オリーブの剪定方法|失敗しないための正しい手順やポイントをご紹介

オリーブオイルだけではなく、ピクルスや塩漬けとして食べることができるオリーブは、育てやすく人気の高い果樹です。どんどん大きく生長していく果樹のため、放っておくと余分な枝も増えてしまいます。そのため、オリーブを上手に育てるには剪定が欠かせません。

しかし、間違った方法で剪定をしてしまうと、樹木が傷つくだけではなく、実が生らなくなってしまうことがあります。

そこでこの記事では、失敗しないオリーブ剪定のポイントをご紹介します。オリーブの特徴や剪定以外のお手入れなどについてもまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。オリーブを上手に育てて、果実や景観を楽しみましょう。

オリーブってどんな木?

オリーブを上手に育てるためには、オリーブについて知る必要があります。まずは、オリーブの特徴や、剪定をする理由についてみていきましょう。

オリーブの特徴

オリーブの特徴

オリーブは育てやすく人気の高い果樹のひとつです。1年中葉をつける常緑樹ですが、温暖な気候を好みます。品種によって異なりますが、2月中旬~3月に植え付けをし、10月~11月に収穫時期を迎えます。

オリーブに剪定が欠かせない理由と剪定の目的

剪定とは、樹形を整えたり生長を促したりするために、樹木の枝を切ることをいいます。オリーブは、1年で数10センチメートルも枝を伸ばすことがあるため、剪定しないとどんどん生長し、大きいものだと8メートルほどの高さになるのです。2.5メートルほどの大きさを保てるように剪定をすることで、育てやすくなるでしょう。

また、コンパクトにするだけではなく、刈れた枝や病害虫の被害を受けた枝、多すぎる枝も剪定します。樹木の日当たりをよくすることによって、害虫の発生を防ぎ、木の健康を保つことができるのです。

剪定するなら”2月~3月”がベスト

オリーブに限らず、生長しているときに枝を切ると切り口がふさがりにくく、そこから水分や養分がでて木が弱ってしまいます。そのため、生長がゆるやかな時期に剪定をおこなったほうがよいでしょう。

オリーブは1年中葉をつけている常緑樹ですが、生長期前の2月~3月ごろは生長がゆるやかなため、剪定をおこなう時期として適しています。

オリーブを剪定してみよう

オリーブ剪定をするときに準備するものや手順、注意点についてみていきましょう。

準備するもの

準備するもの
  • 剪定バサミ
  • 剪定ノコギリ
  • 脚立
  • ゴミ袋
  • 癒合剤

ハサミやノコギリは、枝を切るときに使用します。細い枝には剪定バサミを、2センチメートル以上の太い枝には剪定ノコギリを使うとよいでしょう。樹高の高いオリーブを剪定するときには、脚立を使用します。

剪定したあとの枝を処分するときのために、ゴミ袋も用意しておくとよいでしょう。癒合剤は、剪定した枝の切り口を守るために塗るものです。

剪定すべき箇所

刈れた枝や害虫被害にあっている枝だけではなく、樹形を乱す枝やほかの枝の成長を邪魔するような枝を剪定していきます。日当たりや風通しを悪くする枝も、剪定の対象となります。

内側に向かって伸びる内向枝や枝同士が交差している交差枝、下に向かって伸びる逆さ枝などは剪定しましょう。これは、枝同士が傷つけあって、傷口から病気になるおそれがあるためです。

勢いが強すぎる徒長枝や、20センチメートル以上の長すぎる枝は花付きがよくありません。そのままにしておくとほかの枝に必要な養分まで奪ってしまうため、剪定したほうがよいでしょう。

正しい剪定手順

高さや横の広がりを抑えてコンパクトに剪定するためには、樹形を考えて切る枝を決めます。理想の樹形からはみ出した枝や、先ほどご紹介した不要な枝を剪定していきます。少し離れた場所から木全体をみて、樹形を確認しながら少しずつ剪定をしていくとよいでしょう。

オリーブは、枝や葉が対になって生長していきます。込み合っている部分の枝は剪定し、日当たりや風通しをよくしましょう。間引かず残した枝も、コンパクトな樹形を保つために切り詰めておきます。

花芽は枝の先から中間につくので、剪定するときには花芽が確保できる位置で切り詰めます。長すぎたり短すぎたりすると枯れてしまうことがあるので、芽の上5ミリメートルほど残して剪定するとよいでしょう。

剪定が終わったら、枝の切り口に癒合剤を塗ります。癒合剤とは切り口を保護するために塗る薬です。正しく剪定をおこなっても、切り口から水分や養分がでて木が弱ってしまったり、雑菌や雨水が入り込んで病気や枯れる原因になったりするおそれがあります。このようなトラブルを防ぐためにも癒合剤を塗り、切り口を保護してあげましょう。

剪定の注意点

木は根や幹、枝とでバランスをとって生長しています。そのため、樹高を一気に短く切ってしまうと、伸びてくる幹や枝が強く伸びすぎてしまうことがあります。このような枝には実が生らないことが多いので、大きくなりすぎた場合は複数年かけて樹形を整えるよう剪定していくとよいでしょう。

うまく剪定することにより、生長する木の勢いを調整することができます。間引く枝の量は強い木で3割、弱い木やまだ小さい木であれば1割程度にします。小さい木を剪定しすぎてしまうと弱ってしまうことがあるので、注意しましょう。

自分でやるのはむずかしいかも…プロへ相談!

