ムクゲの剪定【いつ・どうする】育て方のキホンもまとめました

ムクゲは盛夏に白やピンクの花をつける、とても丈夫な植物です。中国原産で、日本でも古くから親しまれています。

ムクゲは丈夫で育てやすい花ですが、適した時期に剪定をしないと大切な花が咲かなくなってしまうかもしれません。今回のコラムではムクゲの剪定の方法や時期を中心に、ムクゲの育て方や特徴をまとめました。

これからムクゲを育ててみたい人や、庭にムクゲがある人はぜひ育て方を知って実践してみてください。

ムクゲの剪定【いつ・どのように】やる?

ムクゲの剪定を適した時期におこなうことで、きれいな花を咲かせやすくなります。ここでは、ムクゲの剪定方法について詳しく紹介していきます。

ムクゲの剪定は「落葉期」がおすすめ

ムクゲの剪定は「落葉期」がおすすめ

ムクゲは冬になると葉を落とす落葉樹です。成長期に剪定してしまうと、植物に負担がかかりやすいため、ムクゲの剪定は落葉している11月から3月ごろにかけておこなうのがよいでしょう。

ムクゲの花芽は春以降につくので、冬場に剪定するときには花芽を切り落とすリスクはありません。春以降にばっさり剪定してしまうと、せっかく育った花芽ごと切ってしまいかねないので、落葉しているうちに剪定を終わらせましょう。

「樹形を整える」ことを意識しよう

ムクゲは芽が出る力が強く、たくさんの細い枝が次々に出てきます。そのため、自分が仕立てたいムクゲの樹形をイメージして、輪郭からはみ出る枝を切り落としていきましょう。

強い刈り込みをおこなっても枯れないため、何本も等間隔に植えて生垣に仕立てることも可能です。用途にあわせて、樹形を整えてみてください。

ヤゴの剪定も忘れずに

ムクゲの根元からは、ヤゴと呼ばれる若い枝が出てくることが少なくありません。ヤゴを放置していると、そちらに養分がとられてしまうだけでなく、樹形を乱す原因にもなります。そのため、ムクゲの成長期にヤゴをみかけたら、こまめに切り落とすようにしましょう。

小さく育てるなら「強剪定」しよう

ムクゲは大きなものになると、2m以上にまで成長することがあります。ムクゲをなるべくコンパクトに育てたいと考えているなら、強剪定をするのがおすすめです。

強剪定とは、その名の通り、ばっさりと太い枝を剪定することです。強剪定をすると植物に大きな負担がかかりますが、ムクゲは萌芽力が強いため、枯れてしまう心配がありません。

ムクゲを小さく育てたい場合は、上にのびるメインの幹を切り詰め、バランスをみて枝を落としてみてください。ムクゲはさまざまな形に仕立てやすいので、庭のスペースにあわせて育てることができるでしょう。

大きくなりすぎた場合は?

大きくなりすぎたムクゲは、太い枝を好みの長さに剪定しましょう。ムクゲを剪定するときには、幹を切る剪定ノコギリや、細い枝を切る剪定ばさみなどがあると便利です。素手で作業するとケガをするおそれがあるので、すべり止めのついた軍手をはめるようにしてください。

ムクゲは切った箇所から1m程度はのびるため、成長した後の樹高を想像しながら剪定することが大切です。夏になると成長が進むため、想定したより大きくなる場合もあります。コンパクトにしたいと考えているなら、思い切って短くするのもよいでしょう。

また、以前剪定したことのある箇所は、枝にこぶができることもあります。見た目がよくないため、こぶも一緒に切り落とすとすっきりさせることができるでしょう。

剪定は切る作業だけでなく、道具の準備や切った枝の処分などもつきものです。剪定に不安を感じている人は、業者に相談して切ってもらうことをおすすめします。ご自分にあった業者の探し方がわからないという場合は、ぜひ弊社にお電話ください。弊社の加盟店よりご希望にあわせて業者をご紹介します。

ムクゲの育て方のキホン

ムクゲは初心者でも育てやすい植物です。夏に花をつける植物を庭に植えたいと考えている人にはおすすめだといえます。ここでは、ムクゲの基本的な育て方を紹介するとともに、ムクゲに元気がない場合の対処法もお伝えしていきます。

【1】育てる環境

【1】育てる環境

ムクゲは日当たりと水はけのよい環境を好みます。半日陰でも育てることはできますが、花をたくさん咲かせたいのであれば、日当たりのよい場所の方がおすすめです。

【2】水やりと肥料

ムクゲは十分な降雨があれば、基本的には水やりの必要はありません。しかし、夏場は乾燥しやすいため、日照りが続いたときには早朝か夕方の涼しい時間帯に水をあげましょう。

ムクゲに肥料をあげる時期は、6月から9月ごろと、12月から1月ごろの年2回です。6月から9月ごろに与える肥料をお礼肥といいます。お礼肥は開花から開花後にかけて、養分をたくさん使ったムクゲに栄養を補給する目的で与えます。

冬場に与える肥料は寒肥といいます。寒肥はその名の通り、寒い季節に与える肥料のことです。寒肥を与えることで、春から新しい芽を出すのに必要な栄養が補給されます。

ムクゲには緩効性肥料というゆっくりと肥料の効果が浸透するタイプがおすすめです。ホームセンターや通販でも購入できるので、ぜひ肥料を与えましょう。

【3】病気・害虫対策

ムクゲはとても強い植物なので、病気にかかる心配はほとんどないといわれています。しかし、害虫が寄りつきやすいという一面があるので、注意しなければいけません。

ムクゲには、アブラムシやハマキムシ、テッポウムシなどがつくことがあります。とくに、テッポウムシは枝の内部や幹の中を食い荒らすこともあるので、ムクゲに元気がなくなってきたら要注意です。枝や葉に異変がみられたら、すぐに殺虫剤を使って害虫を駆除してください。

