おいしい夏みかんを収穫するためには、適切な方法で剪定をおこなうことが大切です。夏みかんの剪定方法は樹齢によって異なります。樹齢にあわせた剪定方法を知らないと、栄養素が分散してしまい、おいしい夏みかんが実らなくなってしまうのです。
また、夏みかん剪定以外にも、摘果や病害虫対策をおこなうことで、よりおいしい夏みかんが収穫できるようになります。
そこでこの記事では、樹齢にあわせた夏みかんの剪定方法や摘果の方法、病害虫対策についてお伝えします。この記事を最後までお読みいただくことで、おいしい夏みかんを育てることができるようになるでしょう。
夏みかんの剪定は樹齢によって切りかたが違う
おいしい夏みかんを育てるためには、適切に剪定をおこなうことが大切です。そんな夏みかんの剪定は樹齢によって剪定方法が異なるので、気をつけましょう。ここでは、樹齢ごとの夏みかん剪定の方法や剪定をおこなう時期などについてお伝えします。
樹齢によって異なる剪定方法
すでにお伝えしている通り、夏みかんの剪定方法は、夏みかんの樹齢によって異なります。おもに、樹齢1年~3年の幼木と、樹齢4年以上の成木によって剪定方法を変えるようにしましょう。樹齢ごとの具体的な剪定方法については、後述します。
剪定時期は春先がベスト
夏みかんの剪定時期は春先が適期です。そのため、2月~3月ごろに剪定をおこなうようにしましょう。夏みかんは、春先になると枝が増え始めるため、この時期が剪定の適期なのです。また、夏みかんの成長期は1年を通して何度かあり、冬を除く春夏秋に成長期が訪れます。夏みかんは、成長期がくるたびに枝を伸ばすため、こまめな剪定が必要となるのです。
剪定の基本的なイメージ
成木と幼木とに区別して剪定をおこなう必要がある旨をお伝えしましたが、両者に共通した剪定のポイントがあります。
共通のポイントとして、「開心自然系」と呼ばれる樹形に整えるようにしましょう。開心自然系の樹形とは、主幹を中心として、枝葉が横に広がる樹形です。この形に整えることで、夏みかんの成長に欠かせない日光を、木全体にまんべんなく当てることができます。
また、樹形が乱れていたり枝葉の量が多かったりする場合、枝葉をたくさん剪定したいとお考えになるかもしれませんが、控えるようにしましょう。植物は生き物であるため、枝葉をたくさん切りすぎると木に負担がかかってしまい、樹勢が弱くなるのです。
そこで、一度に剪定をおこなう枝葉の量は、全体の1割程度にとどめておきましょう。剪定する量を1割程度に抑えておくことで、木に与えてしまう負担が軽減され、おいしい夏みかんを育てることができるのです。
成木の剪定方法
成木といわれる樹齢4年以上の木の剪定は、年によって剪定方法を変えます。夏みかんは、たくさん実る年と、あまり実らない年とを交互に繰り返しています。また、一度実をつけた枝には再び、実が実らないといったことも特徴です。
実があまり実らない年の剪定は、込みあっていたり樹形を乱したりしている枝を軽く間引くだけで十分です。間引くとは、不要な枝を取り除く作業のことを指しています。反対に、実がたくさん実る年の剪定は、一度実をつけた枝を間引いて、栄養が分散しないようにしておくとよいでしょう。
幼木の剪定方法
樹齢1~3年の幼木の剪定は、開心自然形の樹形をつくるために、主幹を50cmほどの長さにそろえるようにしましょう。また、主幹の長さをそろえることができたら、不要な枝は切り落としてしまいましょう。
不要な枝の量が多いと、栄養が分散してしまい、ひとつひとつの実にいくはずの栄養が少なくなってしまうのです。そのため、太い枝を3~4本残して、そのほかの枝は切り落とします。
剪定後は切り口のケアを
夏みかんの剪定は、剪定後に切り口のケアまで大切にしてあげましょう。剪定後の枝の切り口をそのまま放置しておくと、病気や害虫が侵入してしまうおそれがあります。
夏みかんが病害虫にかかってしまうと、実が実らなくなったり枯れてしまったりするおそれがあるのです。そのため、枝の切り口は、癒合剤と呼ばれる傷口を早く癒すために塗る薬剤で保護してあげるとよいでしょう。癒合剤は、通販やホームセンターで購入することができます。
剪定についてお困りなら
おいしい夏みかんを実らせるためには、正しい剪定が大切です。植物の生育に欠かせない日光がまんべんなく当たるように、開心自然系と呼ばれる樹形に整えながらも、樹齢にあわせた剪定も大切になります。
また、一度夏みかんが実った枝には、再び夏みかんが実ることはありません。そのため、剪定せずに放っておくと、本来であれば実にいくはずの栄養が分散されてしまうのです。このように、夏みかんの剪定には気をつけるべき点が多く、甘くおいしい夏みかんを育てるには経験が必要になるのです。
この記事をお読みの方の中には、「自分でもできるかな…」とご不安な方もいるのではないでしょうか。もし、夏みかんを正しく剪定できるか不安だという方は、剪定をプロに依頼してみてはいかがでしょうか。
プロであれば、樹齢にあわせた剪定をおこなってくれて、おいしい夏みかんを実らせることができるようになるでしょう。弊社では、24時間365日いつでもご相談を承っております。ぜひお気軽にご相談ください。
おいしい夏みかんを収穫するためのコツ
適切な夏みかん剪定により、実を実らせることができたら、実際に収穫しましょう。ただし、剪定と同様に、収穫にもコツがあります。正しい収穫の方法がわかれば、夏みかんをよりおいしくすることができるでしょう。
甘くするには「摘果」
剪定をおこなうことで、枝の量が少なくなり、栄養素が分散してしまうという問題点を改善することができる旨をお伝えしました。栄養素の分散は、摘果することでも防ぐことができます。摘果とは、まだ小さい夏みかんを摘み取ることです。
あえて実を摘み取り、実の量を減らしておくことで、ひとつひとつの実に栄養素が集中して、甘くおいしい夏みかんになるのです。そこで、葉の枚数10~15枚に対して、実の数が1つになるように、夏みかんの数を調整しましょう。
収穫時期の見極め
夏みかんは、収穫時期を正しく見極めることが大切です。収穫する時期によって、夏みかんの酸味が異なるため、収穫時期を間違えると、酸味が強烈になってしまいます。そこで、夏みかんの収穫は、4月下旬~5月下旬におこなうようにするとよいでしょう。この時期は、夏みかんがもっともおいしくなる時期です。
病気や害虫にもご注意を!
夏みかんは、ミカンハダニと呼ばれる害虫に気をつけなければなりません。ミカンハダニは春先になると発生しやすく、夏みかんの葉や枝、果実に寄生して、表面から栄養を吸収します。ミカンハダニに吸われてしまった夏みかんは、葉緑素が破壊されてしまい、白い斑点ができ、全体的に白っぽくなってしまうことが特徴です。
ミカンハダニの被害にあってしまうと、実の見た目が悪くなるだけでなく栄養素までなくなってしまうため注意が必要です。そのため、ミカンハダニを見つけたら早めに駆除するとよいでしょう。ミカンハダニは、薬剤を使うことで駆除することが可能です。
また、再びミカンハダニが発生しないように対策することも大切なことになります。夏みかんを適切な方法でこまめに剪定することができれば、木の風通しがよくなり病害虫の発生を防ぐことができるのです。
そのため、おいしい実を収穫するためにも、木の健康を維持するためにも、お手入れの中で剪定が重要な役割になるのです。もし、剪定方法に不安がある方は、一度業者に相談してみてはいかがでしょうか。
業者であれば、おいしい実を育てる方法や木の健康を維持するための方法に精通しています。夏みかんでのお困りごとは、業者に相談することで解決できることが多いのです。弊社では、24時間365日いつでもお電話にてご相談を承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
樹木のお手入れでお困りのときは……
適切な夏みかん剪定の方法がわかっても、実際に実施することができなければ、おいしい夏みかんを収穫することはむずかしいといえます。剪定が自分にもできるかご不安に思われた方の中には、業者に依頼することも不安だという方もいるでしょう。そこでここでは、業者を利用するメリットや業者選びのポイント、剪定の費用相場をお伝えします。
プロである業者にご相談を!
夏みかんの剪定をプロに依頼するメリットを知ることで、かかる費用と比較することができます。もし、依頼するメリットのほうが、かかる費用よりも大きく感じられたら、プロにお願いするとよいでしょう。
・より確実においしい夏みかんが収穫できる
プロにお願いする大きなメリットのひとつが、より確実においしい夏みかんが収穫できるようになることです。経験が浅い方にとって、夏みかん剪定には気をつけるポイントが比較的多く、適切に剪定をおこなうのは簡単とはいえないでしょう。
また、おいしい夏みかんを収穫することができなかった場合、自分ひとりでは、なかなか原因を特定することがむずかしいのです。そこで、実績豊富なプロに剪定を依頼することで、おいしい夏みかんを育てることができるようになります。
・時間を節約できる
時間を節約できる点も大きなメリットといえるでしょう。おいしい夏みかんにするためには、枝の量や樹形を整えることが大切で、こまめな剪定が必要となるのです。日々の生活が忙しく、なかなか夏みかんのお手入れの時間を捻出することができないといった方は、プロに依頼することがおすすめです。
よい業者を選ぶためのポイント
業者選びには以下の2つのポイントがあります。業者選びに失敗しないためにも、ぜひ参考にしてください。
・複数社から見積りをとる
夏みかんの剪定料金は、業者によって異なります。同じ剪定をおこなってもらうのであれば、できるだけ費用が安い業者にお願いしたいと思われる方が多いのではないでしょうか。実際にかかる費用は、見積りをとらなければわかりません。そのため、複数の業者から見積りをとって、比較検討するとよいでしょう。
・親身に相談に乗ってくれる業者を選ぶ
剪定の費用は、業者選びの大切な要素のひとつですが、その業者が親身に相談に乗ってくれるかどうかも同じくらい大切です。とくに、おいしい夏みかんが収穫できないとお悩みの方などは、親身に相談に乗ってくれて、原因と対策方法を分かりやすく伝えてくれる業者がよいでしょう。原因と対策方法がわかれば、今後は業者に頼らなくても自分で夏みかんを育てていくことができるようになります。
費用を知るには?
