松の剪定|難しいけど自分で挑戦!枝や葉のどこを切ればいい?

松の木は丁寧なお手入れを必要とし、美しい樹形を保って育てることが難しい植物です。とくに、松の剪定はプロでも難しいといわれており、慣れない方の作業は樹形を崩すおそれがあります。

そこでこのコラムは、そんな難しい松の剪定に挑戦したいと思う方に向けて、失敗しにくい剪定方法や剪定の際に気を付けておくべき注意点などを解説します。

剪定方法を知ることができても、自力での剪定を難しいと感じる方もいるでしょう。そういった方のために、松の剪定を業者に依頼する場合の、費用や依頼の流れなどもご紹介します。松を傷めることなく育てていくために、後悔しない選択の参考にしてください。

松の剪定で心がけること

松を剪定する際には、作業を始める前に知っておきたいことがあります。それは、服装と基本的な流れや理想的な樹形についてです。

それぞれのポイントを解説しますので、剪定をおこなう前に確認するようにしましょう。

松剪定をおこなう服装

松剪定をおこなう服装

剪定をおこなう際は、長袖長ズボンを着用します。これは、松の木に限ったことではありませんが、松の木の場合は、捨ててしまっても構わないような服であることがポイントです。

松の木からは「松やに」という分泌物が出るのですが、剪定をおこなうと、その松やにが必ず服に付着します。一度付着した松やには、落とすことがとても難しいので、捨ててもよい服か汚れ作業にしか使わないような服を着用しておこないましょう。

また、作業時に松の木の奥に手を入れることがあるので、「松の葉がチクチクと当たって気になる」ということのないように、ゴム手袋を着用することをおすすめします。

剪定の流れ

松の木は、剪定をおこなう正しい順番があります。それが、「上から下へ」と「奥から手前へ」です。上から下の順で枝を落とすのは、落下した枝葉が、下部の枝に溜まって重みで形が崩れたり、下の枝を傷つけたりしないようにするためです。

先に下部の枝を整えてしまうと、あとから形を直すことができないので、ほかの枝への影響が大きい場所から作業します。奥から手前の順におこなうのも、同じような理屈です。手前の葉が茂っていると、奥の枝の剪定はしにくいように感じます。

しかし、奥に手を入れて作業をしていると、手前の枝に腕が当たってしまうことがあるのです。これも、先に整えられたものをあとから直すことはできないので、先に奥の枝を剪定します。

基本の形と見方

松の小枝は、Y字になっているものが美しいとされる基本的な形です。あらゆる角度から枝を確認し、美しい形に調整しましょう。

Y字に残す枝を見極めるのにもっとも適しているのが、枝を上から見ることです。遠目で小枝を見ても、形まで捉えることができないので、小枝に近い場所で上から形を確かめましょう。

枝の形が確認できたら、今度は枝の重なりを確認します。ある程度の密度は必要ですが、枝葉の多すぎる松はうっそうとしていて美しくありません。下から見上げるようにして枝の重なりを見て、多すぎる枝を落とします。

そして、細かい形や重なりが確認できたら、木のそばを離れて全体のバランスを見るようにしましょう。松の木自体のバランスはもちろん、お庭全体から見た松の木がどうなっているかというのも確認することができるので、とても重要なポイントになります。

松の剪定はプロでも難しい!

松の剪定はプロでも難しいといわれています。自分で作業をするのに、少しでも不安のある方は、業者に剪定を依頼しましょう。

業者選択に不安がある方は、弊社にご相談ください。弊社には、全国各地に加盟店が存在しますので、松の剪定経験が豊富な業者を紹介することができます。費用の見積りは無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。

松の剪定方法

ここでは、「日ごろのお手入れも剪定も自分でおこないたい」という方のために、自分でおこなう松の剪定方法をご紹介します。

必要な情報は、剪定の時期・種類・道具・方法の4つです。そして、この4つに加えて、松を健康に育てるためのお手入れについても、詳しく解説しますので参考にしてみてください。

剪定時期

剪定時期

松の剪定は、4~6月に1回と、10~1月に2回の年に3回おこないます。春の剪定は、秋の剪定を楽におこなうための下準備のような役割をしています。

年に3回の剪定を毎年しっかりとおこなうことで、樹形の整った美しい松の木が育ちます。剪定を何度もおこなうのは面倒かもしれませんが、ひとつひとつの作業自体は難しいものではないので、適した時期に剪定をおこないましょう。

