ゆずの剪定方法は樹齢によって異なる!成長状態にあわせたお手入れを

ゆずの剪定方法は樹齢によって異なる!成長状態にあわせたお手入れを

さっぱりとした香りが特徴のゆずは、料理に使われることも多く、さまざまな活用法があります。そのため、ゆずを「自分で育てている」「これから育てる予定」といった方もいることでしょう。安定してゆずの実を収穫するためには、適した時期に正しい剪定をすることがとても大切になってきます。

この記事では、ゆずの剪定について詳しくご紹介していきます。あわせて、ゆずの育て方についてもご紹介しているので、おいしい実を収穫するための参考にしてください。

ゆずの剪定時期と方法

おいしいゆずの実を楽しむためには、適した時期と方法で剪定をする必要があります。間違ったゆずの剪定をしてしまうと、実をつけないこともあるようなのです。まずは、ゆずの剪定時期と方法について、しっかりと確認していきましょう。

剪定時期

ゆずの剪定方法は樹齢によって異なる!成長状態にあわせたお手入れを

ゆずの剪定に適した時期は、3~4月ごろになります。庭植え・鉢植えどちらで育てていても、剪定時期に違いはありません。完熟した実を収穫し、次の実をつけるまでの間が適した剪定時期ということになります。

剪定方法

ゆずの剪定方法は、樹齢によって異なってきます。おいしいゆずの実を収穫するためにも、樹齢にあわせた剪定をおこないましょう。

・ゆずを植えてから4年目まで
基本的に剪定はせず、そのままの状態で育てます。ただ、「弱った枝がある」「病害虫にかかった」などであれば、その枝は剪定して取り除くようにしましょう。これらの枝を放置してしまうと、実をつけないどころか枯れてしまうおそれもあります。

・ゆずを植えてから5年以上経過し樹高も1.5mを超えてきたら
ゆずがここまで成長したら、定期的な剪定が必要になってきます。剪定せずに育てることもできるようですが、安定して実を収穫できなかったり、病害虫にかかりやすくなったりしてしまうでしょう。そのため、植えてから5年以上経過したゆずは、定期的に剪定をしてあげるようにしてください。

剪定方法としては、徒長枝(細く長く伸びた枝)や混みあった枝(日陰になっている枝)などを取り除くように剪定していきます。また、樹勢のあるゆずは上に向かって枝を伸ばしていきやすいので、収穫のことを考えるのなら切り戻し剪定で収穫しやすいように高さを調節するとよいでしょう。切り戻し剪定とは、樹木の大きさなどを調節するための剪定です。

果樹ならではの作業、摘果の方法

おいしいゆずの実を収穫するためには、摘果も必要になってきます。こちらも、樹齢によって必要な摘果のやり方が違うので、間違いのないようにしっかりと確認しておきましょう。ゆずが1.5mほどの十分な大きさに成長するまでは、実をつけても完熟する前には摘果してしまいましょう。そうすることで、ゆずの木自体の成長を促すことができるのです。

また、ゆずは実をつけ過ぎると弱ってしまいやすいため、葉っぱ100枚に実がひとつ程度になるように摘果することも大切になります。葉っぱ100枚はあくまでも目安になりますが、不用な数の実がついていたら摘果すると考えておくのもおすすめです。

あわせて知っておきたい!収穫時期や実の活用法

ゆずの実は、収穫する時期によって「青ゆず」と「黄ゆず」にわけられます。それぞれの収穫時期と活用法についてご紹介していきましょう。

・青ゆず
完熟する前の青ゆずは、8月ごろが収穫時期になります。見た目の特徴としては、青緑っぽい状態です。完熟前の青ゆずは、うどんの薬味としてしぼって使うなど、何かの香りづけに活用されることが多くなっています。

・黄ゆず
完熟した状態の黄ゆずは、11月ごろが収穫に適した時期になります。完熟して黄色くなったゆずは、ゆず湯やハチミツ漬けとして活用するのがおすすめです。

正しい剪定で実のつきもよくなる

おいしいゆずの実を収穫するためには、適した時期に正しい剪定が必要になります。知識や経験のある方であれば、問題なく剪定することができるかもしれません。しかし、初めて育てるという方には、難しい作業になることでしょう。

そういった初めてゆずを育てるという方で、剪定に不安を感じるようであれば、業者に依頼してみてはいかがでしょうか。剪定お助け隊では、24時間365日いつでもご相談いただけます。ゆずの剪定でお困りの際には、ぜひ一度ご相談ください。

ゆずの育て方

おいしい実の収穫には、正しいゆずの剪定は欠かせませんが、それだけでは足りません。剪定方法と育て方の両方がそろうことで、ようやくおいしいゆずの実を収穫できるのです。ここでは、ゆずの育て方について解説していきます。

植え方

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ゆずを育てるときの植え方には、「庭植え」と「鉢植え」の2つの方法があります。どれくらいの大きさに育て、どれくらいの実を収穫したいかによって決めるとよいでしょう。ゆずを植える時期は、3~4月ごろが適しています。また、ゆずは日光を好むので、庭植え・鉢植えどちらも日当たりを重視して、植えるようにしましょう。

水やりと施肥

ゆずの水やりは、土が乾いたらたっぷり与えるようにしましょう。庭木として育てる場合、夏の水切れにはとくに注意してください。鉢植えで育てる場合は、鉢の底から水が流れる程度与えるといいようです。

ゆずを育てるのに必要な施肥は、庭木なら3月・10月の年2回与えると効果的になります。鉢植えならば、3月・6月・10月の年3回与えるといいようです。与える肥料の種類は、有機肥料か化成肥料をおすすめします。

