黒松の剪定方法|失敗したくない人へ~美しい樹形に仕上げるコツ紹介

松は「神様が宿る樹木」ともいわれており、古くから日本で親しまれてきた樹木です。その中でも、黒松は生命力が強く潮風にさらされていても育つため、海からの砂や潮風などを防ぐ海岸林として利用されることが多いです。

しかし、生命力が強いため放置していると枝が伸び放題になり、樹形が崩れて見栄えが悪くなりやすいです。そのため、庭木として黒松を楽しむ場合は枝の剪定が欠かせません。このコラムでは主に、庭木の黒松の剪定方法についてご紹介していきます。このコラムを参考にしつつ、黒松を美しく剪定してみてください。

黒松剪定の基本を確認しよう

黒松を美しく剪定するために、まずは剪定の基本を確認していきましょう。ここでは、黒松の剪定方法についてご紹介していきます。

時期によって変わる黒松の剪定方法

時期によって変わる黒松の剪定方法

剪定には道具が必要なのでまず道具を用意しましょう。そのあとに、どの時期にどのような方法で剪定をすればよいのかについてご紹介していきます。

剪定に必要な道具

剪定をおこなう際は次の道具を用意しましょう。

【用意する道具】

  • 剪定鋏/剪定ノコギリ/枝切り鋏
  • 脚立
  • 軍手/園芸用手袋
  • 汚れてもよい長そでの服

黒松は時期によって剪定方法が異なります。それぞれの時期に合わせた剪定をおこなっていきましょう。

ミドリ摘み 時期:4月~5月

ミドリとは松の新芽のことを指し、この新芽を摘むのがミドリ摘みという作業です。黒松の新芽は生育力が強く、放置しているとどんどん成長して樹形を乱してしまいます。そのため、新芽が生える4月~5月にかけてミドリ摘みをおこなう必要があるのです。

ひとつの枝につき、新芽が1~3本程度になるようにミドリ摘みをおこなっていきましょう。新芽はとても柔らかく、手で引っ張っただけで簡単に摘むことが可能です。5月の頭を過ぎると新芽が固くなって摘めなくなってしまうため、ミドリ摘みは早めに済ませることをおすすめします。

芽切り 時期6月~7月

ミドリ摘みで摘まなかった新芽は、6月~7月にかけて成長していきます。この成長した芽のうち、周りの芽よりも明らかに長く伸びているものを剪定鋏で根元から切り落とす作業が芽切りです。

お話ししたとおり黒松の新芽は生育力が強く、そのままにしておくとどんどん成長して樹形を崩してしまうおそれがあります。そのため、樹形をきれいに維持するためにも芽切りは必要な作業なのです。

成長の早い若木の場合は遅めに、成長の遅い老木の場合は早めに芽切りをおこないましょう。若木は成長が早く、老木は成長が遅いのでスピードに差があります。時期をずらすことによって、成長が止まる秋にちょうどよい枝の長さに仕上げることができます。

枝の剪定 時期:10月~11月

10月~11月ころになると黒松の成長も落ち着き休眠期に入ります。そのため、この時期であれば枝を切り落とす際の黒松への負担を抑えることができます。周りの枝と違う方向に生えていて樹形を乱している枝や弱り気味の枝を、剪定鋏で根元から切り落としましょう。

もみあげ 時期:11~12月

古くなった葉は茶色く変色して見栄えが悪くなるだけでなく、無駄に栄養を吸ってしまいます。そのため、11月~12月ころに古い葉を手でむしり取りましょう。この作業をもみあげといいえます。この時期に古い葉を処分することによって、葉の間で越冬しようとする害虫を駆除することができます。

強剪定 時期:3月ごろ

黒松の強剪定をおこなう場合は、休眠期かつ温かくなってくる3月ごろにおこなうことをおすすめします。休眠期外や寒い冬に強剪定をおこなうと、黒松が弱って枯れてしまうおそれがあるため注意してください。

剪定に自信がない場合は業者に依頼しましょう

剪定は黒松の価値を大きく左右する作業です。黒松は生命力が強い樹木なので、おおざっぱに剪定をしても枯れてしまうことはあまりありません。しかし、時期ごとに適切な剪定をおこなわないと、見栄えが悪くなって黒松の価値が下がってしまうおそれがあります。

黒松の価値を高められるような剪定をする自信がないという方は、業者に剪定を依頼することをおすすめします。剪定のプロをお探しの際は、弊社にご相談ください。お客様の庭の黒松を美しく仕上げられる業者をご紹介させていただきます。相談窓口は通話無料で利用できるため、お気軽にお電話ください。

美しく仕上げて価値を高めよう

黒松の価値は、剪定に大きく左右されます。そのため、剪定はいくつかのポイントを守りつつ慎重におこなう必要があります。そこで、ここでは黒松を剪定する際のポイントをご紹介していきます。ポイントをしっかりと押さえて黒松を美しく仕上げましょう。