間違ったやりかたでオリーブを剪定してしまうと、弱ってしまったり芽が生えてこなくなったりすることがあります。また、背の高いオリーブを自分で剪定するのは危険です。脚立から足を滑らせたり、枝が落ちてきてケガをしたりするおそれがあるためです。

剪定をすることに少しでも不安がある場合は、プロに依頼するのがおすすめです。弊社であれば、状況に合わせてお近くの加盟店をご紹介いたします。ご依頼前のご相談も受け付けておりますので、お気軽にお電話ください。

剪定以外のお手入れ方法も知っておこう

オリーブを綺麗に育てるためには、剪定以外のお手入れも知っておくとよいでしょう。ここでは、オリーブのお手入れ方法についてご紹介します。

日ごろのお手入れ方法

日ごろのお手入れ方法

オリーブは高温な気候を好みます。日中は暑さにより水分が蒸発しやすく乾燥しやすいので、しっかりと水やりをおこないます。

夏の暑い時期は、鉢植えであれば土の表面が乾いていたら水やりをするようにしましょう。地植えであれば、土の表面だけではなく土にしっかりと水がしみこむようにたっぷり水やりをします。しかし、常に土が湿っている状態だと根腐れをするおそれがあるので、水のやりすぎには注意が必要です。また、土や鉢に溜まった水が高温になり、根を痛めることがあるため水やりは朝の早い時間におこなうとよいでしょう。

冬の寒い時期はゆっくりと生長しているため、少なめの水やりで大丈夫です。また、2月~3月には肥料を与えましょう。生長する前のこの時期に肥料を与えておくことで、健康に生長したくさんの実がなるようになります。

実がなることによって樹木の栄養が使われるため、9月~10月ごろの実が生る時期には樹木が弱ることがあります。この時期にも肥料を与えると、不足した栄養を補い樹木も健康に育ちます。与える肥料は、ゆっくりと溶けて持続性のある緩効性肥料がよいでしょう。

実がなったら摘果をします。一房に一粒だけ綺麗な実を残し、あとは摘み取りましょう。生長している最中に摘果をおこなうこことで、残りのオリーブの実をより大きく育てることができます。

植え替えするなら”3月~4月”に

オリーブを大きく育てたいときには、植え替えをします。植え替えをするのであれば、生長がゆるやかな時期の3月~4月ごろがおすすめです。植え替えをすると、植え替えによって根が傷むことがあります。生長が盛んな時期には幹やオリーブの実の生長に養分が使われているため、傷んだ根を修復するために時間がかかり枯れてしまうおそれがあるためです。

鉢植えであれば、それまでの鉢より大きなものを用意します。地植えであれば、安定するまで支柱を立てて倒れないようにしましょう。オリーブは暖かい気候を望むため、日当たりのよい場所で育てるようにします。

挿し木でオリーブを増やしてみよう

剪定した枝を使って挿し木をし、オリーブを増やすこともできます。挿し木に使う枝には、徒長枝などまっすぐ勢いよく伸びた枝を選びます。枝を10センチメートルほどに切り、切り口を滑らかに整えたあと、挿し木用の土にさします。水やりをして半日陰で育てると、1か月ほどで芽生えてくるでしょう。

お手入れする時間がない方はプロにまかせよう

オリーブを綺麗に育てるためには、水やりや植え替え、剪定などのお手入れが大切です。これらをおこなう時間がないのであれば、プロにまかせてはいかがでしょうか。プロであれば、専門知識や実績があるため、お手入れもしっかりおこなうことができます。

弊社であれば、いつでもご相談いただけるように24時間お電話を受け付けております。お気軽にご相談ください。

オリーブに害虫…?困ったときはプロへ相談

オリーブの幹や枝に小さな穴が空いていたり、木の周りにおがくずのようなものが落ちていたりする場合は、害虫が発生しているかもしれません。オリーブに発生しやすい害虫についてみていきましょう。

オリーブに発生しやすい害虫

オリーブに発生しやすい害虫

・オリーブアナナキゾウムシ
オリーブアナナキゾウムシは、オリーブの樹皮に卵をうみつけます。幹の内側を食べていき、樹木を弱らせていく害虫です。

・カミキリ虫
幼虫のときには幹の内側を、成虫になると樹皮を食害する害虫です。オリーブアナナキゾウムシと同じく、オリーブに発生しやすい害虫のひとつです。

病害虫の対処は確実に!プロなら安心です

害虫を駆除するためには、殺虫剤を撒くなどして害虫対策をしなければなりません。確実に害虫対処をしたい場合は、プロに相談するとよいでしょう。

弊社であれば、無料見積りはもちろん、現地調査もしております。誠意をもって対応させていただきますので、ぜひご利用ください。

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