剪定の種類

剪定の種類は芽摘み・もみ上げ剪定・透かし剪定の3種類があります。芽摘みは、一ヶ所からいくつも出る新芽を減らす剪定で、4~6月におこないます。

もみ上げ剪定は、伸びすぎた枝や古い葉を取り除く剪定です。透かし剪定は、枝の数を減らして枝同士に隙間をつくり、風通しや日あたりをよくするための剪定です。もみ上げ剪定と透かし剪定は、10~1月におこないます。

剪定の道具

松の剪定に使用する道具は6つです。それぞれどのように使うものなのか詳しく解説します。

・植木バサミ
細い枝を切るのに適したハサミです。枝の先のほうの細い枝葉を落とすのに使用します。形を整えたあとに、細かい微調整をするときにも使えます。

・剪定バサミ
やや太い枝を落とし、松の樹形を整えるのに適したハサミです。柄の長さが短いものと長いものがあるので、高所の作業が必要な背の高い松の場合は、柄の長いものがおすすめです。

・剪定用のこぎり
ハサミで切れないような、太くて強度のある枝を切断するのに使用します。大胆に形を変える場合は、太い枝を落とす必要があるので、用意しておくとよいでしょう。

・脚立もしくは三脚
大きく成長した松の木は、腕を上に伸ばすだけでは作業できないほどの高さになります。小枝の形を上から確認するためにも、高い位置での作業が必要になるので、脚立や三脚は必須です。上に乗って作業をするのに、足場が安定するものであれば、脚立でも三脚でも種類は問いません。

・ブルーシート
松の木は、小枝や細かい葉などのゴミが大量に出ます。作業後の掃除が楽に済むよう、あらかじめ松の木の周りにブルーシートを敷いておくとよいでしょう。

・ゴミ袋
剪定作業が終わったら、落とした枝葉はゴミ袋に入れて処分します。量が多くなればなるほど重くなるので、簡単にやぶれない強度のあるゴミ袋を用意しましょう。

剪定方法

剪定の時期や種類を確認し、道具がそろったら、剪定作業に入ります。3種類の剪定方法をそれぞれご紹介します。

・芽摘み
4~6月におこないます。松の木は、一ヶ所から複数の芽が出ます。そのうち、黄色くて長い芽を根元から取り除き、短くて細い芽を2~3個残します。芽摘みは道具が不要なので、手で根元から折って取り除きましょう。

また、新芽とは色の異なる茶色い芽が出ていることがあります。これは松の花芽なのですが、花を楽しむ目的がなければ、花芽はすべて取り除きましょう。

・もみ上げ剪定
10~1月におこないます。松の木は熱さや乾燥に強く、よく日の当たる夏は成長しやすい時期です。そのため、夏に伸びすぎてしまった枝や葉を減らします。

木の先端には芽があります。その芽から生えている葉は3分の1の量、芽よりも下に生えている葉はすべて手でむしりとってしまいましょう。

とくに、枯れた葉が残っていると、ほかの葉の成長の妨げになります。枯れ葉を残さないよう丁寧に取り除きましょう。

・透かし剪定
10~1月におこないます。道具を使って枝を切り、全体の風通しや幹への日あたりをよくしましょう。流れは先述した松の木の見方の通りです。

まずは上から枝の形を確認し、次に下から枝の重なりを確認します。細かい部分を確認したら、松の木から離れて木全体のバランスを考え、剪定後の樹形のイメージを固めます。

あとは、イメージに近づけるように、上から下へ、奥から手前への順で少しずつ枝を落としていきます。このとき、枝が中途半端に切断されていると、樹形が崩れる原因になるので、根元からしっかりと切断しましょう。

松のお手入れについて

松のお手入れは、剪定だけではありません、ほかにどのようなことに注意してお手入れすれば健康な木を育てることができるのか、そのポイントをご紹介します。

・水やり
松の木は乾燥に強く、植え付けてから2年以上経過しているものであれば、水やりの必要はありません。

・肥料
肥料は、与えなくても問題なく成長します。しかし、肥料を与えることで葉の色が鮮やかになることがあります。濃く鮮やかな色の葉を楽しみたい方は、2~3月に緩効性化成肥料を与えましょう。根の周りの土にまくだけでよいので、難しい作業ではありません。

