剪定枝の処分方法|どこで?費用は?リサイクルする?疑問まとめ

植木などの枝を透く剪定作業は、病害虫や枝の伸びすぎを予防するのに欠かせないお手入れです。そんな必要不可欠な作業ですが、剪定後はどうしても枝の処分をおこなう必要が出てきます。しかし、枝の処分はどのようにおこなえばよいのかわからないという方もいるかもしれません。
そこで、このコラムでは剪定枝(せんていし:剪定したあとの枝)をどう処分すればよいかについてご紹介していきます。剪定後の枝の処分方法でお困りの際は、参考にしてみてください。
目次
剪定した後の枝…どうしたらよい?
剪定作業後に生じる枝ですが、どうやって処分すればよいのかわからないという方もいることでしょう。そこでここでは、剪定枝の処分方法や処分をする際の注意点などについてご紹介していきます。
回収してくれるところはどこ?

剪定枝の処分方法はいくつかあり、それぞれ特徴が異なります。
・自治体
自治体によっては、剪定枝を燃えるゴミまたは資源ごみとして出すことが可能です。剪定枝をゴミとして出す際のルールは自治体ごとに異なるので、事前に自治体のホームページなどで確認を取ることをおすすめします。処分をできるタイミングが「ゴミの日」だけと限定されますが、剪定枝の量が少ない場合は一番コストを抑えやすい処分方法です。
・ゴミ回収業者
回収業者とは、不要になった家電類/家具類/生活用品などを有料で引き取ってくれる業者です。業者によっては、剪定枝の処分も引き受けてくれます。剪定枝以外の不用品を、まとめて処分したい場合におすすめの処分方法です。
・便利屋
便利屋とは、日常生活の中のさまざまな雑用を代行してくれる業者です。その中でも、庭木の剪定や伐採などをおこなっている便利屋では、自分で剪定した枝を有料で処分してくれるケースがあります。枝の処分だけでもよいかは便利屋ごとに異なるので、確認を取りましょう。
また、枝の処分に加えてほかの雑用を一緒に依頼することも可能です。依頼できる雑用は業者ごとに異なるため、事前に確認を取りましょう。
・剪定業者
庭木などの剪定をおこなう業者です。業者によって、枝の処分だけをおこなってくれる場合と、剪定作業と枝の処分がセットになっている場合で分かれるため必ず確認を取ってください。剪定業者については、後ほどさらに詳しくご紹介します。
処分費はどれくらい?
剪定枝の処分費は、処分方法によって異なってきます。少量の剪定枝をゴミとして出す場合は、処分費がかからないことが多いです。しかし、自治体のルールや剪定枝の量によっては数十円~数百円ほどの処分費がかかるケースがあるため必ず確認を取りましょう。回収業者や便利屋の処分を依頼する場合は、剪定枝の量や業者ごとの料金設定により大きく異なってくるので、一概に処分費がいくらかというのは難しいです。目安として、軽トラ一台分の量の剪定枝であれば、人件費/運搬費/処分費を合わせて約5,000~10,000円が相場になってきます。
剪定した枝は放置はしないで!
剪定枝の処分は量によってはかなり手間になるため、中には処分をせずにそのまま庭の片隅などに放置しておくという方もいるかもしれません。しかし、放置されている剪定枝は病害虫の温床となって、周りの草木に被害を及ぼす危険性があります。そのため、剪定枝は放置せずにしっかりと処分をしましょう。
剪定枝の処分で注意すること
ここまでお話ししてきたとおり、自治体で剪定枝を処分する場合はルールをしっかり確認する必要があります。剪定枝をゴミとして出す場合は次の点に注意しましょう。
- 剪定枝の長さや直径は何cm以下までならゴミとして出せるか
- 可燃ゴミ/資源ゴミ/粗大ゴミのどれで出すか
- ゴミ袋に入れて出すのか/ヒモで剪定枝を束ねて出すのか
- 剪定枝に葉がついていても問題ないか
まずは無料見積りで比較検討してみませんか?
業者に剪定枝の処分を依頼する場合は、剪定枝によって大きく料金が異なります。また、同じ量の剪定枝であっても、A社とB社で処分費が違うケースもよくあります。そのため、少しでも安く剪定枝を処分したい場合は、見積りを取って業者の比較検討をおこなうようにしましょう。
しかし、数多くある業者を比較するのは面倒と思う方もいるかもしれません。そんなときは、弊社にご相談ください。弊社では、業者による現地見積りを無料でおこなうことができます。見積り後のキャンセルも可能なため「とりあえず剪定枝のおおまかな処分費を知りたい」という方はお気軽にお電話ください。
剪定枝はリサイクルもできる
剪定枝はただ捨てるだけではなく、大きく分けて2つの活用方法があります。ここではその2種類の活用方法についてご紹介していくので、剪定枝の処分方法でお悩みの際は参考にしてみてください。
・チップ化
ガーデニングシュレッダーで剪定枝を粗めに砕き、ウッドチップにする活用方法です。作ったウッドチップは、植木鉢や庭に敷いて利用することができます。
・堆肥化
枝をそのまま腐らせるか、ガーデニングシュレッダーで細かいチップにしてから腐らせることによって植物用の堆肥にする活用方法です。前者の腐らせ方は場所を取る上に堆肥になるまで半年以上かかるため、一般の家庭では後者の方法で堆肥化することをおすすめします。
剪定業者なら剪定から処分まですべて片づけます!

植木には欠かせない剪定作業ですが、意外と手間が多い上に剪定枝の処分についても考えなければなりません。そのため、面倒くさがってついつい剪定をサボってしまうという方も多いです。
しかし、剪定は定期的におこなわないと病害虫が発生したり、枝が成長しすぎて隣の家に侵入したりなどのさまざまな問題を引き起こしてしまいます。
枝葉の剪定や剪定枝の処分が面倒くさいという方は、剪定業者を頼ってみてはいかがしょうか。剪定業者であれば、剪定から処分まですべての作業をおこなってくれるため、植木のお世話がとても楽になります。
剪定業者をお探しの際は、弊社にご相談ください。あなたのお庭の剪定から枝の処分までを請け負ってくれるプロをご紹介します。相談窓口は24時間365日ご利用できるため、ご都合に合わせてお電話ください。
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