合は、モッコウバラの剪定のタイミングに注意してみてください。

基本的に冬の剪定は不要

モッコウバラは基本的に冬に剪定する必要はありません。ただし、夏剪定がうまくいかなかった場合や、枝の勢いがなくなってきたときには冬剪定をしてもよいとされています。

枝の勢いがなくなってきた場合は、古い枝を切って新しい枝が出るのを促進します。しかし、冬に剪定をおこなうと、初秋についた花芽を落とすことになるので、次の春に咲く花が減ってしまうリスクもあります。

基本的にはモッコウバラの剪定は夏前に終わらせておくのがよいですが、場合によっては冬の剪定をすることもあるので、覚えておくことをおすすめします。自宅のモッコウバラの冬剪定が必要かどうかは、業者に相談してみてもよいでしょう。

夏がくる前に業者に剪定してもらおう

モッコウバラは生長がはやく、どんどん枝をのばす植物です。そのため、自分で剪定しようと思っても、作業が追いつかないかもしれません。

また、モッコウバラの剪定に慣れていないと、切るべき枝を見わけるのが難しいと感じることもあるでしょう。そのような場合は、剪定業者に任せるのがおすすめです。

モッコウバラの剪定を業者に依頼すると、費用はかかりますが、時間や手間を省くことが可能です。また、剪定の実績がある業者なら、きれいに仕上げてくれることでしょう。モッコウバラは他のバラよりもはやい時期に花芽がつくため、夏がくる前に業者に剪定をお願いすると安心です。

モッコウバラの剪定方法と注意点

ここからは、自分でモッコウバラを剪定したいと考えている人に向けて、剪定方法や必要な道具について紹介していきます。モッコウバラの剪定ポイントをおさえて、きれいな花を咲かせましょう。

モッコウバラの剪定に必要な道具を準備

モッコウバラを剪定してたくさんの花を咲かせよう!剪定方法をご紹介

剪定するときには、枝を切るためのはさみやノコギリが必要です。モッコウバラのお手入れには剪定はさみや植木はさみを用意してください。刃物を扱うので、手がすべって道具を落とすことのないように、すべり止めがついた軍手を着用すると安心です。

モッコウバラが大きく育っていると、高いところに手が届かないことも考えられます。そのため、高枝切りはさみや、脚立を用意しておくと、高所もスムーズにお手入れができます。

剪定をした後は、たくさんの不要な枝が出ます。剪定で出たゴミを掃除するほうきや、ゴミをまとめておく袋を多めに用意しておくとよいでしょう。

モッコウバラで剪定するべき枝の種類

モッコウバラが育ってくるとつるがたくさんのびていて、どれを剪定すればよいか迷うことがあるかもしれません。剪定すべき枝を見極めるポイントは、以下の点を参考にしてみてください。

・弱っていて花つきが悪い枝

栄養の行き届いていない細い枝には、元気な花はあまり咲きません。ひょろひょろしていて元気のない枝は、切っておきましょう。

・3年以上経過した枝

古くなった枝には花がつきにくくなることがあります。そのため、3年以上経過した古い枝は切っておき、新しくのびた枝に更新するとよいでしょう。更新作業をすると、若くて勢いのある枝にたくさんの花を咲かせることが期待できます。

・根元からのびたシュート

モッコウバラの根元からは、シュートという若くて新しいつるがのびてくることがあります。不要なシュートは花や残すべき枝の栄養を奪ってしまうので、剪定するほうがよいでしょう。ただし、古いつるを若いつるに更新したいときには、シュートを残して育てていく場合もあります。

剪定が難しいと感じたら業者にお願いしよう!

モッコウバラは初心者でも比較的育てやすいとされている花ですが、剪定に不慣れな人にとっては切るべき枝の見極めが難しいこともあるかもしれません。そのような場合は、モッコウバラを剪定してくれる業者に依頼するのもおすすめです。

庭づくりのプロにお任せすれば、切るべき枝を的確に剪定して、お庭のモッコウバラをすっきりとさせてくれるでしょう。つるがのび放題になってまとまりのないモッコウバラでも、きれいに仕立てやすくすることができそうです。

剪定のあとはオシャレに誘引してモッコウバラの花を楽しもう

モッコウバラはつるバラの仲間なので、フェンスやアーチに絡ませて、さまざまな形に仕立てることができます。モッコウバラを剪定した後は、きれいな花をお庭の雰囲気にあわせて楽しみましょう。

モッコウバラを誘引させてできること

モッコウバラを剪定してたくさんの花を咲かせよう!剪定方法をご紹介

モッコウバラの長いつるをフェンスやアーチに絡ませることを誘引(ゆういん)といいます。誘引をすることで、モッコウバラのつるを好きな方向にのばすことが可能です。

モッコウバラを誘引するときは、横向きや斜め上に向けて、麻などの細い縄でつるを固定します。横向きに固定することで、下からでも花びらが見えやすくなり、華やかな雰囲気を楽しむことができるでしょう。

また、モッコウバラのつるを真上に向けて固定すると、花がつきにくくなることもあるようです。そのため、モッコウバラを仕立てるときは横向きになるように気をつけてください。

モッコウバラはお庭のスペースにあわせてアーチやフェンスにそわせたり、ラックなどに絡ませたりするなど、さまざまな仕立て方ができます。モッコウバラのきれいな花をお好みの形で楽しんでみてはいかがでしょうか。

イメージ通りの誘引をするには剪定が重要!

モッコウバラをきれいに仕立てるためには、事前にイメージすることが大切です。しかし、それ以上に大切なことは、的確に剪定をするということなのです。

モッコウバラを適切に剪定していないと、花つきが悪くなったり、つるがのびすぎて収まらなかったりすることが考えられます。そのため、誘引してきれいに仕立てたい場合には、剪定もきちんとおこなうことが大切なのです。

忙しくてモッコウバラの剪定が十分にできない人や、お手入れが不慣れな人は、剪定の業者に依頼してみるのもよいでしょう。剪定方法の他にも、モッコウバラを育てる上でのアドバイスがきけるかもしれません。モッコウバラの剪定を業者に依頼したいと考えている人は、ぜひ弊社にご相談ください。

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