生垣剪定のキホンまとめ|伸び放題はNG!剪定で美しく復活させよう

生垣剪定のキホンまとめ|伸び放題はNG!剪定で美しく復活させよう

生垣は、敷地の内と外を隔てるための目隠しであると同時に、家の外観として真っ先に目につく「家の顔」でもあります。

しかし、剪定や日常的な手入れをしないままで生垣を放っておくと、枝が伸びて見た目が悪くなってしまいます。ケムシなどの害虫が発生すると、虫刺されなどの被害が近隣に広がってしまうこともえるでしょう。

生垣の見た目をきれいな状態に管理し、害虫を寄せ付けないためには、剪定の作業が必須です。ここでは、生垣の剪定と手入れの方法を紹介します。敷地に生垣がある方や、これから生垣を植えようと考えている方にとって役に立つと思うので、ぜひ参考にしてみてください。

生垣の剪定方法

生垣を剪定するときに気になる点をまとめました。剪定はしていい時期とそうでない時期があり、方法も、使う道具も木の種類によって異なります。ここを読んで剪定について理解したうえで作業をおこなってください。

生垣の剪定時期

生垣の剪定時期

生垣の剪定時期は、剪定をする木の種類によって違いがあります。それぞれの木の説明とあわせて、剪定に適した時期を確認していきましょう。

■常緑樹:6月と10月
常緑樹は葉が分厚くツヤがあり、1年中をとおして葉が落ちることがないタイプの木です。常緑樹の剪定は冬の寒さに弱いので冬を避け、夏を挟んで6月と10月におこなうようにしましょう。

常緑樹は1年中葉が落ちずに緑色をしていて見栄えがよいので、生垣としてよく使われている種類になります。代表的な品種は、ツバキ・クチナシ・ツゲ・キンモクセイ・サザンカなどの木です。

■針葉樹:10月
松に代表される針葉樹は、葉が針のようにとがった形をしているものが多い印象がありますが、生垣に使用される品種では葉はとがっていません。針葉樹にも常緑樹の仲間があるので、1年中をとおして緑の葉を楽しむこともできます。針葉樹は10月ごろに枯れた枝葉が出てくるので、この時期に剪定をするとよいです。

生垣に使用される針葉樹には、コノテガシワ、カイヅカイブキ、キャラボクなどがあります。庭木として植えられる木で「コニファー」と呼ばれるものは針葉樹です。

■落葉樹:11月から3月の間
落葉樹では、ツツジが植えられていることを目にすることが多いでしょう。落葉樹は、冬になると葉を落として冬眠期間にはいるタイプの植物です。剪定をするなら、休眠中に当たる11月から3月の冬の時期がよいです。

道具別・生垣の剪定方法

生垣の剪定では、切る木の種類にあわせて道具を使い分けていくことになります。道具は、落葉樹や常緑樹には電動の「バリカン」を、針葉樹には「剪定ばさみ」を使っていきます。使い分け方と、それらの道具を使った剪定方法を紹介しましょう。

■バリカンなどを使う場合
バリカンはチェーンソーのような形をした道具で、電動の刃が動くことで細かい枝を楽に切ることができます。飛び出した枝や形の整っていない生垣を切りそろえるためには便利な道具です。

バリカンで刈り揃えるときには、木の輪郭を整えることになります。完成したときのイメージを決めて作業していきましょう。できれば、ロープを張るなどして輪郭をはっきりさせてから、そのロープに沿って切っていくと作業がしやすいです。

ただし、気の種類によってはバリカンを使わないほうがよいものがあります。とくに針葉樹を刈る際にバリカンを使うと、切り口の葉が変色したり、木の内部に枝が絡まったりしてしまうことがあります。針葉樹を刈るときは、つぎに紹介する剪定ばさみを使って、ていねいに作業をしていくほうがおすすめです。

■剪定ばさみを使う場合
剪定ばさみを使うときは、1本1本の枝を処理していきます。切る作業で最初に優先するのが、枯れた葉や枝を取り除くことです。そのあと、細かな枝を間引いていきます。

枝を間引いて減らすときの目安としては、生垣の全体にすき間ができ、木にある葉全体に日光が当たる程度の状態を目指していきます。まず、枝は太いものを残すようにしましょう。複数の枝が同じところから分岐している場合は、細い枝を切り、2本から3本の枝分かれになるように減らしてください。

剪定時に気をつけること

剪定ばさみを使うときには、枝の切るべき場所を間違えないようにしてください。剪定のときの基本としては、「芽の上」を切るということを心がけましょう。

木の枝を見てみたり、触ってみたりすると、膨らんだ部分があると思います。その膨らんだ部分が「芽」で、芽からは枝や花が生えます。剪定のときにこの芽を先端に残す形で切れば、そのあとは残した芽から伸びていくので、樹形を整えやすいのです。

