プルーンの剪定・手入れ方法まとめ|基本をマスターして目指せ収穫!

ドライフルーツとして人気の高いプルーンを上手に育てるには、“剪定”が欠かせません。正しい時期に正しい方法で剪定をすれば、濃い紫色をした美しい実をつけることができます。剪定をしないでいると、病害虫の発生など木の健康を損ねてしまうおそれがあるのです。

そこで、今回は、はじめての方でもトラブルなく上手にプルーンの木を剪定できるように、剪定の方法や日ごろのお手入れ方法についてご紹介します。

プルーンの実を収穫できるよう、ぜひこのコラムを参考にしていただき、剪定とお手入れの基本をマスターしてください。

【プルーンの剪定】基本をマスターしよう

プルーンを上手に育てるために大切なのは、“剪定”です。ここではまず、プルーンの剪定の基本をご紹介します。剪定は、プルーンを育て始めた方だけではなく、今後よりよい実をつけたいという方にとっても大切な作業です。ぜひ参考にしてください。

剪定の目的と適切な剪定時期

剪定の目的と適切な剪定時期

そもそも剪定には、主に2つの目的があります。目的を理解したうえで作業をおこなうことは、失敗しないためにも重要なポイントです。

<剪定の目的>

  • 樹形を整え美しい状態を維持するため
  • 風通しや日あたりを確保して病害虫を予防して樹木の生長を促すため

このような目的のために剪定をおこないますが、植物はすべて同じタイミングで生長しているわけではないため、それぞれに適した時期に剪定をすることが大切です。

プルーンの場合、剪定は12月~2月が最適です。プルーンの実を収穫できるのは8月~9月なので、実を収穫し葉が落ちた冬の時期は剪定作業がしやすいからです。また、6月ごろに長く伸びた枝を切り落とし樹形をコンパクトに整えることもありますが、基本的な剪定は冬の間におこないましょう。

プルーンの剪定方法

プルーンを剪定するときは、“間引き剪定(透かし剪定)”という方法でおこないます。間引き剪定とは、大胆に刈り込むのではなく、不要な枝葉を除去したり伸びすぎた枝葉の長さや量を調整したりする剪定方法です。プルーンの実は、短い枝につきやすいのが特徴ですので、長く伸びきってしまった枝を中心に切り落としていきましょう。

<用意するもの>
軍手、剪定ばさみ(植木ばさみ) 

<プルーン剪定のポイント>

  • 長く生長した枝を中心に切る
  • 枝の長さを約20~30センチメートルにそろえる

基本の剪定は冬の時期ですが、夏は生長が盛んになるのでどうしても葉が増えすぎてしまうこともあります。葉が一か所に密集しすぎるとすべての葉に日光が当たらず、風通しも悪くなり、病害虫の発生を招くおそれもあります。

このような場合には、6月ごろに剪定してあげるとよいです。混みいった枝葉を切り、バランスを整えるように剪定しておきましょう。とくに、木を小さくスマートに育てたいという方は、夏の剪定をして大きさを調整しておくのをおすすめします。

剪定すべき枝って?

剪定の基本はここまで話した通りですが、なんでも切っていいわけではありません。切るべき枝をきちんと知っておきましょう。ここでは、切るべき枝について詳しくご紹介します。

〇剪定すべき枝

  • 徒長枝:真上に向かって長く伸びすぎた枝
  • ひこばえ:樹木の根元から生えている枝
  • 垂れ枝:下に向かって生えている枝
  • 重なり枝:ほかの枝と重なって生えている枝

これらの枝は“忌み枝(いみえだ)”とよばれ、樹木全体に栄養を分散させるのを妨げてしまいます。健康的なプルーンを育てるためには、バランスを整えてきれいにするだけではなく、生長を阻害する忌み枝を見極めて剪定する知識が必要なのです。

プルーンの剪定をしないとどうなるの?

