レンギョウの剪定時期は12月から?剪定方法や育て方・植え方を解説

1本の枝からたくさんの黄色い花を咲かせ、庭を彩るレンギョウは、庭木としてだけではなく、生垣や盆栽などさまざまな楽しみ方ができます。とはいえ、ただ育てているだけでは美しい花を咲かせ続けることはできません。レンギョウの美しさは、日ごろのお手入れや、定期的な剪定によって保たれているのです。

本コラムでは、レンギョウの剪定から育て方、育てていくうえでの注意点まで詳しく解説します。レンギョウを長く美しく楽しむための参考にしてください。

レンギョウの剪定は寒い季節に!「強い剪定」と「弱い剪定」

レンギョウの剪定は年に2回おこないます。しかし、強い剪定をおこなう場合と弱い剪定をおこなう場合があり、それぞれ剪定の目的が異なるのです。

成長が早いレンギョウは、放っておくとすぐに枝を伸ばし、近隣の敷地に入り込んでしまうおそれがあります。

どのような道具を使って、いつ剪定をおこなうのか、剪定をおこなう際の注意点もあわせてご紹介します。「自分で剪定してみよう」と思っている方は、参考にしてみてください。

剪定に必要な道具

レンギョウの剪定は寒い季節に!「強い剪定」と「弱い剪定」

剪定には必要な道具が5つあります。それぞれの用途を解説しますので、下記を参考に道具をそろえましょう。

植木バサミ

細い枝を切るときに使用する、リング状のグリップをしたハサミです。刃先の細さを活かして、細かい作業にも使うことができます。

剪定バサミ

太めの枝を切るときに使用する、グリップ部分にバネのついたハサミです。2枚の刃の形が異なり、太い枝でもしっかりと挟み込んで切れるようになっています。

刈込バサミ

樹形をつくるときに使用する棒状の柄のハサミです。柄も刃も長めで、一度に数本の枝を切ることができますが、細かい作業には不向きなつくりをしています。

剪定のこぎり

片手で使用する小さなのこぎりです。剪定バサミでも切れない太い枝や幹を切る必要がある場合に使います。

脚立

樹高の高い木の剪定に使用します。手を伸ばして枝先に届くのであれば、脚立を使わずとも作業できますが、枝や芽の状態をしっかりと見ながら作業できるので、身長よりも高い木を剪定する場合は、使用してもよいでしょう。

剪定の時期と方法

レンギョウの剪定時期は、12~3月に1回と、5月に1回の年に2回です。どちらも重要ではありますが、強い剪定をおこなうのは12~3月になります。

12~3月の寒い時期は、木の成長がゆるやかになります。剪定後すぐに枝が伸びることがないので、この時期に強い剪定をおこなって、枝のバランスを整えましょう。

具体的には、長く伸びすぎた枝や幹に向かって伸びている枝、枝同士が絡み合うように伸びているものなどを切って、幹に日光や風が当たるようにします。

そして、5月の剪定は花が終わってから新芽が出るまでの短い期間です。レンギョウは、古い枝に花が咲きません。古い枝が太く丈夫に育っていても、花が咲かないのでは、鑑賞する木としては物足りないのではないでしょうか。翌年の花がどのくらい咲くかは、新芽の数で決まります。6月に多くの新芽が出るように、花の終わった古い枝は短く剪定しましょう。

剪定する際の注意点

剪定には刃物を使用します。木の枝がスパッと切れるような切れ味のある道具なので、誤って自分の体を傷つけることがないよう十分注意しましょう。

また、剪定したいレンギョウが狭い場所や足場の悪い場所に生えている場合は、自分で作業をおこなうのは危険です。無理せずプロに頼るなどの方法を選択しましょう。

レンギョウは、大きいものなら3メートルほどまで成長します。高木には分類されませんが、身長を超える高さは枝先が見にくいため、細かい作業が困難です。樹高が高くなってしまったときも、作業に慣れたプロに任せたほうがよいでしょう。

レンギョウの種類とつきやすい虫や病気について

剪定時期や方法は同じですが、レンギョウにはいくつかの種類があります。どの種類にも共通するような一般的な特徴と、種類ごとの特徴を解説しましょう。

また、レンギョウには種類を問わず気を付けるべき病害虫被害があります。どのような被害にあいやすいのか、病害虫被害の症状と対処法も被害にあってしまったときのために覚えておきましょう。

4種類のレンギョウの特徴をご紹介!