業者によって剪定の料金設定を、時間制にしている業者と、単価制にしている業者があります。そのため、時間制と単価制に区別して費用相場をご紹介します。
【時間制の場合】
時間制の場合、1時間あたり2,000円~3,000円くらいが相場になるようです。時間制の料金設定をとっている業者に剪定を依頼する場合、依頼をする前に、何時間ほどで作業を完了できるか確認しておくとよいでしょう。
【単価制の場合】
単価制の場合、剪定の時間に関係なく、木1本あたりの固定の料金になっています。樹高によって費用相場が変わりますので、樹高ごとの費用相場を以下にまとめました。
低木 (樹高0~3m) |
3,000円前後 |
中木 (樹高3~5m) |
6,000円~7,000円 |
高木 (樹高5~7m) |
15,000円~17,000円 |
また、上記のほかにも追加費用が発生する場合があります。剪定した枝葉は処分しなければなりません。料金の中にゴミ回収費用が含まれていればよいですが、含まれていない場合は別途請求されてしまいます。ゴミ回収費用の相場は、45リットルのゴミ袋がひとつあたり500円前後、軽トラック1台分の量になると5,000円前後です。
「剪定お助け隊」にいつでもご相談ください
先述の通り、実際にかかる費用は、見積りをとってもらわなければ確認することができません。業者への依頼は、見積りをとるところがスタートなのです。
弊社では、夏みかんの剪定が可能な業者を複数社ご紹介することが可能です。そのため、業者を比較検討していただければ、お客様にとってよりよい業者選びのお手伝いができます。
弊社は、24時間365日いつでもお電話にてご相談を承っております。夏みかん剪定のことでお困りの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ナツメの枝がたくさん生えてくると、不格好でいやな気分になりますよね。じつは枝がたくさん生えていると、木の成長を阻害してしまうことをご存知でしょうか。そのため、ナツメの木は剪定という枝を切る作業をおこなう必要があるのです。
しかし普段剪定をおこなっていない人は、なにをすればよいかよくわからないかもしれません。またナツメの木を育てるには、剪定以外にも害虫対策や果実の収穫時期がとても大切になってくるのです。
この記事では、ナツメの木の剪定と育て方について解説していきます。ぜひ参考にして、立派な木を育ててみてください。
ナツメの木の剪定方法
ナツメの木の枝が伸びてくると木の形が不格好になったり風通しが悪くなるので、剪定をしなくてはいけません。それでは実際にどういった手順でおこなうのか、解説していきます。
剪定をする前に
ナツメの木は剪定をおこなう前に、作業に必要となる道具をそろえる必要があります。必要な道具とは、剪定ばさみ・植木ばさみ・脚立・掃除道具一式です。
剪定ばさみは切れ味が鋭いタイプのはさみで、直径2cm程の木を切るのに適しています。力のない女性や木を切ることに慣れていない方でもスムーズにたくさんの枝を切ることができます。しかし刃が大きいため、細かい枝を整えるには向いていません。
植木ばさみは持ち手が大きく、刃の部分が小さい独特な形状をしたはさみです。刃が小さいので、直径1cmくらいまでの枝を切るのに適してします。こういったことから、細い枝が混み合っている場所や細かく枝分かれをしている場所を整えるのに使っていきます。
脚立は、手の届かない場所で作業をおこなうために使います。また剪定時には大量の枝や葉がゴミとして出るので、ほうきとちりとりとゴミ袋を用意しておくとよいでしょう。
冬から春に剪定する
ナツメの木の剪定は、冬から春の時期におこなっていきます。ナツメは12~3月上旬に、落葉期と呼ばれる時期に入るのです。落葉期とは、枝の葉が落ちる時期のことをいいます。木に葉が付いていないと、枝の形が分かりやすいため、木の風通しをよくする形に仕上げることができるのです。
徒長枝・古い枝を取り除くのがコツ
木の剪定のコツは、徒長枝と・古い枝を取り除くことです。徒長枝とは、上の方向にまっすぐ伸びた枝のことをいいます。この枝は放置していると、風通しや日光の当たりを悪くして光合成の邪魔になってしまうことがあるのです。ほかにも徒長枝に木の養分が偏ってしまって、ほかの枝の成長を阻害してしまうおそれもあります。
また極端に伸びていなくても、古い枝があったら切り落としてあげましょう。ナツメの木は、新しい枝に実をつける性質をもっています。古い枝を放置していると、新しい枝まで養分がいきわたらずに実が小さくなってしまうことが考えられるのです。
もし剪定をおこなうことがむずかしく感じたら、剪定お助け隊のご利用を検討してみてください。弊社では、剪定業者のご紹介をいたします。無料相談も受け付けていますので、剪定にお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。
ナツメの育て方・特徴をおさらい
ナツメの木は剪定だけではなく、育て方も重要になってきます。しっかりと特徴を理解して、正しくナツメを育てましょう。
ナツメが好む環境と植える場所・時期
ナツメは日の当たりがよい環境を好みます。暑さや寒さ、乾燥にも強いのですが、過度な湿気は嫌います。そのため日の当たりがよく水はけのよい場所を探して、植えてあげましょう。
苗の植え付けは、12月か3月の間におこないましょう。春に向けて、日当たりのよい日が続いていくので、この時期から植え始めると成長を促進することができます。
水やりと肥料について
水やりの頻度は、あまり多くなくても大丈夫です。土が乾いていると感じたら、水をたくさん与えるようにしましょう。しかしあまりに与えすぎると、湿度に弱いナツメに悪影響を及ぼすので注意してください。肥料も11月〜12月の間に一度与えれば十分といわれています。
注意するべき病害虫
ナツメの木の脅威となる病害虫は、ナツメコガ・ハマキムシ・カイガラムシです。ナツメコガはナツメの実を食べてしまいます。ハマキムシは、葉を丸めてしまい、その結果光合成がおこなえなくなってしまうのです。
カイガラムシは養分を吸い取ってしまうため、生育を阻害してしまいます。葉や枝に白や茶色の点が付いていたら、カイガラムシによる被害でしょう。
ナツメコガとハマキムシの対処法としては、薬剤を撒きます。薬剤が浸透した葉を食べることで、虫を駆除できる種類のものを使うとよいでしょう。ただし、食用として果実を収穫するのであれば、薬剤の使用量にも注意が必要です。ただし、カイガラムシの種類によって成虫はカラにガードされているため薬剤が効きにくい場合もあります。カイガラムシは薬剤を使わずに取り除くこと可能です。つまようじを使って取りのぞきます。
果実を大きくするコツ・収穫について
ナツメの果実を大きくするには、コツがあるのです。ナツメの木は実をたくさんつけ、中には小さい実もあります。全部育てていると養分が分散されてしまって、ひとつひとつの実に栄養がいきわたらなくなってしまうのです。
そのため小さな実は、摘み取ってしまったほうがよいでしょう。そうすることで残った実にしっかりと養分がいきわたって、立派な実に育てることができます。
ちなみに収穫時期は、9~10月前後といわれています。実が赤く熟すほど甘味が強いのですが、熟れすぎると腐ってしまうので、気をつけましょう。
このようにナツメの木の育成は、剪定以外にもやるべきことがたくさんあります。もし自分でおこなうのが大変だと感じたら、業者を利用してみてはいかがでしょうか。剪定お助け隊では、全国にある加盟店の中からご希望に合った業者を紹介いたします。まずはお気軽にお電話ください。
むずかしい!時間がない!こんな時は業者に依頼
いざナツメの木の剪定をしようにも、仕事などで作業時間が取れないことも多いでしょう。そんな方は剪定業者を利用してみてはいかがでしょうか。
失敗のリスクを下げて時間の節約ができる
業者を利用するメリットは、安心して作業を任せられることや自分でおこなう手間を省くことができることです。初心者が剪定をおこなうのはむずかしいです。枝を切りすぎてしまったり、成長を促進させたい枝を切り落としてしまったりすることも考えられます。
木の成長を止めてしまう原因になることもあるので、剪定の知識や経験をもったプロ業者に依頼したほうが安心でしょう。業者に作業を任せておいて、自分は別の用事をこなすことができるので、時間を有効活用できます。
こんな業者に依頼しよう
業者を選ぶときは、しっかりと見極める必要があります。まず大事なのは、見積りの内訳がはっきりしていることです。見積りの内容が不透明だと、あとで追加料金が発生してしまうことがあります。最初の想定とは違った料金を請求されてしまうおそれがあるので、見積りを取って作業内容についても確認しましょう。
また、スタッフの対応のよさも重要です。電話で問い合わせたときなどの対応も参考にしてみてください。こちらの疑問に丁寧に対応してくれる業者なら、作業も安心してまかせることができるでしょう。また、業者の評判を知る方法として口コミサイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。業者を利用した人の感想を知ることができます。
いくらくらい?剪定にかかる費用相場
庭木の剪定は木の高さによって、料金が変わってきます。高さ0~3m未満の低木は3,000円ほど、高さ3~5m未満の中木は6,000~7,000円ほど、高さ5~7m未満の高木は15,000~17,000円ほどです。
しかしこれはあくまで目安です。正確な費用相場を知りたい場合は、複数の業者から見積りを取って、比較して判断しましょう。剪定お助け隊では、見積りを無料でおこなう業者をご紹介いたします。
業者選びにお悩みの方は、弊社をご利用ください。24時間365日で電話相談を受け付けております。
公園などでも見かけることがある木蓮は、庭木としても人気があります。しかし、生育が盛んなことから短期間で大きく生長してしまうので、管理に困ってしまう方もいるでしょう。そんな生長しすぎた木蓮については、剪定することで整えることができます。
このコラムで紹介するのは木蓮の剪定方法や、剪定業者についてです。また剪定以外にも、花芽がつきやすい健康的な木蓮に育てるコツも載せています。最後まで読めば、木蓮に関する困りごとに対応できるようになるでしょう。
大きく生長した木蓮を小さく剪定する
縦や横に枝が伸びてきた木蓮は、剪定して小さく整えます。剪定は、木蓮の生育をよくする手入れでもありますので、定期的におこないましょう。この項目では、剪定方法や目的を中心に解説していきます。
剪定に適した時期
剪定に適している時期は、木蓮の葉が抜け落ちる11月から翌年の2月の間です。この時期の木蓮は休眠しているため、剪定しても木にかかる負担が少なくすみます。もし冬の時期以外で剪定すると、活発な木蓮は切り口から枝を無理に伸ばそうとして、木が体力を消耗するでしょう。
剪定方法
剪定する枝はおもに、木蓮の内側で絡みあっている枝や込み合った枝、外に伸びすぎている枝です。枝先についている丸い花芽を取り除くと、咲く花の数が少なくなるので、多くの花を咲かせたい場合はできるだけ残すようにしましょう。
また、太い枝を切り取る強剪定の場合は、根元から少し離して切ることがコツです。幹に沿って、根元から太い枝を剪定すると枯れやすいので、根元から5cmぐらいは離して剪定するようにしましょう。
剪定する目的
木蓮を剪定するおもな目的は、密集している枝を取り除いて風とおしや内側の日当たりをよくすることと、幹を短く切って高さを抑えることです。風とおしや日当たりが悪いと病害虫にかかりやすくなり、幹が高すぎると管理が難しくなってしまいます。
木蓮を放置していると、枝や葉が四方八方に伸びていきますので、枝を剪定して育てやすい形の木蓮を保ちましょう。
間違った剪定をするとどうなるの?
間違った剪定方法だと、木蓮が弱って枯れる原因となります。剪定時期を間違えると木は体力を消費して弱りますし、剪定する場所を間違えても枯れることがあるでしょう。剪定は、木蓮の生育をよくするための手入れですが、適切でないと生長を妨げることがあります。
剪定は自分でできる?
