ソヨゴの剪定時期は12月~2月!剪定方法と育てるポイントを解説
ソヨゴは、ゆっくり生長する植物です。そのため、「剪定はしなくても大丈夫だろう」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、葉や枝が生い茂ってきたら剪定をおこなう必要があります。
剪定をおこなうことで、風通しや日当たりをよくし、ソヨゴを元気に育てることができるからです。
そこで、この記事ではソヨゴの剪定方法をご紹介していきます。ソヨゴの剪定を初めておこなう方にも理解していただける内容となっているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ソヨゴの剪定に適した時期と方法
まずは、ソヨゴの剪定時期と方法についてご説明します。以下の内容を理解して、正しく剪定をおこないましょう。
ソヨゴの剪定が必要なときってどんなとき?
ソヨゴは生長が遅く、30年で2mほどにしかなりません。そのため、定期的に剪定をおこなう必要はないでしょう。
ただし、枝や葉が生い茂ってきた場合には、剪定をおこなってください。
なぜなら、剪定をおこなうことで、風通しや日当たりがよくなるからです。日当たりがよくなると光合成を十分におこなうことができ、風通しがよくなると害虫を予防することができます。その結果、ソヨゴが元気に育つのです。
ソヨゴの剪定時期
ソヨゴの剪定は、年中おこなうことができるようです。ただし、ソヨゴは生長が遅いため、剪定しすぎると元に戻るのに時間がかかってしまいます。そのため、強剪定は避けたほうがよいでしょう。
ソヨゴの剪定方法
ソヨゴは、片手で使うことができる剪定ばさみで「枝透かし剪定」をおこないましょう。枝透かし剪定とは、混みあっている枝を付け根から切り落とす方法で、樹木全体の日当たりや風通しをよくすることができます。
混みあっている枝以外にも、ほかの部分の生長を阻害するおそれがある、内側に反り返るように生えている枝・絡まっている枝を切るとよいでしょう。
剪定のしすぎに注意しよう!
ソヨゴは、剪定のしすぎに注意しましょう。枝を減らしすぎるとボリュームが減ってしまい、樹形が元に戻るまで時間がかかってしまうのです。
もし、「どの程度剪定すればよいかわからない」という方がいれば、剪定業者にソヨゴの剪定を依頼することをおすすめします。
剪定についての知識や経験が豊富な業者に依頼すれば、正しい方法で剪定をおこなってもらうことができるため、「枝を取り除きすぎてしまった」といった事態を防ぐことができます。
弊社では、全国に多くある加盟店の中から、ソヨゴの剪定をおこなう業者を紹介します。24時間365日電話受付しているので、ご都合のよい時間帯にお電話いただくことが可能です。ソヨゴの剪定についてお悩みの方は、ぜひ弊社までご連絡ください。
シンボルツリーに人気なソヨゴの特徴
ここからは、ソヨゴの特徴についてご説明します。特徴を理解して、ご家庭のソヨゴを楽しみましょう。
ソヨゴは赤い実と白い花が楽しめる木
ソヨゴは、赤い実・白い花が楽しめる常緑樹(1年中葉が生い茂っている木)で、雌雄異株です。雌雄異株とは、雌花と雄花が違う株に咲く植物のことです。
そんなソヨゴは6月ごろに小さな白い花をつけるのが特徴で、雄株の場合は3~8輪の花をつけます。また、雌株の場合は1~3輪と少なめです。
また、雌株のみにかわいらしい赤い実が成り、10月~11月に成熟します。ただし、雌株のみで雄株がないときには、赤い実がつかないこともあるようです。
なぜこんなに人気が高いの?
ソヨゴはシンボルツリーとして人気が高い樹木です。その理由としては、生長スピードがゆっくりであるため、剪定の手間が少なく、狭い場所にも植えられることが挙げられます。
また、耐寒性が高く、日陰や半日陰でも育てることができるため、丈夫で育てやすいことも人気の理由でしょう。
ソヨゴと一緒に育てるならこの種類がオススメ!
