ゴムの木の剪定・挿し木をしたい!と思ったときに読むコラム【入門】

ゴムの木の剪定・挿し木をしたい!と思ったときに読むコラム【入門】

ゴムの木の剪定は個人で作業することができますが、業者に依頼をした方がよい場合があります。なぜなら、ゴムの木の剪定は「時期」「剪定する枝」に注意しなければならないからです。剪定の時期や剪定する枝を間違えてしまうと、ゴムの木を傷めてしまうかもしれません。

とくに大きく成長しすぎたゴムの木の剪定は、より注意しなければならないため大変です。自分で剪定できる状態かを見極め、難しい場合は業者に依頼をするようにしましょう。

本コラムでは、基本的なゴムの木の剪定の方法を解説していきます。剪定方法だけでなく、ゴムの木の増やし方や日々のお手入れの方法もご紹介しますので、参考にしてみてください。

ゴムの木の剪定は業者に頼むべき?

ゴムの木の剪定は自分でおこなうこともできますが、状況によっては業者に依頼した方がよい場合があります。自生するゴムの木は最長30メートルぐらいまで成長をするため、植木で育てていても、サイズによっては業者に依頼をしましょう。

自分で剪定できる例

自分で剪定できる例

自分でゴムの木を剪定できる条件は「サイズが小さいこと」です。たとえば、鉢植えで育てて間もないころは、枝をすっきりさせるぐらいで問題ないでしょう。

ただし、正しい剪定の方法でおこなわなければ、ゴムの木が弱ってしまいますので、そこだけは注意をしておきましょう。1メートル未満の小さなゴムの木でも、自分では剪定が難しいと感じたら業者に任せた方が安心です。

業者に依頼するのがオススメな例

ゴムの木が、何メートルと大きく育ちすぎてしまった場合は、業者に依頼をしましょう。サイズが大きくなるほど、剪定する箇所が増え、剪定の技術が必要となります。とくに剪定の経験がない方は、業者に依頼すると安心です。

また、肌が弱い方も業者に任せた方が安心できるでしょう。ゴムの木を剪定すると、切り口から白い樹液が出てきます。その樹液に触れてしまうと、肌が弱い方はかぶれてしまうことがあるのです。

ゴムの木剪定費用の相場

剪定業者に依頼したときにかかる費用は「作業費+処分費+出張費」が基本です。とくに作業費は「時給制」「日当制」「単価制」の3種類があります。

とくに単価制の場合は何メートルの木1本でいくらと決められている料金形態です。大きさごとにかかる1本あたりの費用相場は以下のとおりです。

  • 低木(高さ3メートル未満):3,000円~4,000円程度
  • 中木(高さ3メートル~5メートル未満):6,000円~8,000円程度
  • 高木(5メートル~7メートル未満):1万5,000円~20,000円程度

ゴムの木の大きさによって費用が変わるため、正確に費用を知りたい方は、業者に見積りを取るのがおススメです。また、複数社に相見積りを依頼すれば、費用の相場を知ることができるでしょう。

見積りをとって「どれぐらい費用がかかるのか知りたい!」という方は弊社へご連絡ください。弊社へご連絡をいただければ、無料で現地見積りをおこなっている業者をご紹介いたします。

ゴムの木の剪定方法【自分でやる場合】

ゴムの木を自分で剪定する方法をここから解説していきます。剪定は正しい方法でおこなうことが大切です。不適切な剪定をおこなってしまうと、ゴムの木が弱ったり枯れてしまったりする原因になります。

剪定時期

剪定時期

ゴムの木を剪定するのに適した時期は3月~6月、9~10月ごろです。この時期はゴムの木の成長期のため、剪定をおこなうと新芽が形成しやすくなります。反対に休眠期である秋から冬(11月~2月ごろ)にかけて剪定をおこなうと、ゴムの木が弱ってしまう原因になるため、注意をしましょう。

剪定方法

ゴムの木は上へ向かって成長をしていきます。その成長を妨げるような内向きに向かって伸びている枝、重なっている枝、枯れ枝を切り取っていきましょう。

切り取る場所は、新芽のすぐ上がよいでしょう。切り口から、新しく新芽が伸びてくるようになります。新芽より下で剪定をしてしまうと、新芽が出てこない原因になります。

注意点

ゴムの木は剪定をすると、特有の白い樹液が出てきます。この白い樹液はゴムの原材料になるのですが、触れてしまうと皮膚がかぶれることがあります。樹液に触らないように長袖長ズボン、軍手やゴム手袋をして作業をするようにしてください。

「自分で剪定するのは難しそう……」、「自分で剪定するのは不安……」という場合は、業者に依頼をしましょう。弊社へご連絡をいただければ、剪定の知識と経験が豊富な剪定業者をご紹介いたします。

ゴムの木の挿し木・お手入れで健康を保つ

剪定以外にも日々のお手入れのしかたで、ゴムの木が健康に育つかが決まります。今一度、正しい育て方を把握して、健康的なゴムの木を長く楽しみましょう。また、ゴムの木の増やし方についてもご紹介いたします。

日ごろのお手入れ方法

日ごろのお手入れ方法

ゴムの木を育てる環境やお手入れ方法についてご紹介していきます。

・育てる環境
ゴムの木は、一般的に屋内で育てることが多いです。理由は直射日光にあたると、葉焼けして乾燥してしまうからです。ゴムの木は日当たりがよい場所を好みますが、日陰でも成長します。