剪定は自力でもできますが、木蓮の背が高いときは危ないでしょう。背の高い木蓮を剪定するときは、はしごを使うのが基本ですが、足を踏み外すと大ケガをすることがあるのです。そのため、剪定する場所が地上から手を伸ばしても届かないときは、剪定業者に任せるのが安全です。
剪定業者は経験が豊富なので、高所での作業も任せられます。もし、業者をお探しの場合は、全国に加盟店がある弊社に相談すれば、お住まいの地域に対応した剪定業者をすぐに見つけることができます。また、業者選びでわからないことがあれば、コールセンターにて相談することもできますので、ぜひご利用ください。
プロの剪定とは?大きくなった木蓮を任せよう
剪定に業者を利用したことが無い方は、剪定業者はどのような対応をしてくれるかが気になるでしょう。そこで、業者に依頼したときの費用や頼むメリット、業者の選び方について紹介していきます。
プロの剪定費用はどれくらい?
剪定業者に依頼したとき、庭木1本あたりの剪定にかかる相場は以下のようになります。
- 高さ3m未満:約3千~5千円
- 高さ3~5m未満:約4千5百~7千円
- 高さ5~7m未満:約1万~1万7千円
- 高さ7m以上:業者による見積り
には、庭木が高くなるほどかかる費用が大きくなります。とくに、高さ7m以上では、状況から判断して剪定にかかる金額を設定することが多いそうです。木蓮の場合は4~5mほどの樹高に育ちますので、剪定自体は1万円もかからないことが推測できます。
、業者によっては剪定にかかる費用とは別で、枝の処分費や業者の出張費などもかかります。そのため、実際にかかる費用はより高めになるでしょう。もし、具体的な費用が知りたい場合は、実際におこなう作業内容や費用がわかる見積りをとってもらうことをおすすめします。
プロに依頼するとよいことばかり
剪定業者に依頼すれば、失敗するリスクも少なく、安全で仕上がりも美しくなることが期待できます。業者には培ってきた知識や経験がありますので、ひとつひとつの家に適した方法で木蓮を剪定してくれるでしょう。また、剪定は手間のかかる作業ですが、剪定業者に任せれば時間をとられずにすむのです。
どこのプロに相談する?
おすすめの業者は、ホームページや見積りなどに書かれている、作業内容や費用がわかりやすいところです。明確に作業や費用を提示しているところなら、利用する依頼者に配慮しているため、信頼性が高いといえます。さらに電話対応も丁寧であれば、より相談がしやすい業者だといえるでしょう。
また、実績があるかどうかも参考にしましょう。実際に剪定した事例があれば、依頼したときにどういった対応をしてくれるかがわかります。もし木蓮などの剪定の事例があり、気に入った対応の事例があれば、相談してみるとよいでしょう。
不安なときは無料見積りと無料相談
業者選びが不安なときは、無料見積りや無料相談を活用するとよいでしょう。無料見積りでは、複数の業者の見積りを比較してもお金がかからないので、作業を依頼するまでは費用がかかりません。また無料相談は、剪定業者の依頼方法がわからなくても、相談することで依頼から作業完了までの手順の確認などができるでしょう。
弊社では、無料見積りと無料相談の両方を受け付けています。また、24時間年中無休で電話対応しています。剪定に関するさまざまなサービスを受けられますので、剪定業者について不安な方はご連絡をください。
木蓮の育て方について
木蓮には、剪定以外にも気をつけたいことがあります。普段から適切な育て方をすると、より木蓮の生育をよくすることができるのです。まずは木蓮の特徴について再確認した後、花芽がつくような健康的な木蓮にする方法を紹介していきます。
木蓮とはどんな花木?
木蓮は、中国原産の落葉樹であり、庭木として世界中で人気があります。一般的な木蓮の花は、外側が紅色で内側は白色や桃色となっていますが、品種によっては黄色や紫色などとさまざまです。
また、木蓮とよく似た花木で、コブシというものがあります。ふたつの花木の違いとしては、木蓮の花の根元には緑色の葉である「がく」があること、コブシは白色のみの花で、花びらが横に広がることなどです。木蓮とコブシはどちらも美しい花木なので、庭に植えると楽しむことができるでしょう。
木蓮の品種は何があるの?
「コブシ」も木蓮の一種ですが、木蓮の品種には、白い花を咲かせる「白木蓮」や黄色い花が咲く「黄木蓮」もあります。ほかにも、うなだれるように咲く「オオヤマレンゲ」やバナナの香りがする「オガタマノキ」などがあるのです。品種ごとに花の見た目や咲き方、香りが特徴的なものになりますので、お気に入りの木蓮を見つけるのも面白いでしょう。
木蓮を上手に育てるポイント
木蓮を健康的に育てるには、1月と5月に緩効性肥料を与えます。緩効性肥料は、日にちをかけて栄養が溶けだすものなので、1月に与えると花芽のつきがよくなり、5月に与えるとその後の生長が促進されます。また、木蓮を植えてから1、2年目の場合は9月ごろにも肥料を与えることで、より育ちやすくなるでしょう。
また、木蓮に丸いつぶつぶの虫であるカイガラムシを発見したときは、すぐに取り除いてください。カイガラムシは木の樹液を吸うことで、木蓮の花芽や枝葉の育ちを阻害するのです。カイガラムシの幼虫は殺虫剤が効きますが、成虫は殻に防がれてしまうので、ブラシなどを使ってこすり落としましょう。
木蓮の木を健康的に育てるには剪定だけでなく、肥料や害虫対策も重要となります。もし、木蓮の剪定などの手入れが難しいと感じた方は、業者に対処を任せてもよいでしょう。
とくに弊社では、木蓮の木1本からでも対応することができます。また、時期ごとに適した方法で剪定をおこない、花芽のつきを改善することもできるでしょう。もし、試しに業者へ依頼してみたいと思った方は、一度弊社にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか。ご連絡をお待ちしております。
コノテガシワは自然に樹形を整える木で、整姿や剪定の必要はあまりないと言われています。しかし、放置すると巨大化してしまうおそれがあるのです。
とはいえ、いつの時期でコノテガシワの剪定をしていいのか、どこを切ればいいのかわからないとお思いの方もいらっしゃるでしょう。剪定の時期ややり方を間違えてしまうと、樹形がきれいに整うどころか枯れてしまうおそれがあります。
このコラムを読んで、コノテガシワの剪定方法をについて紹介していきます。樹形をきれいにしましょう。
コノテガシワは年に1度しっかり剪定をしよう
木の剪定というと、枝や葉が込み合った時に、こまめにやらなければいけないこともあります。しかし、コノテガシワの剪定は年に1度の剪定で問題ありません。まずは、その理由や剪定時期、剪定方法について見ていきましょう。
コノテガシワの剪定が年1回でよい理由
コノテガシワはコノテガシワの剪定をあまりこまめにおこなわなくてもよい理由として、自然に樹形が整うことが挙げられます。
また、コノテガシワは、枝の先に葉がついてないと枝の先まで十分に水分を流すことができません。剪定で枝の先から葉を切り落としてしまうと、水分が生き渡らなくなり枯れてしまうおそれがあります。
以上のことから、コノテガシワにはこまめな剪定は不必要となり、剪定が年に1回だけで済むようになります。
剪定をやるのに適した時期は?
コノテガシワの剪定に適した時期は、3月頃がよいでしょう。3月になるとコノテガシワが芽をつける前の時期となり、剪定後に葉をつけるため枯れ枯れにくくなります。太い枝を短く切ったり、多くの枝や芽を剪定する強剪定でも、十分おこなえます。
しかし、大幅に刈り込むと、枝の先まで水分が行き届かなかったり木が弱ったりしてしまいます。剪定のさいは、枝の先に葉が残っている状態にしましょう。
コノテガシワの剪定方法は?
コノテガシワを剪定する前に、準備するものがあります。
- 刈込ばさみ(もしくは剪定ばさみ)
- 軍手
- 帽子
- 脚立(高い木を剪定する場合)
- 癒合剤
この道具は、ネットショップのほかにもホームセンターなどで売っています。
剪定のやり方としては、以下のとおりです。
- 内部に隠れている枯れた葉や枝を、はさみで切る
- 込み合っている部分は、内部の枝ごと切る
- コノテガシワ全体の真ん中の最も太い部分を、一周刈り込む。刈り込むさいは枯れて茶色くなった部分が見えない程度に刈り込む
- 3で刈り込んだ部分を基準にして、木の下部を滑らかに細くなるように刈り込む
- 最後に上半分を刈りこんで、高さをそろえる。このさい、手で木を揺らして、中にある不要な枝葉を落とす
剪定が全て終わったあとは、不要な枝や葉を振り落としましょう。
剪定できる自信がない、そんな時には業者に頼ろう
年に1回の剪定は、コノテガシワの成長を左右することになります。必要以上の剪定で、枯らしてしまうという不安もあるかもしれません。剪定に自信がない場合は、業者に相談・依頼することをおすすめします。業者は木のことを熟知しているので、難しい剪定もおこなってもらえるでしょう。
弊社はお客様のお悩みにあった、業者を手配するサービスをおこなっています。どの業者を選べばいいのかわからない場合は、ぜひお電話ください。お住まいの地域から、業者を紹介させていただきます。
コノテガシワ|剪定以外で気をつけるポイント
コノテガシワは剪定以外にも大切なポイントがあります。この項目では、剪定以外にコノテガシワを育てるのに大切なポイントをまとめました。
枯葉を放置してはいけません!
枯葉を放置することで景観が悪くなるほか、害虫が住み着きやすい環境になるため、コノテガシワが病気になるおそれがあります。枯葉は秋から冬にかけて溜まりやすくなるので、時期が来たら取り除きましょう。
雪が積もったら除雪は必須です!
冬の時期は、雪にも気をつけましょう。コノテガシワは上半分が丸くなるように成長するので、雪が積もりやすくなります。そのまま積もってしまうと、頂点部分に負担がかかるため、枝や木が折れてしまうことがあります。雪が降ったさいは、雪かきもおこないましょう。
【注意するべき害虫その1】スギドクガ
スギドクガは体長最大40mmある、緑色の体と細い毛をもつ虫です。木に寄生して葉を食い荒らしてしまいます。殺虫剤を散布して対策しましょう。また、幼虫の場合は振動で落下するので、振動を与えましょう。
【注意するべき害虫その2】ミノガ類(ミノムシ)
ミノを被って移動する虫で、7~8月に発生します。葉を食い荒らしますが、ひどい場合は樹皮を食べて枝を枯らすこともあるのです。幼虫の場合は殺虫剤でも対策できますが、手で取り去ることも可能です。直接触れるのに抵抗がある場合は、軍手などを身につけておこないましょう。
【注意するべき害虫その3】コガネムシ
緑や黒、茶色の体を持つ虫で、1年中見つけられる種類もあります。幼虫は木の根を食して、木の生育を悪くします。成虫は、葉を葉脈だけ残して食し、外観を損なわせます。
対策としては、成虫の場合は木をゆすって落とし、即座に捕まえましょう。また、成虫がいる木には卵が産み付けられていたり幼虫がいたりする場合があるので、殺虫剤を葉や枝に散布しましょう。
土の中で根をかじる幼虫が厄介!
