藤の剪定方法と花が咲かない原因|棚でも盆栽でも楽しみたい方へ

藤を上手に育てるにはいくつのコツがあります。夏にツルが伸びすぎたり、花がきれいに咲かなかったりでお悩みの方はぜひこの記事を読んで解決方法を見つけてみてください。

育てるにあたって大切なのは剪定です。藤の剪定のコツをおさえれば、初心者の方でもきれいに花を咲かせることができます。このコラムでは、棚でも盆栽でも、藤を上手に育てるコツをお教えします。

藤の剪定を始めよう~藤棚~

藤の花をきれいに咲かせさせるかどうかは、剪定にかかっているといっても過言ではありません。ここでは藤棚で育てる際の、藤の剪定に必要な知識をお伝えしていきます。

藤を剪定する時期

藤を剪定する時期

藤は放っておくと、どんどんツルが伸びていってしまいます。見た目のバランスを整える目的だけでなく、藤が健康に育って花をつけるために、藤の剪定は夏と冬の年に2回おこないます。

・夏のつる剪定
夏の剪定は、花芽をつきやすくするためにおこないます。花が終わった5月~6月下旬につるを剪定していきます。7月に入って勢いよく伸びそうなつるがあれば、追加で剪定をおこなってもよいでしょう。

 

・冬の剪定
冬の剪定は木の全体のバランスを整えるためにおこないます。葉が落ちた頃、11月~3月に枝の剪定をおこないましょう。

藤を剪定するための道具

藤の剪定には以下の道具を用意しましょう。

・剪定ばさみ、刈りこみばさみ
片手で切れるような細めの枝を切るのには剪定ばさみを、両手を使う必要があるくらい太い枝を切るのには刈り込みばさみを使用します。

・脚立
藤棚で育てる場合の剪定は高いところで作業する必要があります。脚立からの落下事故にはくれぐれも気をつけましょう。

・軍手
ハサミを使うのでケガ防止に軍手を用意するとよいです。

・ゴミ袋、ほうき、ちりとり
剪定では切った枝や葉などのゴミがたくさんでます。ゴミを処理するものを準備しておきましょう。

藤の剪定方法

藤の剪定方法は、夏の剪定と冬の剪定で少し異なります。

夏の剪定は、花が終わったじき形を整えたり、伸びている枝を切ったりする程度の作業になります。剪定ばさみを使って、伸びすぎていたり、混みあっていたりする枝やツルを切り落しましょう。しかし、切りすぎに注意です。枝と枝の間は、風通しがよくなるように剪定をおこなってあげるのがポイントです。

冬の剪定は、夏の剪定よりも多く枝やツルなどを切っていきます。伸びすぎているところを根元から切ってください。たくさんの枝やツルを切るときに、花芽まで切ってしまわないように気をつけましょう。花芽は葉芽より大きいです。葉芽と花芽を間違えないように注意してください。

藤棚の作り方

藤の花がぶら下がるように咲いている藤棚はとてもきれいですよね。そんな藤棚の作り方をご紹介します。

藤棚は、人が立っても頭上に余裕がある、高さ約2.5メートルくらいで棚を作るとよいでしょう。まずは土台を作ります。柱を立てたい位置に穴を掘り、柱を建てて枠組みを作っていきます。次に、屋根を作ります。木をつなぐようにして均等に並べていきましょう。

棚が完成したら、藤を植えていきます。植える時期は、花が咲く前の冬頃に植えるのがおすすめです。屋根に藤の枝を固定したら藤棚の完成です。

藤棚を自分で作るのが難しいという方は、既製品の棚を購入するという手もあります。

花が咲かないのは剪定が悪いから?