ムクゲを病害虫から守るためには、日ごろからよく観察して、異変にいち早く気付くことが大切です。また、病気や害虫はじめじめして日当たりの悪い環境を好むので、枝葉がこみいっているところを剪定することも予防につながるでしょう。

【4】鉢植えは植え替えを

先にも紹介したように、ムクゲはとても成長がはやい植物です。ムクゲを剪定していても、1年で新しい枝が1m以上のびることも珍しくはありません。

普段は目に見えませんが、ムクゲが大きくなるにつれて、根もどんどん成長していきます。そのため、ムクゲの大きさにあわせて、大きな鉢に植え替えをしていくことが大切です。

ムクゲはできれば庭植えで広々と育てた方が育てやすいですが、鉢で育てる場合は根がつまらないように、こまめに鉢の大きさを調整しましょう。植え替えの時期は、気温があがり始めた3月ごろがおすすめです。

ちゃんと育つとどんな花が咲くの?

ムクゲはアオイ科フヨウ属の仲間です。同じフヨウの仲間にはハイビスカスもあり、ハイビスカスに似た大きくて華やかな花びらをもちます。花の色は白色や薄桃色、紫がかったピンク色などさまざまです。花びらとめしべの周辺の色が異なるものもあります。

ムクゲの花びらは5cmから10cm前後で、ハイビスカスのように大きなめしべがついています。花びらのつき方にも一重咲きのものや、八重咲のものなど、さまざまな品種があるので、好みのものを選んで育てるのもよさそうです。

ムクゲの元気がない......そんなときは

生命力が強い印象のムクゲですが、あまり元気がないときもあるかもしれません。ムクゲが元気でない場合は、水切れや、病害虫の被害などが考えられます。

日照りが続いている場合は、涼しい時間帯に水やりをして様子をみてみましょう。また、ムクゲをよく観察して、病変している箇所があれば早急に剪定するのも大切です。

それでも原因がわからないようであれば、庭木のプロに相談してみるとよいでしょう。さまざまな植物の知識がある剪定のプロであれば、ムクゲのトラブルも解決できるかもしれません。

弊社にご連絡いただければ、ムクゲのトラブルに対処可能な業者をご紹介させていただくことが可能です。そのため、困ったことがあれば、ぜひ弊社までお電話でご相談ください。

ムクゲを増やしてお庭を美しくしよう!

ムクゲは育てやすいだけでなく、自分で増やすことも可能です。たくさん育てて等間隔に植えれば、きれいな花が咲く生垣にできるかもしれません。ここでは、おもな2つの増やし方について紹介します。

【方法1】挿し木で増やす

【方法1】挿し木で増やす

ムクゲを簡単に増やす方法としておすすめなのが、挿し木で増やす方法です。増やしたい植物の枝を切り、用土に挿して育てることを挿し木といいます。ムクゲの挿し木は2通りの時期で実践できます。

・休眠枝ざし
ムクゲが休眠期から目覚めて成長しはじめる前の、3月ごろから4月までに挿し木をする方法です。枝を15cm程度切り、ポットに入れた用土に植えます。用土には挿し木用の土や、粒が細かい赤玉土などがおすすめです。根付きがよいため、簡単に増やしたい人は試してみてください。

・緑枝ざし
緑枝ざし(りょくしざし)とは、春以降に新しくのびた枝を挿し木にする方法です。緑枝ざしをする時期は、開花前の5月から6月ごろか、開花後の10月ごろがよいとされています。緑枝ざしをするときは、枝の先に葉を3枚程度残し、他の葉を落としてから用土に挿します。いずれの場合も、乾燥しないように水やりをして、苗を育てていきましょう。

【方法2】種まきで増やす

花が終わった後に種を採取しておけば、種まきによってムクゲを増やすこともできます。種は乾燥しないように保管しておき、翌年の3月~4月ごろにまくのがよいでしょう。

種まきをするときは、育苗箱という薄型の入れ物で芽が出るまで育てます。種をまいたら少し土をかけて、水やりをしながら発芽を待ちましょう。芽が出るまでは乾燥しないように、半日陰で育てるのがよさそうです。

発芽後は、元気な芽を残し、成長が遅いものを間引きします。残した芽に葉が5枚程度ついたころに、育苗ポットに移して苗を育てていきましょう。苗が20㎝くらいまで成長したら、鉢や庭など、お好みの箇所に植え替えることが可能になります。

育てやすいムクゲは初心者にもおすすめ

ムクゲは頑丈で育てやすく、華やかな花も楽しめるので園芸初心者にもおすすめの植物です。冬にムクゲを剪定すれば花芽を切り落とすリスクも少なく、剪定の手間もかかりにくいといえます。

しかし、成長がはやいムクゲの剪定には時間がかかりやすいということも考えられます。また、剪定が初めての人にとっては、やり方で悩むこともあるかもしれません。

ムクゲの剪定で困ることがあれば、プロの業者に相談するのがおすすめです。庭木のプロであれば、ご自宅のムクゲにあわせて剪定をおこなってくれるでしょう。弊社にご相談いただければ、ムクゲの剪定や増やし方を熟知した業者をご紹介させていただくことが可能です。ぜひ、お気軽にご連絡ください。

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