害虫が食するのは、木の枝や葉だけではありません。カミキリムシや甲虫類の幼虫は木の根をかじるために、地面の中にいることがあります。地面の中にいる場合、目視だけで害虫を発見することは難しいのです。
そんな時は、業者に相談することをおすすめします。害虫だけでなく、生育の不安にも対処してくれる場合があります。弊社では、さまざまな業者をお客様に派遣させていただくので、お悩みにぴったりの業者が見つかるかもしれません。
コノテガシワを見栄えよくしたい!基本の育て方とコツ
コノテガシワを健康に育てたい場合、気を使うのは剪定だけではありません。ここでは、コノテガシワのお手入れ方法について紹介します。
育てるのに適した環境
コノテガシワは耐暑性や耐寒性に優れている木のため、植える場所はあまり気にする必要はありません。しかし、コノテガシワを大きく育てたい場合は、日当たりのよい場所を選びましょう。
また、コノテガシワは縦にも横にも大きく育つ木です。生け垣のように何本か並べて育てる場合は、間隔を狭めてしまうと木同士がぶつかってしまうおそれがあるほか、互いに日の光を妨げる恐れがあります。そのため、高さ1.5mの木であれば1~1.3mくらいは離して植えましょう。
水やり・肥料やりはどれくらいやればいいの?
水やりをする頻度は、植えつけから2年未満の場合、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えましょう。庭植えの場合、植えつけてから2年以上たつ場合は、定期的な水やりの必要はありません。
肥料やりについては、庭植えの場合、寒さ対策のため2月頃に有機質肥料を株元の周辺に埋めましょう。鉢植えの場合、3月に化成肥料を株元に追肥しましょう。
コノテガシワの増やし方
コノテガシワは、挿し木によって増やすことができます。挿し木の適齢期は2~3月で、去年伸びた枝の先端から10cmくらい、剪定ばさみで切り取ります。切り口を斜めにし、2時間くらい水揚げをし、鉢に入れた土に枝を挿しましょう。
挿し木をしたあとは、乾燥を防ぐために鉢ごと透明なビニール袋に入れて密閉をし、直射日光を避けた明るい場所に置きましょう。
夏に必要なコノテガシワのお手入れ
夏は、猛暑や乾燥で木が弱りやすくなる季節です。暑さや乾燥対策のため、植え付け直後は1日2回、馴染んでいる植木であれば1~2日に1回のペースで水やりをしましょう。
夏の水やりのさい、昼間にやってしまうと水滴がレンズ代わりとなってしまい、葉を傷めてしまうおそれがあります。そのため、早朝か夕方に水やりをしてください。
また、乾燥防止のため、木の周辺にマルチングをおこなうのもよいでしょう。マルチングとは、植えた植物の株元に腐葉土やバークといった樹皮などを敷くことで、水分の蒸発や病害虫を防ぐことです。
樹形を美しく保ちたい場合は、業者に相談しましょう
生け垣などの外部からも目に入りやすいコノテガシワは、樹形をそろえるだけで家や庭の風格が上がります。樹形を美しく保ちたい場合は、自分で剪定するより、業者に相談することをおすすめします。
業者に相談すればきれいに剪定してもらえるほか、定期的な剪定をしてくれる業者もあるのです。また、どんな業者に相談すればよいのかわからない場合は、ぜひ、弊社のコールセンターにお電話ください。
お客様のお悩みや、育てたい木のイメージに対応してくれる業者を派遣させていただきます。まずは、お気軽にご相談お待ちしております。
ドウダンツツジは壺状の花や、秋には美しい紅葉を見せてくれる魅力的な植物です。そんなドウダンツツジですが、形が乱れ理想どおりに育たないことがあります。
また、刈り込みにも強いのですが、剪定に失敗するおそれもあるので注意が必要です。そこで今回は、ドウダンツツジの剪定方法、剪定の時期を中心に解説していきます。
さらに、業者に依頼する際のアドバイスもあわせて紹介していきます。ぜひ、ドウダンツツジをきれいに咲かせるお手伝いをさせてください。
ドウダンツツジの剪定方法は2通りに分かれる
ドウダンツツジの魅力のひとつは、様々な樹形を楽しめることです。樹形とは、木や枝からつくられている樹木全体の外観をさしています。
ドウダンツツジの自然に伸びた形を活かして花を楽しんだり、樹形を整えて丸みのあるかわいい形にすることもできます。また、庭木以外にも生垣としても利用されることもあり、ドウダンツツジの剪定方法は目的によって変わるのです。
花を楽しむなら自然樹形がおすすめ
自然樹形とは、ドウダンツツジが自然に伸びた形を活かしながら剪定する方法です。樹形を変えてしまうような剪定はおこなわず、折り重なるような枝を剪定するくらいにとどめておきます。
また、自然樹形は花を咲かせることに一番適した方法といわれ、剪定の際は、花芽を残しながら切ることが重要です。花芽を切り落としてしまうと、翌年に花が咲かなくなってしまうことにもつながるため注意してください。
形を整えるならしっかりと刈り込もう
ドウダンツツジは生垣として利用さることも多く、樹木の特徴としてしっかりとした刈り込みにも耐えることができます。多用な樹形を楽しむことができ、剪定のしやすい植物といえるのです。ドウダンツツジの樹形は目的によって仕立て方を選ぶとよいでしょう。
ドウダンツツジの形はどのようにすればいい?
ドウダンツツジを剪定し、形を整える際におすすめの樹形は主に二つあります。一つ目は、玉仕立てといわれるもので、丸みを帯びた形から、お庭の景観を彩る庭木として利用されることが多いです。
ドウダンツツジは自然樹形のお花を楽しむだけでなく、玉仕立てにすることで、より美しい紅葉を楽しむことができます。季節によって色合いを楽しむことができるのも魅力のひとつでしょう。
ただし、玉仕立ては内側の枝が混み合いやすいため、太めの枝を切ることで透かし、風通しをよくしておく必要があります。風通しが悪くなると、病害虫が発生するおそれがあるのです。
一方、角仕立ては樹形に角を残し、四角い箱型に整えていきます。四角い樹形から、生垣として利用されることも多く、複数並べれば、堀代わりの目隠しとして最適です。ドウダンツツジの葉を調節することで、高さをかえることもできます。
また、角仕立てでは、四角い樹形が伸びてくると、高い位置に葉が茂ることになります。花が咲いたあとの剪定で強く刈り込みをいれることで、下部の枝木が太い枝のみですかすかになるのを防ぐことができるのです。
プロへ相談するときはしっかりと要望を伝えよう
ドウダンツツジの剪定をプロへ相談する際は、なにを自分が優先して剪定したいのかきちんと要望を伝えておく必要があります。自然樹形でお花を楽しみたいのか、花よりも樹形を優先したいのかなど、目的によって剪定方法が変わってくるためです。
まずは業者にきちんと要望を伝えることが、理想のドウダンツツジへ近づく第一歩となるでしょう。剪定お助け隊では、多くの加盟店の中からご要望に合った業者をご紹介いたします。まずはお気軽にご相談ください。
ドウダンツツジのおすすめ剪定時期
ドウダンツツジの剪定時期として、花が咲き終わったころや落葉時期が挙げられます。また、秋頃に強剪定という剪定をおこなうこともあります。樹形が乱れてしまったときに、大幅に形を整えることができる有効な方法ですが、注意点もあるのです。
おすすめの時期1:花が終わったあと
ドウダンツツジの剪定に適した時期のひとつとして、花が咲き終わった6月頃が該当します。花が枯れ始めた1ヶ月以内であれば、翌年の春頃に咲く花芽がまだついていない可能性が高く、翌年咲く花まで切り落とすリスクを最大限下げることができるためです。
理想は、花芽がでるまえになりますが、実際には花芽を識別することはむずかしいため、花が咲き終わったあと、1ヶ月以内を目安に剪定をおこなっていきます。
おすすめの時期2:葉が落ちたあと
ドウダンツツジの落葉の時期に剪定をおこなうのは、夏季に無駄に伸びてしまった枝や枯れ木を切ることを目的としています。また、11月~3月頃に剪定をおこなうことで、葉が落ちていて枝についた花芽の判断がしやすくなります。
木の形が乱れているときは秋に切る
木の形が乱れてしまった場合は、大幅に形を整える強剪定をおこなう必要があります。この強剪定とは、太い枝を切ったり枝や芽を多く切り落とす剪定方法です。
夏頃から伸びてしまった不要な枝は、秋ごろに切り落とします。この時期は花芽がでてしまっているため、翌年に花がつかないおそれがありますが、ドウダンツツジは強剪定にも強く枯れてしまうことは少ないのです。
ただし、強剪定は乱れた木の形を大幅にかえることができますが、理想の形に育たなくなるというリスクもあります。そのため、樹形に不安を感じる場合には一度業者に相談することをおすすめします。ドウダンツツジは理想の形によって剪定方法も変える必要があります。
剪定お助け隊は、剪定のノウハウを身につけた多数の業者が加盟しています。剪定についてのお悩み事があれば、ぜひご相談ください。知識をもつプロに適切な剪定をしてもらえば、美しい樹形を保つことができるでしょう。
ドウダンツツジの枝はどう切ればいいの?
ドウダンツツジは細かい枝を生やす特徴があります。そのため、形を乱す枝を切ることや根元から切ることが大切です。また、枝切をおこなっておくことで病気や害虫からドウダンツツジを守ることができます。適切なドウダンツツジの剪定方法を知っておきましょう。
形を乱す枝を取り除こう
ドウダンツツジの剪定方法として、まずは理想の樹形を決めることが大切です。どんな形にしたいのか明確にしておくことで、不要な枝を選びやすくなるためです。
その際は、密に生えた枝や葉があまりついていない枝を切り落としていきます。無理に切って形を整えるのではなく、年間単位で理想の形に仕立てていくことを意識しておくとよいでしょう。
枝を切るのは「根元」!
ドウダンツツジは細かい枝を生やしやすいため、根元を切ることが重要です。ドウダンツツジの枝は数本に分岐して葉をつけていくため、中途半端な位置で枝を切った場合、不格好な形に枝が伸びるおそれがあるためです。枝分かれしている箇所の根元を切ることが重要です。
風通しをよくして害虫や病気防止
ドウダンツツジを健康に育てるには、風通しをよくする剪定をおこなうことが大切になります。密に生えた枝は空気の通りを悪くし、温度を上げてしまうのです。
通気性の悪い環境では害虫が発生しやすく、葉がうまく紅葉できないことや元気に育つことができない原因となります。一般的には、ドウダンツツジは病気や害虫に強いとされていますが、健康に育てるためには適切な剪定をおこない、風通しのよい状態にしておきましょう。
どう手をつければいいかわからないときは
ドウダンツツジの形が乱れてきてしまったら、強剪定をして形を整える方法もあります。しかし、やり方を間違えると樹形が理想の形に育たないばかりか、花の数を減らすことにもつながってしまいます。
ドウダンツツジを上手に育てるには、適切な時期に剪定をおこなっていくことが大切です。剪定方法に不安を感じる方は、一度業者に相談することをおすすめします。業者であれば、適切な剪定で形が乱れたドウダンツツジもうまく修復してくれるでしょう。
弊社では、24時間365日無料でお電話相談を受け付けています。ドウダンツツジの樹形が乱れている、病害虫が心配など、剪定のお悩み事があれば、お気軽にご相談ください。
香りのよい白色の花を咲かせるネズミモチは、さまざまな環境に適応できるくらい丈夫で育てやすい植物です。しかし、剪定やお手入れをおこなわないと、育ちすぎてしまうだけではなく、病害虫の被害にあうおそれもあります。
そこでこの記事では、ネズミモチ剪定をするための方法やポイントについてご紹介します。育て方のコツについてもまとめてありますので、きれいなネズミモチを楽しむためにも、ぜひ参考にしてみてください。
ネズミモチの剪定をする前に
まずはネズミモチ剪定をおこなう前に知っておきたいことについてご紹介します。
ネズミモチに剪定は必要?