レンギョウの種類とつきやすい虫や病気について

レンギョウはモクセイ科の樹木で、それほど樹高が高くならない木です。大きいものでも3メートルほどにしかなりません。繁殖力は強く、垂れ下がるように成長する多くの枝には3~4月に黄色い花が咲きます。

花が終わると実がつくのですが、この実は漢方などに使われるほどさまざまな効果があるものです。日陰や乾燥を嫌うので、日あたりのよい場所でたっぷりと水を与えて育てると、花つきもよくなり、色鮮やかな花が楽しめるでしょう。

そんなレンギョウの種類にはいくつかありますが、ここでは代表的は4つの種類をご紹介します。

・シナレンギョウ

中国原産のレンギョウです。4枚の花びら1枚1枚が細長いため、よじれて咲くことがあります。

・チョウセンレンギョウ

名前のとおり、朝鮮半島原産のレンギョウです。花びらが4枚なのはシナレンギョウと同じですが、少し幅広の形をしています。

・アイノコレンギョウ

レンギョウとシナレンギョウをかけあわせたレンギョウです。ドイツでつくられた品種で、日本では生け花に使用する切り花として使われることがよくあります。

・ヤマトレンギョウ

日本固有のレンギョウです。日本のなかでも一部の地域でしか栽培されていない種類で、見かけたことのある方は少ないかもしれません。チョウセンレンギョウのようなやや幅広の花びらをしていますが、ほかのレンギョウに比べて花が少ないのが特徴です。

レンギョウにつく病気と予防法

レンギョウが被害にあいやすい病害虫をについて、病気と害虫にわけてご紹介します。被害にあわないための予防法も一緒に解説しますので、もしものときのために覚えておきましょう。

【病気】

レンギョウが被害にあう代表的な病気は2つです。どのような症状が出るのか覚えておきましょう。

・うどん粉病

梅雨の時期よく発生し、葉に白い粉のようなものがついた状態になります。被害が広がる葉が光合成できなくなり、木の成長の妨げになります。枝が混み合わないように剪定して、風とおしのよい状態を保ちましょう。

・紋羽病

土から感染する病気で、症状の出始めは成長が遅れるだけなので、気づきにくいかもしれません。悪化すると、葉がしおれて変色したり根元が腐ったりして枯れてしまいます。

糸のような病原菌が苗木についていて、そこから被害が広がることがあります。植え付けの際に苗木の根をよく見てから植え付けましょう。また、有機質の肥料は病原菌の餌になります。与えるのは控えたほうがよいでしょう。

【害虫】

害虫も、病気と同じく被害にあいやすい代表的な種類が2つあります。症状と予防法を覚えておきましょう。

・カイガラムシ

葉や茎に寄り付き、栄養を吸収します。幼虫は殺虫剤で駆除できますが、成虫にはあまり効果がないので、みつけたら歯ブラシなどで葉を傷つけないようにこすって落としましょう。また、発生時期が春~夏なので、冬の間に殺虫剤を葉や茎に塗っておくと予防になります。

・アオバハゴロモ

アオバハゴロモの被害も、カイガラムシ同様、葉や茎から栄養を吸収されることです。湿度の高い場所に発生しやすいので、剪定で混み合っている不要な枝を定期的に切りましょう。

害虫被害は、一部だけなら害虫を駆除すれば問題ありません。しかし、被害が広がると木の成長の妨げになります。定期的にレンギョウの剪定をおこなうほか、殺虫剤を定期的にぬったりまいたりして対策しましょう。

難易度は低くない?レンギョウの育て方・植え方・受粉

レンギョウは、剪定方法や病害虫対策など、気を付けなければならないことがたくさんあります。しかし、レンギョウを育てること自体は難しいことではありません。

植え方やお手入れ方法などを解説しますので、これからレンギョウを育てたいもしくは増やしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

植え方・植え替え方

難易度は低くない?レンギョウの育て方・植え方柄・受粉

レンギョウは種が市販されていないので、苗木を購入して育てましょう。鉢植えで育てる場合は、苗木よりひと回り大きな鉢を用意し、保水力のある土に植え付けます。その際、保水力のある土としておすすめなのが、赤玉土です。土のひと粒ひと粒が水を長く蓄えられるので、適度な湿度を保つことができます。

鉢の底には、鉢底石という土台となる石を入れ、その上に鉢の3分の1の高さまで土を入れます。そこに苗を入れたら、苗がぐらつかなくなるまで周りに土を入れて作業完了です。