強剪定

強剪定

簡潔にいうと、樹木の太い枝を枝切鋏や剪定ノコギリなどで切り落とす作業のことです。通常、樹木の剪定をする際はかかる負担が大きいため太い枝を切り落とす必要はありません。しかし、太い枝を切り落とすことによって樹形を大きく変えることができます。

そのため、樹形が乱れている場合は強剪定をおこなって樹形を矯正しましょう。また、樹木が大きくなりすぎた場合も強剪定をおこなうことによってサイズダウンすることが可能です。

上部の剪定

多くの樹木には「頂芽優勢」という性質があります。簡単にこの性質を説明すると、樹木の上部や枝が少ない場所ほど成長しやすく、下部や枝の多い場所ほど成長しにくいという性質です。

この性質は植物がより大きく成長するためのメカニズムですが、黒松で同様の現象が起きると上部が大きく、下部が小さい逆三角形状になってしまいます。簡単にいうと頭でっかちになってしまい、見栄えが悪くなるのです。黒松が頭でっかちになるのを避けるためにも、枝が伸びやすい上部の剪定は念入りにおこなうようにしましょう。

枝がY字になるようにする

黒松を美しく剪定するためには、枝の形がY字になるように意識することが重要です。松は何本かに枝分かれしている場合、1番真ん中の枝が育ちやすいという性質があります。

しかし、真ん中の枝だけが成長してしまうとバランスが悪くなって樹形が乱れてしまいます。そこで枝がY字になるように真ん中の枝を剪定すると、バランスよく枝が育って樹形がきれいに仕上がるようになります。

業者に依頼して美しく仕上げてもらう

黒松の剪定はただ枝を切ればよいだけでなく、美しく仕上げるためにはいくつかのポイントを押さえつつおこなう必要があります。しかし、松の剪定に慣れていない場合はご紹介したポイントを押さえて剪定をおこなうというのは難易度が高いです。

そのため、黒松の剪定を失敗したくないという方は剪定業者に依頼するようにしましょう。弊社では黒松の剪定をきれいに仕上げられる剪定のプロをご紹介しているので、黒松の剪定でお困りの際はお電話ください。

黒松の剪定は難しい?

黒松は生命力の強い樹木なので無理な剪定をおこなわない限りは、剪定のダメージで枯れてしまうということは基本的にありません。そのため、初心者でも剪定をすることは可能です。しかし、黒松の剪定は意外と面倒くさい点が多いです。ここでは、その面倒なポイントをいくつかご紹介していきます。

・剪定の回数が多い
ご紹介したとおり、黒松の樹形をきれいに保つためには年に何回も剪定をする必要があります。また、時期ごとに剪定方法も異なるためそれぞれのやり方を覚える必要があります。

・葉がトゲトゲしていて痛い
黒松の葉は針状になっていて、触ると痛いです。剪定作業中はこのトゲトゲした葉が身体のあちこちに刺さるため、不快感を覚えて作業効率が低下しやすいです。

・高所での作業になる
個体差や育てている環境によって変動しますが、黒松は高木なので10m以上に成長することも珍しくありません。高所での剪定は足場が悪い中での作業となるため、とてもやりづらく時間がかかりやすいです。

・松ヤニで汚れる
黒松の枝を切ると松ヤニが出てくることがあります。松ヤニは粘着力が強く、一度服についてしまうとなかなか落ちません。また、体質によっては肌に松ヤニが触れるとかぶれてしまうケースがあります。

・きれいに仕上げるためには時間がかかる
黒松をきれいに仕上げるためには全体のバランスを見つつ、小刻みに剪定をする必要があります。しかし、大きく成長した黒松を小刻みに剪定していくとなるととても時間がかかり面倒です。

・もみあげをおこなうのは冬
古い葉を手でむしり取っていくもみあげは冬の間におこなうので、寒い中作業をする必要があります。

・ゴミの処理が必要
剪定は枝を切って終わりではなく、切り落とした枝などを処分しなければなりません。しかし、切り落とした枝葉をかき集めて処分するのは意外と重労働です。

黒松の剪定自体は、そこまで難しい訳ではありません。しかし、葉がトゲトゲして痛かったり、高所での作業がやりづらかったりなど面倒な点は多いです。また、きれいに剪定をするとなると相応の知識や技術を求められてきます。そのため松の剪定に慣れているという方以外は、なるべく業者に剪定を依頼するようにしましょう。

「剪定業者が多くて、どの業者を選べばよいのかわからない」という場合は、弊社の相談窓口にお電話ください。相談窓口では、お客様の相談内容を元にご要望に合った業者を紹介しています。

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