ネズミモチをきれいに育てるためには剪定が必要です。ネズミモチは強く育ち、成長も早いため、剪定をしないとどんどん大きくなってしまいます。そのぶん、剪定をすると自分の好みの樹形にすることができます。
剪定時期は目的に応じて変わる!
ネズミモチは夏に花芽ができ、翌年の6月ごろに開花します。そのため開花前の5月ごろに剪定をしてしまうと、花が咲かなくなってしまいます。花を咲かせたい場合は、花が終わったあとのなるべく早いうちに剪定をするとよいでしょう。
成長が早いため、生垣などで使用している場合は年に2回剪定をおこなうとよいとされています。6月~7月の梅雨のころと11月~12月に剪定をおこないます。成長は早いですが刈り込みにも耐えられる強さをもっている植物なので、思い切って整えましょう。
剪定に必要な道具は準備しておこう
自分で剪定をおこなうときには、必要な道具を準備しなければなりません。必要な道具は下記のとおりです。
・植木バサミ
剪定のときには最も一般的に使われている道具です。直径1センチメートルほどまでの太さの枝を切るときに使用します。
・剪定バサミ
植木バサミでは切れない直径2センチメートルほどの太さの枝まで切ることができます。ハンドルの間にバネがついていて楽に扱えるため、早く多くの枝を切るときに向いています。
・刈り込みバサミ
生垣などを刈り込むと気に使用されるハサミです。両手を使って扱うもので、樹形を整えるときに使いやすいです。
・脚立
1メートル以上の比較的高い生垣にする場合には、脚立も用意します。脚立を使用することで高いところの剪定もしやすくなるでしょう。
ネズミモチの剪定方法や注意するべきこと
ネズミモチを剪定する前は、基本的な剪定方法や注意するポイントについても確認しておきましょう。
基本的な剪定方法
剪定をするときには、まず樹形を決めます。決めた樹形からはみ出している枝を剪定していきます。強く伸びすぎている徒長枝(とちょうし)、ほかの枝の成長を邪魔するような不要な枝は、付け根から切り落とすようにしましょう。
注意すべきポイント
ネズミモチは日当たりのよい環境を好み、成長が早い植物です。枝が伸びて混み合っている場所は日当たりも風通しも悪くなります。日当たりや風通しが悪い場所ができると、湿気を好む病害虫が発生しやすくなります。病害虫が発生する原因にもなるため、日当たりや風通しがよくなるように年2回は剪定するとよいでしょう。
刈り込みをするとよりきれいに!
ネズミモチで生垣をつくる場合は、刈り込むことでよりきれいな形に仕上げることができます。しっかりと根付けば強く元気に育つため、強く刈り込みをしても弱ることはほぼありません。
樹形や通気性を意識して、生垣の中が見えるくらいに刈り込みましょう。刈り込むと葉はなくなりますが、すぐ成長するので問題ありません。
ネズミモチを元気に育てるためのコツ
ネズミモチは暑さだけではなく潮風や排気ガスにも比較的強く、育てやすい植物です。しかし、強いからといって放置しておけばいいわけではありません。より元気に育てるために、ネズミモチを育てるコツについてみていきましょう。
日当たりのよい場所で育ててあげよう
ネズミモチは日当たりのよい場所を好みます。日陰でも問題なく育てることはできますが、より元気に育てるためにはなるべく日当たりがよい場所を選ぶとよいでしょう。
ネズミモチは湿った土が好き
ネズミモチは多少湿った土壌を好みます。比較的土質も選ばず、どこでも育ちやすい植物ではありますが、乾燥した環境では育ちにくいので、土壌が乾きすぎないようにしましょう。
水や肥料はあげすぎに注意!
雨が降れば水を補給できるため、水やりの必要はとくにありません。ただし夏場の暑い日が続き、雨も降らず乾燥しているときには、朝か夕方に水やりをするようにしましょう。
肥料も頻繁にあげる必要はありません。肥料が土壌に行き渡るように、2月から3月ごろの春先にのみ、ゆっくりと効く化成肥料や油粕をあげるようにしましょう。
病害虫の対策も忘れずに
ネズミモチに発生しやすい病害虫として、マエアカスカシノメイガというものがいます。マエアカスカシノメイガは、幼虫の時期に新芽などを食害する病害虫です。発生したら駆除をしましょう。
かかりやすい病気には、斑紋病があります。葉に丸い斑点みたいなものができ、どんどん広がる病気です。斑紋病になってしまった箇所は、剪定などをして取り除かなければなりません。剪定をして風通しをよくすることで、病気を防ぐことができます。
元気がないときはプロに相談するのもおすすめ
ネズミモチは丈夫で育てやすい植物ではありますが、剪定やお手入れをせず放置してくと育ちすぎて樹形が乱れたり、病害虫の影響を受けて弱ってしまったりすることがあります。
ネズミモチ剪定を自分でおこなう自信がないときは、プロに任せてはいかがでしょうか。プロであれば技術や知識があるため、きれいに剪定をおこなうことができます。
弊社では、いつでもご相談いただけるよう24時間お電話を受け付けております。ご相談をうかがったうえで、ご要望に合った業者を紹介させていただきますので、ぜひお気軽にお電話ください。
まとめ
ネズミモチは成長の早い樹木です。そのため、定期的に手入れをしてあげないと、枝が伸びすぎてしまって、理想の樹形とは程遠いものになってしまいます。また、葉が茂ってしまうことで日当たりや風通しが悪くなり、病害虫が発生するリスクも高くなってしまいます。
剪定は、6月~7月の梅雨のころに1回、11月~12月に1回の計2回おこないましょう。刈り込みにも耐えられるほど丈夫であるため、枝を思い切って長く切っても大丈夫です。
もし剪定に関して、自分でおこなうことに不安があるという方は、剪定業者に連絡しましょう。剪定のことでお困りでしたら、ぜひ一度、弊社にご連絡ください。
パキラを育てていると枝や葉が伸びていくため、おしゃれな見た目を保つには剪定して整える必要があります。しかし、やみくもに枝を切り落としてしまうと、切り口から新しく枝や葉が出てこなくなるおそれがあるのです。そのため、剪定で失敗しないためには、パキラの剪定に関しての知識をつけてから、作業に取り掛かることが大事です。
この記事では、パキラを剪定する前に確認することや剪定方法、剪定時の枝を利用したパキラの増やし方について紹介します。また、パキラ剪定で困ったときの対処法についても載せていますので、剪定に自信がない方も安心してお読みください。
パキラの剪定をする前に確認しておくべきこと
間違ったパキラの剪定では、生育をよくするどころか枯らしてしまうおそれがあります。パキラを剪定する前に、まずは剪定に使用する道具や残しておきたい成長点について確認しましょう。
まずは剪定用の道具を準備
パキラ剪定に必要な道具は、基本的には小柄な剪定ばさみだけで十分です。観賞用なら、それほど高い位置で作業をしないので、ハシゴや長い枝切りばさみなどはなくても問題ありません。また、カッターや工作用のハサミなどで代用する方もいるかもしれませんが、剪定ばさみ以外で切ると枝を痛めやすいので、使用をひかえるほうがよいでしょう。
成長点には要注意!
パキラの剪定をはじめる前に、成長点を切らないように位置を確認しておくことも大事です。成長点は枝や葉が新しく生まれてくる地点なので、切ってしまうとそこから上にパキラが育たなくなります。枝の根元付近にある褐色の節が成長点なので、その節より少し上を剪定しましょう。
パキラの剪定方法
パキラの剪定は、切り落とす枝の種類や時期など、重要なポイントを押さえておけばそれほど難しくはありません。ここでは、基本的な剪定方法と、きれいに剪定するためのコツについて紹介していきます。
基本的な剪定方法
剪定する枝はおもに、全体のバランスを悪くしている枝や、密集しすぎている枝です。剪定するときは剪定ばさみを使って、生長点より少し上の部分を切り落としましょう。
また、パキラを低くするために茎を剪定するときも、枝の剪定と同じように、成長点を避けて切るようにします。パキラが大きくなりすぎたときは成長点ごと剪定する場合もありますが、基本的には成長点を残しておき、剪定後も新しく枝や葉が生えるようにしましょう。
きれいに剪定するためのコツ
きれいにパキラを剪定するコツとしては、5~7月ごろの成長が盛んになりはじめる時期に作業することです。8~9月ごろにパキラの生長がピークを迎えますので、その前に剪定して形を整えておくと、枝や茎が伸びてもきれいな見た目になるでしょう。
パキラを剪定したら挿し木で増やそう!
パキラの数を増やしたいときは、剪定したあとに挿し木をするとよいでしょう。挿し木をおこなえば、種を使わなくてもパキラを生やすことが可能です。また、鉢植えの土のにおいが気になる方は、土を使わないハイドロカルチャーという方法もあります。この項目では、挿し木の説明やその方法、ハイドロカルチャーについてご紹介します。
挿し木とはいったい?
挿し木は、パキラを剪定して切り取った枝を育てて新たに木を増やす方法です。多くの庭木の枝は、水や栄養を与えることで切り口から根を出し枝や葉を伸ばす性質があるので、これを利用して木を生やすことができます。挿し木に使う枝は、剪定で切り取った不要なものなので、失敗してもほとんどリスクがない増やし方といえるでしょう。
挿し木のやり方
基本的なパキラの挿し木は、次のような手順でおこないます。
- 剪定した枝から長さ10~20cmのものを選ぶ、もしくは大きめの枝から作る。
- 枝の切り口から2節ほどで切って、葉がついた細い枝が2、3本残るようにする。
- 葉が大きい場合は半分ほどの長さに切り落として、蒸散で水分が抜けるのを抑える。
- 切り口に発根促進剤(切り口を保護して根の成長を早める薬剤)をつける。
- 用土に枝を挿しこみ、土全体に水がしみこむよう時間をかけて水やりをおこなう。
紹介した手順でおこなえば、パキラの葉や枝が水を吸いすぎるのを防ぎ、根が出やすくなるので、挿し木が成功しやすくなります。あとは、毎日水やりをすれば、1~2週間ほどで根や新芽が出てきます。
ハイドロカルチャーで挿し木をする方法もある
用土の代わりに、ハイドロボールとよばれる丸い人工土を使う、ハイドロカルチャーでも挿し木ができます。
ハイドロカルチャーで育てると、透明な容器に入れたときに、ハイドロボールどうしの隙間から水の量が見えるため、水を与える量がわかりやすくなります。また、用土の中には微生物や雑菌などが入っていますが、ハイドロボールには含まれていないため、清潔でにおいの心配をしなくてよいメリットもあるのです。
ハイドロカルチャーでの挿し木は、基本の手順で使った用土の代わりにハイドロボールを使うだけで問題ありません。ただし、ハイドロボールは水をためこむ性質があるので、用土よりも容器中の水の減りが遅く、湿気によって根腐れが起こりやすいことに注意してください。
根腐れを防ぐためには、水やりの量をハイドロボール層の5分の1ほどにします。また、水やりの頻度も、容器中の水がなくなってから2、3日後におこなう程度に留めておきましょう。
剪定で困ったら業者に相談にしてみよう!