・病害虫
松の木の大敵は病害虫です。病気は、害虫の排泄物が付着してカビが発生する「すす病」に注意すればよいですが、問題は害虫です。

松の木には、カイガラムシやアブラムシ、ハダニなどさまざまな害虫が寄り付きます。枝葉を食い荒らす虫もいれば、樹液を吸って木を弱らせてしまう虫もいます。殺虫剤を定期的に使用して防ぐことも大切ですが、風通しの悪さは害虫が寄り付く原因になります。剪定も怠らずにおこないましょう。

お庭の松剪定で失敗したくない方は…

ご紹介した方法は、比較的挑戦しやすいものです。しかし、剪定は失敗しにくいようにと慎重におこなえばよいものではありません。ときには不要な枝を大胆に落とすことも必要です。

大胆な作業が難しく、失敗が怖いという方は、無理せず剪定のプロである業者に任せましょう。業者に依頼する際は、弊社にご相談いただければ、お悩みやご要望をお電話にてお聞きして、お住まいの地域などを考慮して対応可能な業者をご紹介します。

松剪定をプロに相談するとどうなるの?

自分でおこなう松の剪定方法を見て、「自分で作業するのは難しい」と感じた方は、これからご紹介する業者に依頼した場合の依頼の流れや費用面などにご注目ください。どのような業者に依頼するか検討する際の参考になるでしょう。

気になる費用

気になる費用

まず気になることのひとつは、必要な費用です。樹木の剪定費用は、木の高さが基準となって決まります。

松の剪定の費用相場は、15,000~20,000円です。ただし、これは高さが7メートル未満であった場合の金額です。7メートル以上の高さの木は、相場が決まっておらず、別途見積りという対応をしている業者が多いです。

とくに、松は樹形を整えて適切な剪定をおこなうのが難しいので、業者によっては高さに関わらず、松の木は別途見積りという対応をしていることもあります。

また、剪定する木ではなく、剪定にかかる時間で費用を決めている業者もあります。費用を決める条件については、業者に連絡して詳細を確認するとよいでしょう。

依頼の流れ

実際に業者に依頼する場合、どのような流れで剪定作業がおこなわれるのでしょうか。依頼から作業完了までの流れを、順を追って説明します。

まずは依頼したい業者を、インターネットなどを使って探し、電話もしくはメールで剪定の相談をしましょう。すると、樹木の大きさや状態を確認するために現地調査が必要なので、その日程を合わせることになります。

日程を合わせた日に業者が来たら、松の木の調査は業者がすべておこないます。業者から何か聞かれることがあれば、わかる範囲でよいので、詳細を答えるようにしましょう。

そして、その場もしくは近い日に調査結果をもとに作成された見積りができます。見積り内容を確認して、金額や費用の割り振りなどに納得いくようであれば、剪定作業の依頼をしましょう。施工日は業者と相談して決定し、当日は業者が剪定作業をおこないます。

作業当日は、業者によって立ち会いが必要な場合もありますので、詳細は業者に事前に確認しておくことをおすすめします。

業者選びのポイント

最後に、業者を選ぶ際のポイントをご紹介します。松の剪定経験の有無も大事ですが、松に木に限らず、剪定を依頼する際に確認しておきたいポイントがあるので、覚えておきましょう。

・明確な見積り
業者の出す見積りのなかには、専門用語が多く使われていて、依頼者にとってわかりにくいものがあります。しかし、お金を払うのは依頼者なので、理解できないものでは意味がありません。

細かいところまでしっかりと確認し、不明点や疑問点については業者に確認をとるようにしましょう。

・丁寧な説明や対応
電話やメールでの相談時や、現地調査の際に、丁寧な言葉を使っているか、依頼者にわかるように状況説明をしているかなどを注意してみておきましょう。

その時点であいまいな説明や、適当な対応をとるような業者は信頼できません。大切な庭木を任せるのですから、丁寧な対応の業者を選びましょう。

・時間の管理
現地調査の際に来訪時間を守るなど、時間の管理をしっかりとおこなう業者も信頼できるでしょう。剪定作業は、作業時間で費用を決める場合もあります。余計な時間をかけることなく、効率的に作業をおこなう業者がおすすめです。

これらの紹介した条件を満たす業者は全国に数多く存在します。しかし、そのなかからどの業者に依頼するかを決めるのは難しいでしょう。

そのようなときに、利用していただきたいのが弊社のサービスです。条件を満たした業者をご紹介することはもちろん、複数の業者から相見積りをとることもできますので、自分で何度も別の業者に連絡する必要がなくなります。

大切に育てた松の木を美しく保ち続けるために、納得のいく業者選択しましょう。

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