枝を切るという作業は木に大きな負担がかかる作業です。枝や葉を切るときに、方法がわからないと、間違った方法で剪定をして木にダメージを与え、枯らしてしまうことにもなりかねません。業者に依頼して切ってもらえば、自分で準備する手間が省け、さらに正しいやり方で剪定してもらえます。

弊社は業者紹介をすることで、剪定を依頼したいときに面倒な業者選びを簡単にします。弊社の無料相談ダイヤルにお電話いただければ、必要な作業内容をコールセンターのスタッフがお聞きし、お近くの最適な業者を派遣することができます。剪定についてのお問い合わせは、お電話から気軽にご利用ください。

普段のお手入れで生垣を美しく保とう!

普段の手入れをしっかりとおこなうことで、石垣を健康で美しい状態に保つことができます。ここでは、生垣の管理に必須のお世話をみっつ紹介します。

水やり

水やり

生垣として植えられる木の種類は、頻繁に水やりをしなくても育つものがほとんどですが、日照りが続くときは水をあげたほうがよいです。夏の間はとくに乾燥に注意して世話をするようにしましょう。

水をまくときは、雨を再現するようなイメージで、1回の水やりにたくさんの水をまきます。水やりは日差しが強くない早朝と夕方以降におこないましょう。日差しが強いときに水をやると、湿度が高くなりすぎて木にとってよくないのでやめておきましょう。

肥料を与える

生垣になる木は肥料を与えなくても元気に生長します。ただし、より元気に生長させたい場合は、緩効性の肥料を使っておくとよいでしょう。緩効性肥料は長い期間にわたって効果が持続するので、生垣の生長を助けるのに向いています。

消毒をする

害虫や病気を予防するには、消毒液を散布するのが効果的です。生垣にはイモムシなどの虫だけではなく、ケムシやハチなどの人間にとって危険な虫が発生することもあります。自分の生垣でそんなことが起こらないように、消毒液の散布は定期的にするか、害虫・病気が発生したらすぐにおこなうとよいです。

このように、生垣は世話をしないでいると、伸び放題になったり枯れたりするだけでなく害虫が発生したりもします。害虫が発生すると、近隣への迷惑になってしまうこともあり対策は必須になるでしょう。

手入れや消毒、そして剪定がなかなかできていない場合は、弊社にご相談いただければ対応できる業者を紹介いたします。ぜひ一度、フリーダイヤルからご連絡ください。

生垣剪定を依頼したらどれくらいかかる?

業者に任せるとなったときに気になるのが、費用だと思います。ここでは、生垣の剪定を業者に依頼したときに、料金が決定される仕組みと、どのくらいの費用がかかるのかについて解説していきます。

【剪定の費用相場】ふたつの料金体系がある

【剪定の費用相場】ふたつの料金体系がある

剪定の料金の決定方法には、ふたつの種類があります。ひとつめが、作業をする職人が働いた時間の長さに応じて費用を支払う「時間制」と、もうひとつが切る木の本数や量に応じて料金が決まる「歩合制」です。それぞれの相場は以下のようになっています。

■時間制の費用相場:職人ひとり半日あたり 15,000円程度

■歩合制の費用相場:幅1メートルあたり2,000円程度

費用の設定は業者によってさまざまです。そのため、作業の費用は関しては実際に業者に問い合わせてみることがおすすめです。見積りをとって納得できる値段かどうかを確認しましょう。

生垣の剪定費用のうちわけ

剪定費用には、作業料だけではなく、作業に付随する出張費や片づけ費用などが別途に加算される場合があります。業者がホームページなどで表示している金額は、実際に支払うことになるその他の経費を除いたものである場合があるので、料金を調べる際はその点に注意してください。

費用を安く抑える方法

費用を抑えるには、複数の業者を比較して決めるのがいちばんです。すでにご説明したように、費用は業者によって大きく違いますし、表示価格はその他の費用が加算される可能性があります。正確な費用を知りたい場合は、見積りをとるのがよいですし、安く抑えるならとった見積りを比較するのがいちばんよいです。

弊社では、全国にある多くの加盟店の中から、お客様に合った業者をご紹介する業者紹介サービスをおこなっております。弊社加盟の剪定業者であれば、現地調査からお見積りまでを無料でおこなうことができます。

もしお見積りに納得できない場合は、キャンセルも無料でしていただけますので、まずはフリーダイヤルから相談窓口をご利用ください。

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