パキラは頻繁に剪定しないとはいえ、毎回自力でおこなうのは手間がかかるでしょう。もし、剪定する時間がとれない場合や、剪定が面倒だと感じたときは業者に任せる方法があります。
剪定業者に任せれば、自力で剪定する必要がなくなるため時間に余裕が生まれます。また、業者がもつ豊富な知識や経験のもと剪定するため、自力よりもきれいな仕上がりを期待できるでしょう。さらに、パキラだけでなく、ほかの庭木についても一緒に剪定してもらうことができます。
弊社では、お住まいの地域に対応した業者をすばやく見つけられます。業者選びに迷ったときは、無料見積りで複数の業者を比較して、適切なところを絞り込むことも可能です。もし、業者選びでわからないことがあれば、24時間対応のコールセンターで相談することもできます。「業者の選び方がわからない……」という方も、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
パキラ剪定では、まず剪定ばさみを用意して、成長点の位置を確認しましょう。剪定するときは、木のバランスを悪くしている枝や密集している枝を、成長点より少し上から切り落とします。時期としては、5~7月頃がおすすめです。
パキラの数を増やしたいときは、剪定時の枝を使って挿し木をおこないます。10~20cmで葉のついた枝が2、3本伸びている枝を用意し、切り口に発根促進剤をつけて用土へ挿しこみましょう。このとき、用土の代わりにハイドロボールを使って挿し木をおこなうこともできます。
もしパキラの剪定時に手間だと感じたり困ったりしたときは、剪定業者に任せる方法があります。業者に依頼することで、パキラやそのほかの庭木もきれいに整えてくれるでしょう。
かわいらしい白やピンクの小柄な花が特徴の梅。日本では古くから愛されてきたこともあり、育てるのであれば美しく花を咲かせたいですよね。
しかし、「梅切らぬ馬鹿」ということわざがあるとおり、梅は生長がはやく定期的に剪定をしなければきれいに花は咲きません。また、梅の剪定は失敗してしまうと、形が崩れて見た目が悪くなってしまうこともあるのです。
そこで今回は、梅の剪定をおこなうための剪定時期や方法についてご紹介します。正しい剪定方法を知り、きれいな梅を育てていきましょう。
梅の剪定は夏におこなう?剪定の時期について
梅はきれいな花を咲かせます。しかし、剪定時期を間違えてしまうとかえって見栄えの悪い梅の木ができてしまうおそれがあります。そのようなことにならないように、剪定をおこなうべき時期を確認しましょう。
剪定は残暑の時期より後に
梅の木は、花の付き方を意識しないのであれば1年中剪定することができます。しかし、花をきれいに咲かせたいという場合は、それに適した時期に剪定しましょう。
花芽が付く前に剪定をしてしまうと、梅が花よりも枝や葉を優先して生長させてしまうという特徴があります。そのため、きれいに花が付かず葉の多い梅ができてしまうのです。梅の剪定は、花芽が付いたころの夏以降におこなうようにするとよいでしょう。
秋から花芽が生長するまでの間の剪定がおすすめ
梅が生長している時期に剪定をしてしまうと、きれいに花が咲かなくなってしまうおそれがあります。なぜなら、生長に必要な栄養を蓄えることができなくなってしまうからです。そのため、梅の剪定は秋ごろから花芽が生長する時期までの間におこなうようにしましょう。
使用する道具は、おもに剪定ばさみと脚立です。剪定ばさみは、太い枝も切れるようなものを選ぶようにするとよいでしょう。脚立は、梅が高さのある木なので、上に伸びた枝を切りやすくするために使います。高いところでの作業となるので、十分安全を確保して作業をおこなってください。
毎年徐々に形を整えていこう
梅の木は生長がはやいため、剪定しても翌年には伸びてしまっています。剪定をおこたってしまうと、枝や葉が伸び放題になってしまうため、毎年しっかりと剪定することが大切になります。
「毎年は面倒だな……」と感じる方もいらっしゃることでしょう。しかし、剪定を失敗してもあっという間に生長するので、剪定が難しいと思っている方でも気軽に剪定をおこなえます。そのため、比較的簡単に樹形を整えていくことができるでしょう。
また、剪定した部分の切り口には、癒合剤を塗るとよいです。癒合剤とは、枝の切り口から雑菌が入り込んだり水分が出ていってしまったりするのを防ぐことができるものです。剪定後には、枝の処理をしっかりとおこない、病気にならないようにしてあげましょう。
時期を外した剪定は業者に一度相談を
梅の剪定時期から外れたタイミングで切りたいときは、業者に依頼するとよいかもしれません。それは、個人で剪定をおこなうと、かえって梅の木を傷つけてしまうおそれがあるためです。
プロである業者に依頼すれば、丁寧に剪定をおこなってもらえます。そのため、「花をしっかり咲かせたいけど、いますぐ剪定しなきゃいけない……」「秋頃は都合が悪いから今のうちに剪定したい!」というときは剪定のプロである業者に依頼しましょう。
弊社に相談していただければ、剪定のプロである業者を紹介することができます。理想の樹形などをご提示していただければ、その希望に合わせた剪定をおこなうことも可能です。まずは一度、弊社の無料相談窓口までお問い合わせください。剪定に関するお悩みをなんでもお聞きいたします。
梅の剪定をおこなうためのポイント
梅の花をきれいに付けるためには、正しい剪定をおこなわなければいけません。ここからは、美しい梅の木にするためにおさえてくとよいことをご説明していきます。
花を付ける芽と葉を付ける芽の違い
花芽は丸みを帯びているような形をしており、葉芽は少しとがっているような形をしていいます。夏ごろに花芽か葉芽にわけられるようになるので、それまでは見分けるのが難しいかもしれません。
また、花芽か葉芽のどちらかわけられる前に剪定してしまうと、梅の枝や葉を増やしてしまうおそれがあります。むやみに剪定してしまうと、花芽を減らしてしまうことになるため、花芽か葉芽にわけられる秋ごろに剪定をおこなうとよいでしょう。
優先して取り除きたい「徒長枝」「下へ伸びる枝」
剪定しておくとよいのは、おもに徒長枝や下に伸びている枝です。徒長枝とは、真上に勢いよく伸びている枝のことです。徒長枝を放置してしまうと、植物の栄養が全体に行き渡らなくなってしまいます。下に伸びている枝は、剪定しないと樹形が崩れ、梅の見栄えを悪くしてしまいます。
そのため、梅を健康できれいに育てたいというのであれば、これら2つの「優先して取り除きたい枝」を根元から切り落としてしまいましょう。
木の形を整えるための「切り戻し」
梅の木は生長がはやいので、枝や葉がどんどん伸びてしまいます。そのため、長く伸びた枝を短くする「切り戻し」という方法をおこなって枝を整えましょう。切り戻しをおこなう際は、わざわざ根元から切る必要はありません。枝先だけでもいいですし、半分ほどの長さにするなど、樹形を確認しながら不格好にならないよう切りましょう。
細い枝を3本、非対称に残す
剪定をする際には、必要な枝とそうでない枝を見分けなければなりません。これは、幹から伸びている枝を左右対称にしてしまうと、栄養が行きわたらなくなってしまうからです。そうなると花がうまく付かなくなってしまい、きれいな梅の木に育たなくなってしまうおそれがあります。
大きく形が崩れてしまった梅の剪定は…
梅の木を剪定したときに、切りすぎてしまったという方もいるでしょう。先述したとおり、梅は生長がはやいため切り過ぎてしまっても大きな問題はありません。
しかし、どうしても樹形が気になってしまったり、今後の剪定がうまくできるかどうか心配になってしまったりしますよね。そういった場合は、業者に相談してみるとよいかもしれません。剪定を失敗してしまっても、短い枝に合わせてきれいに修正してもらえるので、困っている方は業者に相談してみましょう。
実を付ける梅は「摘果」にも意識を
梅には、実が付くものと付かないものがあります。実が付く品種の場合、「摘果」という方法をおこなわなければいけません。ひとことで摘果といっても、なにをどうすればよいかわからない方も多いと思います。
ここからは、摘果とはどのような方法で、どのようなメリットがあるのか確認していきます。
摘果の意味
摘果とは、たくさん付いている実の半分ほどを摘み、残った実にたっぷりの栄養を与えることです。収穫できる実は多いほうがよいと考える方がいるかもしれませんが、摘果しないと栄養が行き渡らなく、おいしい実を取ることは難しくなってしまいます。
そのため、おいしい実を収穫したいという方は、必要な実とそうでない実をわけて間引くようにしましょう。
実も楽しめる梅の品種は?