病害虫対策

果樹を育てる以上避けては通れないのが、病害虫による被害です。より確実にゆずの実を収穫するためには、病害虫対策が欠かせません。ゆずを守るための病害虫対策には、剪定が効果的になります。

病害虫は果樹全体の湿度が高くなると発生しやすくなるため、剪定をすることで果樹全体の風通しや日当たりをよくすることが重要なのです。おいしい実を収穫するためだけでなく、病害虫から守るためにも適した時期に正しい剪定をおこなうようにしましょう。

植え替え

ゆずを庭木として育てる場合には、植え替えをする必要はありません。しかし、鉢植えで育てる場合には、2年に1回程度の頻度で植え替えをする必要があります。植え替えをせずに育てようとすると、根詰まりを起こしたり、成長に適さない土壌になったりしてしまうようなのです。ゆずの実をつけるためにも、忘れずに植え替えをしてあげましょう。

増やし方

初めてゆずを育てるという方でも、いずれは数を増やしたいと考えることがあるかもしれません。そのときのためにも、ゆずの増やし方についてご紹介していきます。1本のゆずをしっかりと育てることができたら、一度挑戦してみるのもよいでしょう。ゆずは接ぎ木で増やすことができます。接ぎ木の方法は以下の手順でおこなってください。

  1. ゆずの穂木(枝の先端から10~20cm離れた部分を40~50cmの長さで切った枝)と台木(植えてある状態で根元から10cm残して切り、断面の角をなくし、樹皮から木部の内側が見えるように切り込みを入れる)を準備
  2. それぞれが準備できたら、穂木を台木に入れた切り込みに差し込んでいく。このとき、断面同士を密着させること
  3. しっかりと密着させることができたら、接ぎ木テープなどを使い固定する
  4. その上からポリ袋をかぶせて、接ぎ木とポリ袋の間にすき間ができないように密着させて固定する
  5. その状態で2~3週間様子をみて、穂木の先端から芽が出ていれば接ぎ木の成功です。

ひとりですべての世話をするのは大変!

ゆずを健康に育てて、おいしい実を収穫するためには、さまざまな手入れなどが必要になります。水やりや施肥、植え替え程度であれば、それほど大変な作業ではありません。しかし、大きく育ってきたゆずの剪定となると、あまり経験のない方には大変な作業になってきます。そういったときには、業者の利用がおすすめです。

剪定お助け隊では、全国にある加盟店から、迅速にご希望に沿った業者をご紹介させていただいております。剪定だけでなく施肥などの手入れに関する業者をご紹介することもできますので、ゆずの育て方にお困りの際にはぜひご相談ください。

剪定などをプロに依頼したいときは

最後にご紹介するのは、業者の選び方についてです。いざ剪定や施肥などの手入れを依頼しようと思っても、「どこを利用すればいいのかわからない」という方は多くなっています。そういったときのために、業者選びの基本と費用相場についてご紹介していきます。

業者選びの基本

ゆずの剪定方法は樹齢によって異なる!成長状態にあわせたお手入れを

ここでご紹介するのは、剪定業者を選ぶ際の基本になります。ほかの業種すべてに当てはまるわけではないので、勘違いだけはしないように注意してください。剪定業者を選ぶ際は、以下の項目を確認することで、少しでも要望に近い業者を利用することができるでしょう。

  • 何本から剪定を引き受けてくれるか
  • 見積りの内訳が明瞭であるか
  • アフターケアはしっかりとしているか
  • 剪定に関する資格を持つ作業員がいるか

【資格例】

資格名 内容
造園技能士 無資格者よりも庭に関する知識をより深く持ったことを証明する資格
造園施工管理技士 取得には幅広い知識が必要な資格なため、剪定に関する資格の中でもトップクラス
樹木医 さまざまな樹木の病気に関する知識を持っていることを証明する資格

最低でもこの4つの項目を確認することが大切です。1つ目の項目であれば、理想は1本から引き受けてくれるところです。2つ目なら、内訳が明瞭になっていることから、作業後に追加料金が必要になることもないでしょう。3つ目は、初めてゆずを育てるといった方には、とくに重要な項目になります。4つ目は、作業員への信頼感につながるでしょう。

ゆずの剪定で業者の利用を検討されている方は、こういったことを気にして業者選びするとよいでしょう。また、これらに加えてご自身に必要なサービスの有無を明確にしておくと、より要望に応えてくれる業者を見つけることができるはずです。

費用相場

業者に剪定を依頼する場合の費用は、樹木の大きさによって変わってきます。ゆずの剪定も依頼する時期によって大きさが変わるため、費用相場からも業者選びの参考にしてください。ただ、必ずしも料金が業者の良し悪しにつながっているわけではないので、総合的に判断して選ぶのがよいでしょう。

  • 1~3mの低木:3,000円前後
  • 3~5mの中木:6,000~10,000円
  • 5~7mの高木:10,000円以上

上記が剪定を依頼する際の相場になります。あくまでも目安にしかなりませんが、見積りを出してもらい、そこに記載されている料金と照らし合わせるとよいでしょう。もし、大きく金額に違いがあるようなら、その理由を業者に直接聞いてみるのもよいかもしれません。

ゆずやそのほかの木の剪定は【剪定お助け隊】にお任せ!

ここでは、業者の選び方についてご紹介してきましたが、なかには自分で確認して探すのが面倒だと感じる方もいることでしょう。また、たくさんの業者を確認して比べている時間がない、といった方もいるかもしれません。

そういった方には、剪定お助け隊の利用をおすすめします。剪定お助け隊では、相談内容をしっかりとお聞きし、要望に沿った業者をご紹介させていただいております。全国に加盟店があるからこそ、あらゆる剪定のお困りごとに対応することができるのです。24時間365日受け付け対応していますので、業者選びに迷ったときにもぜひご相談ください。

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