藤の花が咲かない理由はいくつか考えられます。日照りが足りない、水や肥料の不足が原因でないとしたら、剪定のやり方が原因かもしれません。

花芽を形成中の枝を切り落してしまったり、何度も剪定をしてしまったりすると花が咲かなることがあります。または、地植えの場合は、木の成長のほうに栄養がいってしまい、花を咲かせることに栄養がまわらなかったということも考えられます。

剪定をうまくおこなえば高確率で藤の花をきれいに咲かせることができます。藤の花を咲かせたい、花咲かない原因がわからないときは、藤の育て方に詳しい剪定のプロに依頼してみましょう。

毎年花を咲かせたい!プロがお手伝いします

藤の栽培において、剪定は大切な作業です。藤の花を毎年確実に咲かせたいのであれば、年に2回の剪定をプロに依頼してはいかがでしょうか。この章では、藤剪定をプロに依頼したときにかかる費用やプロに依頼するメリットをお伝えしていきます。

剪定業者の費用について

剪定業者の費用について

藤剪定にかかる費用は業者によってさまざまですが、植物の剪定は高さが高いものになればなるほど料金が上がります。業者が請求する費用は、「作業費」のほかに、「出張費」や、枝などの「ゴミ処分費」などが含まれます。

ゴミ処分費はゴミ袋1袋で500円前後が相場になります。枝を自分で処理することによって、費用を浮かせられる場合があります。

藤の剪定は、1本あたりにかかる作業費が約5,000~10,000円が相場です。業者によって料金体系はさまざまですので、詳しい費用については見積りをとるとよいでしょう。見積りだけでしたら無料でおこなっている業者もあります。

業者依頼のメリット

藤棚の藤は高いところにあり、脚立を使用しないと剪定をおこなうことができません。また、慣れていない作業は時間も手間もかかりますし、正しい知識と技術をもっていないと自分の剪定で、確実に藤の花を咲かせられるかどうかもわかりません。

剪定のプロでしたら、熟練の技術で作業を確実かつスピーディにおこなってくれます。見た目もきれいに整えてもらえるので気持ちがよいですよ。

藤の剪定は弊社におまかせください。経験豊富なスタッフが作業をおこないます。藤の剪定を業者に依頼して、きれいな花を毎年咲かせませんか。

藤剪定と育て方~盆栽~

この章では藤盆栽の育て方をご紹介していきます。藤を盆栽で育てるときは、時間が経ったら植え替えをおこなう必要があります。藤盆栽の育て方の基本的な注意点をおさえて、きれいに花を咲かせましょう。

藤盆栽の植え替え・剪定

藤盆栽の植え替え・剪定

藤盆栽の植え替えは2年に一度の頻度でおこないます。植え替えをおこなう時期は、藤の成長が止まっている2月~3月です。根を切ったり傷つけたりしないように注意しながら植え替えをおこないましょう。

藤盆栽の剪定も、夏と冬におこないましょう。花が終わったら6月頃に込み合った枝を切り、葉が落ちた時期(11月~3月)に花芽を3つ程度残して、不必要な枝を切っていきます。

藤盆栽の育て方

藤は日当たりのよいところを好みます。しかし、冬の休眠期は太陽を必要としないので日当たりは気にする必要がありません。

水やりの回数は季節によって変わります。春は1日1回、夏は1日2回、秋は2日に1回、冬は3日に1回が目安です。藤は乾燥に弱いので、土が乾いたら水をたっぷりとあげてください。

肥料は骨紛や油かすなどの有機肥料を、花が終わった時期から秋ごろまで、真夏の時期を避けて月に1度のペースで与えましょう。

枯らさないために気をつけること

藤を枯らさないためには、夏場の水切れや冬場の乾燥に注意しましょう。夏場はもちろんですが、冬の間も水やりを忘れずおこなってください。花が咲いたあとは摘み取るようにしましょう。花をつけたままにしていると、実ができてしまい、そちらに養分を奪われてしまうためです。