梅の実を楽しみたいという方は、実が付く品種を選ぶようにしましょう。実が付く品種は、南高梅、豊後梅、露茜、甲州小梅などがあります。
南高梅とは、最高級ブランドともいわれる品種で全国の収穫の大半を占めているそうです。豊後梅は梅と杏をかけあわせた品種で、露茜は梅とスモモをかけあわせた品種になっています。甲州小梅は、小ぶりでカリカリとした触感のする品種です。甲州小梅以外の品種は、実を付けるためにはほかの木を近くに植える必要があるので、注意しましょう。
摘果する実の選びかた
摘果は、生長が悪い実や形の悪いものなどがよいでしょう。また、実が増えすぎてしまった場合にも、栄養をいきわたらせるために摘果をするのは有効であるといえます。
摘果だけでなく枝ぶりにも意識を
梅の剪定は、短い枝を残して長い枝を切ります。梅の花は、枝の先端には咲くことはほとんどなく、根元の幹側につきます。そのため、長い枝は短く切ってしまうほうがよいでしょう。
また、生長がはやい梅の木の場合は、枝の根元の部分から切ってしまうほうがよいそうです。それは、梅が生長しすぎてしまい、花が咲かなくなってしまうおそれがあるからです。梅の花をしっかりと咲かせたいという方は、枝を短くするか短い枝を残すようにしましょう。しかし、個人で剪定をおこなうのが心配だという方は、迷わず業者に依頼してください。
楓の木は樹高が10メートルを超えることのある高木です。そのため、大きく美しい見た目にしたい人もいれば、サイズを抑えたい人もいるでしょう。楓を美しく見せるためにも、大きさを抑えるためにも、定期的な剪定が必要です。
そこで、今回は楓の剪定方法についてご紹介します。育てていくうえで注意しておきたい病害虫についてもご紹介するので、よろしければ参考にしてみてください。楓の剪定方法と注意点を知り、美しい見た目を楽しみましょう。
楓の剪定に適した時期・剪定方法
楓の剪定には、適した時期と方法があります。また、剪定方法は2種類あるので、自分の目的に合わせて使い分けましょう。そこで、以下では楓の剪定に適した時期と方法についてご紹介します。
楓の剪定時期
楓の剪定時期は5~6月前後の春と、11~1月前後の冬です。楓は成長が早いため、小まめに剪定をしないと枝数が増えてしまいます。
しかし、春の成長期は、楓の枝のなかを水分が巡っているため、太い枝を剪定すると水分が抜け出て弱る原因になってしまいます。そのため、春には太い枝を切ってしまわないように気をつけながら、先端の細かい枝を減らす剪定をおこないます。
一方で、冬には成長がストップし、水の動きも止まるため、剪定にかかるダメージも軽減されます。そのため、太い枝を切ったり、枝数を多めに剪定したりするのに向いているのです。
樹形を整える剪定方法
楓の樹形を美しく仕上げたい場合は、まず、春に出てくる徒長枝(とちょうし)という枝を剪定していきましょう。徒長枝とは、上に向かって真っすぐに伸びる枝で、樹形が崩れる原因になります。そのため、根元から剪定することで、樹形を整えられるでしょう。
また、枝から上向きに伸びている新芽も、春のうちに剪定しておきます。なぜなら、上向きに伸びた新芽は、やがて枝になって上に伸びるからです。楓の場合、枝が横下に広がっていると美しい樹形に仕上がるため、上向きに伸びる枝は取り除いたほうがいいでしょう。
太い枝が折り重なっている場合は、冬に剪定します。折り重なった枝の片方を根元から剪定することで、日光がまんべんなく葉に届きやすくなるのです。また、適度に光をとおすことによって、楓特有の細やかな枝ぶりや葉の美しさを楽しめるでしょう。
枝を短くする剪定方法
大きくなった楓をコンパクトにしたい場合も、春の徒長枝を間引いておくことが大切です。徒長枝は長く育つ傾向が強いため、残しておくと、楓の樹形が崩れるうえ、大きく見えてしまいます。そのため、形を整えるときと同様、根元から剪定しましょう。
また、枝を短くするなら、長く伸びた枝を根元から間引いていきましょう。枝の途中でカットすると、切り口の近くから新しく芽が出るため、余計にボリュームが増えてしまいます。そのため、根元から間引くことで、サイズをコンパクトにできるのです。ただし、長い枝をたくさん切るのは、剪定のダメージが少ない冬にしましょう。
小さくした楓の姿を保ち続けるなら、枝に出てきた新芽も取り除きます。新芽は枝として育つため、新芽のうちに剪定することでサイズを抑えられるのです。
剪定の注意点
剪定をするときは、できるだけ手で枝を折るようにしていきましょう。楓は手で折った切り口のほうが、美しい樹形に育ちやすいのです。また、楓は刃物による剪定のダメージに弱いため、ハサミやノコギリでの剪定は避けるべきといわれています。そのため、太い枝を切るのに必要な場合のみ、ハサミやノコギリを使用しましょう。
太い枝を切ったときには、切り口に癒合剤(ゆごうざい)を塗ることも大切です。癒合剤とは、剪定口に病気の菌が入ったり、雨風などのダメージを受けたりしないよう、カバーするための薬剤です。楓は剪定口が放置されていると病気にかかることもあるので、しっかりと癒合剤を塗ってあげましょう。
もみじ盆栽の剪定方法
楓の仲間には「もみじ」という樹木もあります。もみじは、楓に比べると葉の切れ込みが深く、人が手を広げたような形をしているのが特徴です。きめ細かな葉のシルエットが美しいため、庭園や盆栽などに利用されます。
もみじの盆栽でも、剪定は必要になります。もみじの盆栽の場合は、剪定のダメージを軽減するため、冬の落葉期におこないましょう。もみじの木は、枝先が2股に分かれているのが理想的とされています。そのため枝先が3股に分かれている場合は、中心の枝をつけ根から剪定し、先端がYの字になるよう整えましょう。
しかし、楓やもみじは美しく仕上げるのが難しい植物なので、正しく剪定したつもりでも、樹形が悪くなるおそれもあります。そのため、樹形を美しく仕上げるなら、業者に任せるのがおすすめです。
技術のある業者に依頼をすることによって、自力でおこなうよりも美しく仕上がるでしょう。業者への依頼をお考えでしたら、ぜひ、弊社サービスをご利用ください。
弊社ではお客様のニーズに合わせて、さまざまな強みをもつ業者をご紹介させていただきます。「1本だけ剪定をしてほしい」「休日や深夜に作業をしてほしい」「すぐに剪定してほしい」など、お客様の悩みやご希望を、弊社スタッフがお伺いします。弊社では24時間無料でお電話を受けつけていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
楓の剪定を業者に依頼するメリット
楓はとてもデリケートな樹木なので、剪定方法を間違えると弱ったり、枯れたりすることがあります。そのため、自力で剪定をすることに不安を感じた場合は、業者に依頼をしましょう。以下では楓の特徴を踏まえて、業者に依頼をするメリットについてご説明します。
楓の特徴
楓はもみじの葉とよく似ていますが、もみじと比べると切りこみが浅く、丸い形をしています。樹高は10メートルを超えるほどの高木で、秋になると鮮やかな紅葉をつける樹木です。自然な樹形や葉の色が美しいため、日本庭園の植木にも使われています。
楓は芽を出す力が強いため、枝を多めに切っても枯れるリスクは少ないです。しかし、すぐに新しい枝を生やすため、剪定する枝を間違えると、伸びてほしくない方向に枝を出して樹形が崩れることもあります。
また、楓は枝の途中で切ると、どんどん枝分かれして大きくなるため、慎重に剪定をしていく必要があります。そのため、楓の樹形を美しく保ち続けるには技術が必要なのです。
業者に依頼をするメリットとは?
楓の剪定を業者に依頼する一番のメリットは、美しい樹形に仕上げてくれるという点にあります。昔から「庭師」という職業があるように、樹木を美しく整えるには技術がいるのです。
とくに楓の場合、成長が早く、剪定をしてもすぐに枝が伸びてきます。そのため、知識と技術に長けた業者に任せてしまうのがよいのです。業者であれば、成長した後の姿も見越して剪定することができるからになります。
また、自分でおこなう手間を省けるというメリットもあります。初心者の場合、自力でおこなうと失敗のリスクがあるうえ、剪定に時間もかかってしまいます。経験豊富な業者なら早く作業ができるため、自分が手間暇をかけずに済むでしょう。
業者の費用相場
業者に依頼をするとなると、費用面が心配になる人もいるかもしれません。料金に不安がある場合は、剪定費用の相場を知っておきましょう。相場を知ることで、適正な価格を把握できるでしょう。適正価格を知っておくと、依頼後の金銭トラブルを避けることにもつながります。そこで、以下では業者の費用についてまとめてみました。
- 1~3メートル未満:3,000~5,000円前後
- 3~5メートル未満:6,000~8,000円前後
- 5~7メートル未満:14,000~18,000円前後
業者によっては、剪定ゴミの回収費や、出張料がかかることもあります。別途費用として加算される場合が多いので、剪定料金以外のオプション料金相場についてもご説明します。
- 出張料:6,000~10,000円前後
- ゴミ回収費(10キロ未満):100~150円
出張料の場合、依頼場所と業者との距離が近くなら無料になる場合もあります。そのため、費用を少しでも抑えたい場合は、近くにいる業者に依頼をするのもおすすめです。ただし、近場でも出張料がかかる場合もあるので、事前に電話で確認をしておきましょう。
近くの業者を探すのが難しい場合は、ぜひ弊社へご相談ください。弊社ではお近くの加盟店から業者をピックアップし、ご紹介させていただくことができます。また、出張料が無料になる業者もご紹介しています。そのため、自力で業者を探すより、弊社を利用したほうが、スピーディーに解決できるでしょう。
元気な楓を育てるためには病害虫に注意!
楓は剪定の方法や時期などのほかに、病害虫による被害にも注意が必要です。病害虫にかかると、葉が傷つけられるだけでなく、樹木全体が枯れる危険もあります。そのため、楓につきやすい病害虫の特徴を知り、対策しましょう。
楓の病気
楓がかかりやすい病気には、おもに「うどん粉病」や「すす病」があります。どちらも楓を枯らすことがある危険な病気なので、その特徴と対処法について理解しておくことが大切です。
うどん後病
うどん粉病は、葉の表面に白いカビが発生する病気です。表面を覆うカビが光合成を阻害するため、栄養を作り出せずに枯れてしまう危険があります。
うどん粉病の病原菌は、気温の高い環境を好みます。そのため、枝や葉が密生し、空気のこもりやすくなった楓の木に発生しやすいです。予防するなら、定期的に枝を剪定し、風通しがよくなるように状態を改善しましょう。
もし、うどん粉病を発症した場合は、白いカビがついている葉を取り除き、回収しましょう。病気にかかった楓の葉をそのまま残しておくと、雨風に当たって病原菌が飛散し、近くにある健康な木に感染するおそれがあるのです。
すす病
すす病は、葉の表面に黒い汚れがつき、徐々に広がっていく病気です。うどん粉病と同様にカビ菌でできているで、葉の光合成を妨げてしまいます。
そのため、発症しているのを見つけたら、黒く汚れている葉を取り除きましょう。また、発症していなくても、わずかな菌がついている危険があるため、殺菌剤も散布しておくことが大切です。
また、発症していない場合は、すす病の原因となる「カイガラムシ」という害虫を予防しましょう。カイガラムシの特徴と予防方法については、以下でご紹介します。
楓の害虫
楓につきやすい害虫には、おもに「カイガラムシ」と「テッポウムシ」がいます。それぞれ被害箇所や予防法が違うため、特徴を踏まえたうえでしっかり対策をおこないましょう。以下では、楓につく害虫の2種類をご紹介するので、よろしければ参考にしてみてください。
カイガラムシ
カイガラムシは丸い甲殻に覆われた小さな虫です。体の色は白や黒などさまざまで、大量のコロニーを作って寄生します。そのため、楓に白黒の粒が大量についていた場合、カイガラムシの存在を疑ったほうがいいでしょう。
カイガラムシによるおもな被害は、すす病の誘発です。カイガラムシは体から甘い液体を出し、すす病菌を誘発する細菌を呼び寄せます。そのため、カイガラムシに寄生されると、すす病を発症しやすくなるのです。
カイガラムシを退治するときは、専用の乳剤を使いましょう。カイガラムシの固い甲殻は、殺虫剤をとおさないため、害虫用の殺虫スプレーでは効果が薄いのです。そのため、虫を窒息させる効果をもつ乳剤のほうが、駆除しやすいといわれています。