プルーンの木を剪定せず放置していると、さまざまなリスクが起こります。たとえば、以下のようなものです。

  • 病害虫が発生する
  • 樹形が崩れる
  • 実がならない
  • 枝葉が枯れる

とはいえ、剪定には適した時期がありますし、準備や作業に時間と手間がかかります。また、切るべき枝を見極める力も必要です。基本的な剪定を正しくおこなってこそ、健康的なプルーンを育てることができますが、忙しい方にはとても大変な作業ではないでしょうか。

剪定を失敗してしまうと上手にプルーンを育てることは難しいので、不安な方には業者依頼がおすすめです。業者は剪定に関して豊富な知識があるので、種類や状態に最適な方法で剪定することが可能です。はじめての剪定に戸惑っている方やプルーンの実をつけたいという方は、ぜひ弊社にご相談ください。

剪定とあわせて【手入れ】も必要不可欠

プルーンを上手に育てるには、剪定以外にも大切なことがあります。それは、“こまめなお手入れ”です。ここからは、剪定とあわせて忘れてはいけないお手入れについいてご紹介します。はじめての方は“プルーンのお手入れマニュアル”として、それ以外の方は“再び実をつけるためのおさらい”として読んでいただき、活用してください。

プルーンのお手入れ方法

剪定の目的と適切な剪定時期

まずは、プルーンの日々のお手入れ方法についてご紹介します。それほど難しい作業はないので、自分でできることは実践してみてください。

〇育てる環境
日あたりがよく、湿気のたまりくい場所を選びましょう。梅雨の時期には、雨があたりにくい場所にすぐに移動できるようにしておくと安心です。

〇植え付けや植え替え
プルーンを植え付けるまたは植え替えるという場合は、11月~3月ごろにおこないましょう。鉢植えの場合、ずっと同じ鉢では根詰まりを起こしてしまうので、2~3年に1回を目安に植え替えます。生長具合にあわせて、一回り大きな鉢を選んであげましょう。

〇水やり
プルーンは、比較的乾燥に強い果樹です。お庭に地植えしている場合は、水やりはとくに必要ありません。鉢植えで育てている場合は、土の表面が白くなって乾いてきたころにたっぷり与えましょう。

〇土
プルーンは湿気に弱いので、水はけのよい土を選んであげましょう。市販の用土なら、赤玉土と腐葉土を7:3(または8:2)で配合したものが最適です。地植えで育てている方で土質が心配なら、腐葉土を混ぜてあげるとよいでしょう。

〇肥料
生育促進のために、2月と10月に有機質肥料か速効性化成肥料を与えます。鉢植えの場合は、それに加えて5月ごろにも施肥しましょう。

プルーンに発生する病害虫に要注意!

続いて、日ごろのお手入れに加えて注意してほしい“病害虫対策”についてお伝えします。病害虫がプルーンに発生すると、生育が悪くなり実がつかなくなるおそれがあります。見た目も悪化してしまうため、発見次第対処しておかなくてはなりません。

<プルーンに発生しやすい病害虫>

  • 灰星(はいほし)病:葉や実に淡い褐色の斑点と灰色の胞子の塊ができる病気
  • 黒斑(こくはん)病:葉や実に黒い斑点ができる病気
  • 胴枯(どうがれ)病:幹や枝、最悪の場合は樹木全体が枯れる病気
  • カイガラムシ:白い貝殻のような見た目で幹や枝に寄生し生長を阻害する害虫
  • アブラムシ:茎や葉に付着して吸汁して生育を阻害する薄い緑色の小さな害虫

このような症状が見られたら、早めに対処しなくてはなりません。放置すると、最悪の場合樹木全体を枯らせてしまうおそれもあります。

対処法としては、病害虫の原因を除去し消毒や薬剤の散布をおこないますが、自分でやると失敗するリスクもあります。早めにプロに相談し、被害が広がらないように対策・予防してもらうことをおすすめします。