藤盆栽は、育て方のポイントをおさえれば、きれいに花を咲かせることができます。季節ごとの注意点を守って、藤盆栽を枯らさないように気をつけましょう。

藤の育て方と藤の増やし方

藤の基本的な育て方をマスターしていきましょう。藤は育て方のポイントをおさえれば自分でもきれいに育てられます。また、藤はさし木や接ぎ木をすることによって増やすこともできます。藤を育てるときに気をつけることをしっかりとおさえて、藤の栽培を楽しみましょう。

藤の年間カレンダー

藤は季節ごとにお手入れの方法が異なってきますので、藤の栽培について、季節ごとにおさらいしていきましょう。

・春
藤は4月~5月に花を咲かせます。花が咲いたあとは花摘みをおこなってください。

・夏
花が終わり葉の姿になります。花が終わったら、のびているつるを切る剪定をおこないます。夏は土が乾きやすいので、盆栽で育てている場合は、1日に2回水やりをおこないましょう。

・秋
11月頃から落葉しはじめます。水やりの頻度も夏場より少なくて問題ありません。

・冬
落葉した状態で休眠期に入ります。植え替えをおこなう場合はこの時期におこないましょう。花芽を残しつつ、不必要な枝を切り落す剪定をおこなってください。

育てるポイント

藤を育てる環境は、日当たりのよいところが好ましいですが、半日陰でも育ちます。藤は寒さに強いので、あまり場所を選ばずに育てることができます。しかし、藤は乾燥を嫌うので注意しましょう。また、病害虫を防ぐために風通しのよいところで育てることも大切です。

地植えの場合はとくに水やりをする必要がありません。盆栽の場合は土が乾いたらしっかりと水やりをしてください。肥料は地植えの場合は有機質肥料を根元にまき、盆栽の場合は固形の肥料を土の上に置きましょう。

藤の剪定は、年に2回です。夏場と冬場の剪定は、少しちがいます。夏はつるを切る剪定、冬は枝を落とす剪定です。いずれの場合も花芽を残して剪定をおこなうように注意してください。

病害虫に気をつけて!

藤を枯らす、病害虫には気をつけなければいけません。ここでは藤を襲う代表的な病害虫をふたつご紹介します。

・うどんこ病
うどんの粉のような白いカビが藤の葉についていたら、うどんこ病かもしれません。カビが生えてしまった葉は、光合成がおこなえなくなります。放置しておくとカビが繁殖して、どんどん葉や茎に広がっていってしまいます。

 

・アブラムシ
春や秋に発生しやすいのがアブラムシです。アブラムシは新芽を好み、茎や根、葉の裏に寄生します。アブラムシの排泄物は藤に付着することで、光合成ができなくなる「すす病」を誘発してしまうことがあります。

いずれの病害虫も、日当たりが悪くじめじめしている環境を好みます。藤を健康に保つために日当たりのよいところに置き、剪定で枝やつるをすき、風通しをよくすることが大切です。

藤は増やせます

藤は、さし木や接ぎ木をおこなうことによって増やすことができます。

・さし木
さし木をおこなう時期は、花前の3月~4月か、花後から7月までの時期がよいです。太く健康な枝を切り取ります。赤玉土と腐葉土が7対3の割合で混ぜた土に、切り取った枝をさします。その後約1ヶ月で根ができあがるので、植え替えをおこないましょう。さし木をした直後は、直射日光にあたらないよう、水切れにも気をつけましょう。

・接ぎ木
接ぎ木とは枝を切り取り、他の枝(生えている状態もの)に切断面同士をつなげて、ひとつの植物として合体させることです。藤の接ぎ木をおこなう時期は3月がよいですが、自分でおこなうのは技術を要するため難しいでしょう。

藤の剪定や育て方に不安のある方は、プロの業者に相談するという方法もあります。剪定業者は、剪定のほかにも病害虫の処理、さし木・接ぎ木もおこなってくれます。藤の栽培にお困りの方はぜひ弊社までご連絡ください。お住まいに地域の剪定業者を手配させていただきます。

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