カイガラムシがまだ発生していない場合は、定期的に剪定をして予防しましょう。カイガラムシは、枝数が多く、空気のこもっている場所で繁殖しやすいのです。そのため、枝を透かして風通しをよくし、適度に乾燥させることで発生のリスクを抑えられます。
カミキリムシ
カミキリムシは白黒の長い触覚をもち、体調が3~5センチ前後になる大型の昆虫です。全体的に体の色が黒く、胴体には白い斑点がついています。おもに木の皮を食べますが、木が枯れるほど食害されるケースは少ないです。
しかし、カミキリムシは寄生した樹木に穴を開け、なかに卵を生みつけます。孵化した幼虫は幹の内部から食害するため、木が弱って枯れる原因になるのです。そのため、木のなかに小さな穴が開いていたら、幼虫がいる危険も考えて対処しましょう。
退治をする際は、穴のなかに殺虫剤を噴射します。殺虫剤にはカミキリムシ専用の薬剤もあるので、効果の大きい殺虫剤を使うのがおすすめです。
また、カミキリムシは剪定されていない、弱っている木ほど狙う傾向があります。そのため、定期的な剪定をおこない、木の健康を保っておきましょう。さらに、木の幹に防虫ネットを張っておくと、より予防効果も高くなります。
手入れを大変に感じたら
病害虫を予防するには、楓の剪定が必要不可欠です。しかし、楓の剪定は、方法を間違えると今以上に枝数が増えるおそれがあります。そのため、うまく剪定できるか不安になる人もいるでしょう。
剪定に自信がないときは、業者に依頼をするのがおすすめです。剪定の知識をもつ業者に任せることで、楓を健康な状態で保つことができるでしょう。しかし、自分の目的に合った業者を探すのには、時間もかかるかもしれません。
業者探しが面倒に感じるときは、ぜひ弊社へお電話ください。弊社では、お電話いただいたお客様に、剪定業者をご紹介しています。お客様のご要望にマッチした業者をご紹介いたしますので、お悩みやご希望などあれば、ぜひご相談ください。
弊社から業者を手配させていただくため、お客様が業者を探す手間を省くことができるでしょう。弊社は年中無休でお電話を受けつけていますので、いつでもご利用ください。
アオギリの木が茂ってきて、剪定するべきなのか、もしくは剪定方法が悪くからずにお悩みですか。アオギリは生命力が強く成長のスピードも早い木として知られています。剪定をしないと、どんどん茂っていってしまいます。
この記事では、アオギリを剪定する時期、剪定方法、そして剪定作業をするときに注意するべきことなどについてひとつずつわかりやすくご紹介していきます。
この記事を読むと、アオギリを健康に元気に育てるために、なにをすればいいかが明確になるでしょう。この記事で紹介することを活かして、アオギリの栽培を楽しんでください。
アオギリの剪定はいつやるの?剪定方法とメリットについて
アオギリは剪定作業をするかしないかで、その後の成長に影響します。そうなると適切な時期に適切な剪定をすることが、重要になってきます。そこでこの章では、剪定の時期と剪定をすることのメリットについて解説します。
剪定をする理由
アオギリが健康に育つようにするためには、剪定が必要不可欠です。そもそもなぜ植物には剪定が必要なのでしょうか?剪定作業のメリットをみていきましょう。
剪定をせずに放置していると、枝や葉の密集具合が高くなります。密度が高くなるとそれに比例して風通しも悪くなり、ジメジメした環境ができあがります。また枝葉の密度が高いと、枝や葉に当たる日光量も少なくなります。つまり、剪定をせずに放置していると、良いことはなにひとつなく、植物にとって最悪な環境ができあがってしまうのです。
そこで、剪定をすることで風通しをよくします。風通しがよければ、ジメジメした環境にはなりにくいです。つまりアオギリが病気になることや、害虫が繁殖してしまうのを防ぐことにもなります。
また、葉の密度が低ければ葉一枚一枚に日光がたくさん当たることになり、結果的にアオギリが元気に、健康に成長するのが期待できます。
剪定に必要な道具と時期について
アオギリの剪定は、暖かい地域か寒い地域かによって、少し時期が異なります。暖かい地域では、葉が落ちる冬頃に剪定をします。寒い地域では、冬の寒さで枝が折れてしまうのを防ぐために、冬から少し後にずらして3~4月に剪定をおこなうのが一般的です。
剪定をするときに必要な道具は以下にまとめますので、参考にしてください。
傷口癒合剤とは、木のための絆創膏だと思ってください。剪定をすると、枝には傷口ができることになります。その傷口をそのままにしておくと、病原菌などがその傷口から入ってしまうおそれがあります。それを防ぐために、傷口癒合剤を使います。
アオギリは強めの剪定でも平気
一言で剪定といっても、実は強剪定と弱剪定とあるのです。まずはこの2つの剪定の違いについて理解しておきましょう。
まず弱剪定とは、木の形をあまり変えないように、枝先などを剪定する方法をいいます。枝の切り口の面積も、そこまで大きくならないので、木へのストレスが、小さくなります。ストレスが小さいということは、剪定後に木が回復しやすいということでもあります。
これに対して強剪定は、太い枝を思い切って短くしたり、枝や芽をたくさん切ったりする剪定方法のことをいいます。木の形も剪定前と剪定後では、だいぶ違うかもしれません。太い枝を剪定することもあるので、傷口は広くなる傾向にあります。
アオギリは生命力の強い木で回復力も高いので、強剪定をしても大丈夫です。剪定をするときは、以下のような枝を切りましょう。
- 芽の生えていない枝
- 下向きの枝
- 枯れているもしくは枯れそうな枝
剪定作業は個人でも可能ですが、プロではない分時間と労力が必要になります。どんな枝を切ればいいのかなど、不安に思いながら剪定をすると、かえって見栄えが悪くなってしまうことも考えられます。そういうときには、業者に依頼して作業してもらうとよいかもしれません。業者に依頼したい場合は、ぜひ弊社のサイトをご利用ください。
アオギリについて:特徴・育て方をおさらい
どの植物でも同じことがいえますが、植物を育てるときはその植物の特徴を知った上で栽培をすることが重要です。ではアオギリはどんな木で、どう育てればいいのでしょうか。
アオギリはどんな木?
アオギリは落葉高木といって、冬になると葉を落とす高い木で、成長のスピードが早く、15~20mくらいの高さまで育つこともあります。花を咲かす時期は6~7月頃で、花の特徴として花びらがありません。そのため花一枚一枚の存在感はそこまでありませんが、全体でまとまって存在感を発揮するおもしろい木といえるでしょう。
花の色は薄い黄色で、高い位置に咲きます。実は10月頃に成熟して、なんと食べることができます。平安時代には種子をいぶって間食として食べていたり、太平洋戦争時代にはコーヒーに使う種として代用したりしていたという記載が歴史資料に残っています。
アオギリの育て方
アオギリを健康に育てるためには、日光、肥料、水やりが鍵といってよいでしょう。アオギリは日当たりがよく、暖かい気候を好む木です。雪が降るような寒い地域での栽培には、不向きです。
アオギリには、ひとつおもしろい特徴があります。それは葉だけでなく幹でも、光合成ができるということです。アオギリを漢字で書くと「青桐」と書きますが、緑色の幹という意味を表しています。つまり、アオギリを育てるときは、幹にもしっかり日光が当たるような場所を選ぶと理想的です。では、肥料についてはどうでしょうか。
肥料は水はけのよいものを選ぶとよいですが、アオギリは生命力が強く、いってしまえばどんな土でも育ちます。なので、肥料に関してはそこまで気にする必要はありません。しかし、2~3月頃に油かすなどの有機肥料を与えると、次の年に元気に成長してくれるでしょう。
ただし、肥料の与えすぎは禁物です。
「栄養はたくさんあげたほうがいいはずだ」と思って肥料を与えすぎると、かえってアオギリの健康を害してしまうことになりかねません。簡単にいうと、肥料を与えすぎると、土の中の肥料濃度が濃くなります。それを薄めようとして、アオギリの根の中から水分が出ていってしまう現象が起こります。根から水分が抜けるので、アオギリは不健康になってしまうのです。
水やりに関しても、アオギリは生命力が強いので自然に降る雨水だけで十分です。しかし、夏場は土が乾燥しやすくなります。土が乾燥していて、かつ雨が何日も降らないような日が続くなら、一度たっぷりと水やりをしてください。
丈夫な木でも注意が必要!
アオギリは生命力が強く丈夫な木として知られていますが、害虫には十分注意が必要です。
特に注意するべき害虫はハマキムシとカミキリムシです。まずはこの害虫がどんな被害をもたらすのかについてみてみましょう。
ハマキムシはその名のとおり、葉を巻き、その葉を食べてしまいます。カミキリムシは、枝や幹の中を食べて空洞にしてしまいます。そのため、枝が枯れたり幹が枯れたりします。では、アオギリをこういった害虫から守るにはどうすればよいか説明します。
まず健康で強い木を育てることが最も重要といえるでしょう。なぜなら害虫は木の弱っている部分から侵食するからです。アオギリの幹をみて、枯れ枝があれば切ってしまいましょう。
また幹の皮で荒れているような部分があればそこも取り除きましょう。荒れている部分を放っておくと、そこからカミキリムシが幹の中に入ってしまうかもしれません。
葉をみて、丸まっている葉や虫がついている葉は摘み取ってください。ハマキムシは散布型の薬剤でも退治できますが、カミキリムシは食害されてしまうと、薬剤での退治は難しいとされています。薬剤を使う場合は、予防策として使うとよいでしょう。
害虫の駆除は個人でも可能ですが、業者に依頼すると安全に確実に駆除してくれます。また時間と労力も、省くことができます。業者に依頼しようかとお考えの場合は、ぜひ弊社のサイトをご利用ください。優良な業者をご紹介させていただきます。
自力での剪定が難しい場合は業者がおすすめ
アオギリの剪定はもちろん個人でもできますが、アオギリという木の特徴を考えると業者に依頼して剪定作業をしてもらうことをおすすめします。業者に依頼する際に気になることをいくつかまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
樹高によっては慣れていないと危険!
アオギリは生命力が強く、10m以上の高さに成長することもあります。自分の背丈くらいの木の剪定であれば、危険なことはないでしょう。しかし、アオギリのように高い木の剪定となると、大変危険です。
「自分は大丈夫」「気をつければ問題ない」と思っても、やはり素人には危険です。剪定をするときに、三脚から少し身を乗り出してバランスを崩して転倒なんてことも十分に考えられます。業者に依頼すれば、ケガするリスクもゼロにできます。無理せずプロに任せたほうがよいでしょう。
ここに注目!業者を選ぶポイント
業者を選ぶときには、必ず複数社見積もりをとりましょう。その上で、自分の要望に合う業者を選びましょう。このとき、作業料金だけで判断しないように気をつけてください。業者によっては、剪定した枝葉の廃棄に追加料金が必要となるところもあります。こういった細かいところにも、注目するとよいでしょう。
また最近では、剪定作業を業者に依頼するときに、ご近所トラブルを気にする人もいます。例えば、剪定機械の音が近所の人の迷惑にならないかなどです。中にはこういった顧客の心配を先読みし、様々な形で配慮してくれている業者もあります。作業料金だけではなく、料金以外の面でのサービスや心配りを知るために、利用者のレビューなど参考にして選ぶとよいでしょう。
目安の料金はいくら?
剪定料金は、その木の高さによって変動するところが多いです。
- 低木(高さ~3m)2,500円~4,000円
- 中木(高さ3m~5m)5,000円~10,000円
- 高木(高さ5m以上)17,000円~20,000円
- 消毒 1,000円~3,000円
剪定作業料金の相場はこのようになっています。ゴミの回収に関しては、無料のところと約10,000円かかるところと見受けられます。
剪定業者はたくさんあり、全体としてはどの業者もやってくれることは同じですが、値段が異なったり、アフターサービスの充実が違ったりなど様々です。自分で優良な業者を探すのは大変だという人は、ぜひ弊社のサイトをご利用ください。優良な業者をすみやかにご紹介させていただきます。