ただし、鉢植えで育てる場合は、定期的に植え替えをする必要があります。2~3年に1回は1~2月に植え替え作業をしましょう。

庭植えの場合は、やや湿度のある日あたりのよい場所に植えます。苗よりひと回り大きな穴を掘ったら、そこに苗を入れて苗がぐらつかないように土を入れて完了です。

苗木の植え方は基本的に上記の2種類です。それとは別に、盆栽としてレンギョウを楽しみたい方のために、盆栽用の植え替え方法を簡単にご紹介します。

レンギョウの根は育ちがよいので、盆栽の場合は年に1回、3月か9月に植え替えをおこないましょう。効果的なのは3月の新芽が出る前です。前年の枯れた根や傷んだ根をこの時期に植え替えと同時に切ることで、健康な根が育ちやすくなり、花つきもよくなります。

しかし、3月に植え替えの時間が取れない場合もあるでしょう。そのときは、落葉期である9月におこないます。花が終わって、気温は少しずつ下がり、レンギョウの成長も落ち着いてくるので、木を弱らせることなく植え替えができるのです。

水やり・肥料

水やりと肥料の与え方も、鉢植えで育てる場合と庭植えの場合で異なります。

・水やり

鉢植えの場合は、土の表面が乾いてきたら水やりをおこないます。とくに、夏の強い日差しなどで乾燥してしまうことがあります。夏場は1日2回、朝と夕方にたっぷりと水やりをしましょう。

庭植えの場合は、植え付けの際にはたっぷりと水やりが必要ですが、2年ほど経って成長すれば、雨だけで十分に育つので、基本的に水やり不要です。夏場の乾燥だけ注意して、土が乾いていたら水やりするようにしましょう。

・肥料

肥料は鉢植えも庭植えも同じて、緩効性の肥料を根元にまきます。時期は開花期後の5月ごろです。また、気温の低い冬は木が弱ってしまうおそれがあるので、1~2月に木が弱らないように有機肥料を与えましょう。

増やし方

レンギョウは挿し木という方法で増やすことができます。挿し木とは、枝を10~15センチメートルほどの長さに切って、それを土に挿して育てる木の増やし方です。

レンギョウの場合は、挿し木のための枝を切る時期によって、使用する枝が異なります。4月に切る場合は前年に花を咲かせた枝、6~7月に切る場合は当年伸びた枝を使用しましょう。

挿し木をおこなう土も重要です。挿したばかりの枝は、成長するために多くの栄養を必要とします。鉢植え栽培のときのベースとなる、赤玉土などの清潔な土に挿しましょう。

受粉

レンギョウの花にはおしべの長い雄花とめしべの長い雌花があります。そして、花の蜜を吸いに来た虫によって、受粉がおこなわれて実がつきます。

しかし、レンギョウは長さが異なるだけで、雄花にも雌花にもおしべとめしべの両方がついています。虫の姿を見ていないのに実がなっているというときは、ひとつの花のなかで受粉がおこなわれたのでしょう。

レンギョウを育てることは難しくありませんが、日ごろのお手入れだけでなく、剪定や病害虫の対策まで、すべての作業をおこなうのは重労働です。剪定や病害虫対策はプロに任せて、少しでも負担を減らしましょう。

その際の業者選びの負担は、弊社が減らします。お電話でお悩みやお住まいの地域、ご予算などをお聞きして、迅速に対応可能な業者をご紹介します。

費用面が心配な方でも、剪定作業に取り掛かる前には必ず見積りを無料でおこないますので安心していただけるはずです。まずは無料相談窓口まで、ぜひご相談ください。対応は24時間年中無休でおこなっておりますので、忙しくて夜しか相談できないという方、土日にしか時間が取れないという方であってもご利用いただけます。お電話お待ちしております。

まとめ

レンギョウの剪定・育て方・病害虫対策など、さまざまな情報をご紹介しました。ひとつひとつの作業は難しくないですし、丁寧にお手入れしていれば、毎年春には黄色いきれいな花を見ることができます。

育て方も、庭木・生垣・盆栽など種類が選べるので、庭の広さやお手入れのしやすさなどを考えて、自分にあった方法で栽培を楽しめるのも特徴のひとつです。

そんなレンギョウを長く美しく楽しみたいかたは、こまめなお手入れを欠かさずおこないましょう。自分で作業をするのが難しいときは、業者の力を借りるのもひとつの方法です。無理せず楽しくレンギョウを育てましょう。

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