屋内で育てる場合は、直射日光のあたらない明るい場所で育てましょう。屋外で育てたい場合は、春~秋までがベストです。直射日光にあたって葉焼けがしないように遮光ネットをかぶせてあげましょう。

また、外気温が40度を上回っても葉焼けが起きやすくなるため、真夏は日陰に移動してください。また、ゴムの木は熱帯アジアが原産地で寒さに弱いため、冬は室内で育てましょう。

・土
ゴムの木は、湿度が高い土だと根腐れを起こします。そのため、水はけのよい土を用意してあげましょう。自分で土をブレンドするなら、小粒の赤玉土7割と腐葉土3割混ぜ合わせます。自作するのが面倒なら、市販の観葉植物用の土を使用しても問題ありません。

・水やり
ゴムの木は乾燥に強い植物ですので、水の与えすぎに注意してください。土の表面が白く乾いてから水をあげるようにしましょう。鉢から水が染み出すぐらいがベストです。

夏以外に頻繁に水やりをおこなうと、根腐れの原因になりますので注意しましょう。夏は反対に乾燥しすぎないよう水やりをこまめにおこなってください。

冬は室内で管理することになるため、エアコンなどで葉が乾燥しないように葉水をしてあげましょう。葉水とは霧吹きなどを使用して、葉に水をかけることです。

・肥料
ゴムの木は3月~10月に肥料を与えます。11月~2月はゴムの木が休眠期に入り、栄養過多となり枯れてしまうことがあるからです。ゆっくりと長く効き目が続く緩効性の肥料を使用する場合は月1ペースで与えてください。即効性のある液体肥料は1~2週間に1回のペースで与えましょう。

ゴムの木は日ごろからもさまざまなことに気をつかってお手入れをしなければなりません。お手入れを怠ってしまうと、枯れてしまったり、弱ってしまったりする原因になりますので注意をしましょう。

ゴムの木の増やし方

ゴムの木の増やし方は、剪定で切った枝を土に挿して育てる「挿し木」と傷つけた幹から伸びた枝を切り取って育てる「取り木」があります。それぞれの方法についてみていきましょう。

・挿し木
挿し木として使用する枝は、葉の色がよく健康的な枝を選びます。枝の長さを10センチほどに切りそろえてください。切りそろえるときは、水が吸収しやすいよう、切り口は斜めになるようにしましょう。

切り口から出てくる樹液は洗い流します。枝先の葉は2枚ほど残し、葉から水が出て株が乾燥しないように葉を半分の大きさにカットしてください。1時間ほど水につけたら、挿し木用の土に挿して、発芽するまで乾燥しないように水やりをおこないましょう。

・取り木
取り木でゴムの木を増やす場合は、芽を出したい場所の幹を1周ナイフで皮を剥ぎます。5センチ程度の幅でおこなってください。皮を剥いだ部分に水苔を巻き付けましょう。水苔は、園芸店やホームセンターなどで購入することができます。

水苔が乾燥しないように、ビニール袋で覆っておきます。2~3か月経ったころに発根するようになります。ビニールと水苔を取り、枝を幹から切り離して鉢に植えましょう。

ゴムの木は剪定以外にもさまざまなお手入れをしなければなりません。そのため、お手入れがサボりがちになってしまっている方もいるでしょう。そんなときは、剪定以外のお手入れもしてくれる剪定業者に依頼してみるのはいかがでしょうか。

弊社では、剪定以外にも庭のメンテナンスでお困りの方へ業者の紹介をしております。もちろん、ゴムの木のお手入れで困ったことがあれば、お気軽にご相談ください。

ゴムの木を剪定する理由

庭木のお手入れには剪定が欠かせません。ゴムの木を剪定しなければならない理由についてみていきましょう。

適正なサイズに整える

適正なサイズに整える

自生しているゴムの木は30メートルにまで伸びるため、本来は高木の品種です。そのため、適切なサイズで育てるためには剪定作業が欠かせません。とくに部屋で育てている場合は剪定をおこなわないと、健康的に育てることが難しくなるでしょう。

大きくなり、枝葉が生い茂ると、全体に日光が十分にあたらなくなったり、成長に偏りが出てきてしまいます。

健康を保つ

ゴムの木が成長するほど、たくさんの養水分が必要となります。たくさん養水分が必要になればなるほど、根の負担が増加します。根への負担が大きくなり、うまく養水分を吸収できなくなると枯れてしまうこともあるのです。そのため、成長に合わせて剪定をおこないましょう。

病害虫を予防

剪定をせずに放置しておくと、枝葉がどんどん生い茂っていきます。そうなると、風通しや日当たりが悪くなり、湿気を好む病害虫が発生しやすくなるのです。病害虫が発生しないようにするためにも、剪定をおこない風通しや日当たりがよくなるようにしましょう。

ゴムの木を育てるうえで剪定はとても大切な作業です。しかし、ご家庭の事情などで剪定をおこなうのが難しい場合もあるでしょう。そんなときは、剪定作業をしないまま放置するのではなく、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。弊社は、業者の紹介や相談を受け付けています。まずは、お電話をお待ちしております。

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