普段は忙しくてお手入れができないかも…

日ごろのお手入れはそれほど難しいものではありませんが、土の湿り具合にあわせて水やりをしたり適した時期に施肥や植え替えをおこなったりするなど、忙しいと忘れてしまうという方もいるでしょう。

また、病害虫対策となると、適切な薬剤の選び方や使い方など、さらに不安なことが出てくるはずです。そうなると、自分ですべてやるのはなかなか大変です。

「お手入れをする時間がない」「自分でやるのは面倒…」「やり方がわからない」などとお悩みでしたら、ぜひ弊社にお任せください。弊社は、あなたのお悩みにあわせて提携業者をご紹介することが可能です。お手入れができないからと放置する前に、まずは弊社にご連絡ください。あなたのお悩みをすぐに解決させていただきます。

【プルーンの実】受粉~収穫までの流れ

正しいプルーンの剪定や日ごろのお手入れを実践していただいたら、プルーンの実を収穫する楽しみが待っています。ここでは、受粉から実を収穫するまでの流れと、収穫のためにできることをご紹介します。

【1】受粉

【1】受粉

プルーンは基本的に1本で受粉し結実します(自家結実性)が、結実しない品種(自家不結実性)も存在します。この場合は、“人工授粉”をおこないます。

<人工授粉の方法>

  1. 異なる品種の花粉を綿棒の先に付着させる
  2. 花粉を付着させた綿棒の先をめしべの柱頭にすりつける

1本で結実した場合でも、実付きが悪いなと感じたら同様の手順で人工授粉をしてあげましょう。実付きを改善させることができます。

【2】摘果

“摘果”とは、良質な実をつけるための作業です。果樹は、必要以上の実がつくとそれぞれの実に適度な栄養を分散させることが難しく、小さな実ばかりができてしまいます。それを防ぐために、プルーンの場合は摘果を年2回おこないます。良質で大きなプルーンの実をつけるには欠かせない作業なのです。

<摘果のタイミング>

  1. 花が満開になり約1ヶ月経過したころ
  2. 1回目の摘果からさらに約1ヶ月経過したころ

1回目の摘果は、発育不良のものや病害虫の被害にあっているものなどを選びましょう。2回目の摘果は、枝の長さ約10センチメートルの間に2~4個くらいの実がつくようにしておくと良質な実を収穫することができます。

【3】収穫

プルーンの収穫を楽しみにしている方も多いと思いますが、じつは、プルーンの収穫のタイミングはとても難しいのです。その理由は、実が熟す前に皮の色が黒紫になってしまうので“食べごろ”の実を見極めるのが難しいからです。

収穫が早すぎると酸味が強いので、収穫するときは実を手で優しく触って確かめてみましょう。実が柔らかくなっていたら熟しているサインです。

実が柔らかくなっていると、強い雨で実が裂けてしまうおそれがあります。とくに、収穫時期にあたる8月~9月は、こまめに天気予報をチェックしておくと安心です。

正しい剪定は実をならせる第一歩!

プルーンは、こまめにお手入れすることで大きく良質な実をつけることができます。しかし何より大切なのは、プルーンの木を健康的に保つための“剪定”なのです。

「剪定って難しそう」「前に失敗した経験があるから不安……」という方は、むやみにおこなわずプロに剪定を依頼しましょう。たとえば、水やりや施肥は自分でおこない、自信のない剪定だけをお任せするという選択もよいのではないでしょうか。自分にあったリズムでお手入れができれば、ストレスなくプルーンを育てることができますよ。

弊社にお電話いただければ、お悩みをヒアリングさせていただき最適な業者を迅速にご紹介させていただきます。プルーン以外にも、庭木や鉢植えとして育てているものがあれば、あわせて剪定を依頼することが可能ですので、業者依頼の手間は最小限に済み負担も軽減できます。

正しい剪定は、美しいプルーンの実をつける第一歩です。ひとりで悩まず、ぜひ弊社にご相談ください。お電話お待ちしております。

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