ソヨゴのほかにも庭木を育てたいときは、落葉樹がおすすめです。ソヨゴは元々耐寒性が高いですが、落葉樹と一緒に育てることでさらに寒さの害を受けにくくなるといわれているのです。
このほか、ソヨゴは雌株と雄株を一緒に育てるのもおすすめです。赤い実は雌株にしか付かず、さらに雄株がないと実つきが悪くなるおそれがあるからです。そのため、赤い実を楽しむためにも、一緒に育ててみるのもよいでしょう。
ソヨゴを育てるうえで注意したいポイント
ソヨゴを育てるうえで、病害虫に注意しなければなりません。ソヨゴで気をつけなければならない病害虫を以下で簡単にご説明します。
・カイガラムシ
カイガラムシは、植物の汁を吸って生長を妨げます。また、すす病の原因となるすす病菌を発生させます。
・すす病
すす病菌が発生することによって起こる病気。すす病にかかると葉・枝・果実が菌糸で覆われてしまいます。その結果、光合成ができなくなって枯れてしまいます。
・褐斑病(かっぱんびょう)
小さな斑点ができる病気です。褐斑病にかかると、葉が変色してしまい見た目が悪くなってしまいます。また、生長も阻害され、枯れてしまうこともあります。
こういった病害虫による被害を抑えるためには、被害にあった部分を摘み取ってしまったり殺虫剤を使用したりするのが有効です。
これから先も健康的に育てるためにできること
病害虫を防いでソヨゴを元気に育てるためには、葉が生い茂ってきたら剪定をおこなうことが重要です。剪定をおこなうことで風通しがよくなり、病害虫が発生しづらい環境になるのです。
ただ、「自分で剪定をおこなう自信がない」「剪定を初めておこなうので自信がない」という方もいらっしゃるかもしれません。そういった方は、剪定業者にソヨゴの剪定を依頼するのがおすすめです。
そうすれば、失敗する心配もいりません。また、自分で剪定するよりも仕上がりがキレイになるでしょう。
弊社では、実績のある加盟店スタッフが丁寧に作業をおこないます。また、わからないことがあればご説明するので、なんなりとお申しつけください。ソヨゴの剪定についてお悩みの方は、ぜひ弊社までお問合せください。
ソヨゴの実を上手に活用してみよう!
ソヨゴの実は、クリスマスのリースや染物に利用することができます。ここからは、そんなソヨゴの実の活用方法について、詳しくご説明します。
【活用法1】クリスマスのリースの飾りに利用する
ソヨゴは、実をつけた状態の枝を使って、クリスマスのリースにすることができます。「ソヨゴだけでは地味かな」と思った場合には、ほかの植物も飾ることでより華やかになるでしょう。
【活用法2】染物として利用する
ソヨゴは染物としても使うことができます。ソヨゴの葉には、タンニンという成分が含まれているのですが、それによってピンク色に染めることができるようです。ご家庭にある服を染めれば、洋服の雰囲気をガラっと変えることができるでしょう。
ソヨゴの実を食べることはできるの?
「ソヨゴの実は食べられるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ソヨゴの実は苦みが強く、甘味はまったくありません。そのため、ソヨゴの実は食べないほうがよいでしょう。
ソヨゴは実の種から増やすこともできます!
ソヨゴは実の種から増やすこともできます。赤い実から種を取りだして保存しておき、3月~4月にまくことで、増やすことができるようです。
ちなみに、種を保存するときは、湿った土で覆ってから冷蔵庫で保存するのがよいでしょう。種まきによって増やしたソヨゴは、時間をかけてゆっくりと育てていきましょう。
ここまでソヨゴの実の活用方法をご説明してきましたが、そもそも実を取るためにはソヨゴを健康に育てなければなりません。そのため、剪定をおこなって日当たりや風通しをよくしましょう。
もし、剪定を自分でおこなうのが大変だという方がいれば、ソヨゴの剪定を業者に依頼するのも選択肢のひとつです。業者に依頼することで、失敗するリスクなく剪定をおこなってもらうことができます。
弊社では、全国にある加盟店の中から剪定業者をご紹介します。加盟店では、見積りは無料でおこなっているため、費用面に納得していただいたうえでご依頼いただけます。もちろん、見積り後からの追加料金もかかりません。
「ソヨゴの剪定を業者に依頼したい」「まずは費用だけでも知りたい」といった方は、弊社までお気軽にご相談ください。
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