しだれ梅を剪定してみませんか?自慢のしだれ梅を作る剪定方法

しだれ梅を剪定してみませんか?自慢のしだれ梅を作る剪定方法

しだれ梅は、日本の文化を象徴する美しい木のひとつです。そんなしだれ梅を大切に育てたい。庭の見栄えをよくしたい。そんな風に考えているかたも多いでしょう。しだれ梅をキレイな見た目で育てるには、しだれ梅の剪定は欠かすことのできない作業です。

剪定は樹形を整え、いらない枝を切り落とし、新しい命が芽吹く準備をする作業。剪定が適切におこなわれていないしだれ梅は、枝や葉っぱがうっそうと茂り、害虫がついてしまうこともあります。そのため、しだれ梅の剪定は不可欠です。

今回は、しだれ梅の選剪定方法についてお伝えしていきます。しだれ梅の剪定をする時期や、剪定のコツ。また、剪定以外のしだれ梅をキレイな状態で保つためのお手入れ方法をご紹介します。しだれ梅の剪定をしたいと考えているかたは、ぜひ参考にしてください。

しだれ梅を剪定したい!いつおこなえばいい?時期について

しだれ梅は、しなった枝から生える美しい花が魅力の梅です。そんな美しい状態を維持して、毎年キレイな花を咲かせるには剪定をして、しだれ梅の状態を適切に保つ必要があります。ここではしだれ梅にとってとても大切な、剪定をする時期についてご紹介します。

■しだれ梅(地植え)の剪定時期

しだれ梅を地面に直接植える「地植え」の場合の、適切な剪定の時期は10月~1月です。この時期はしだれ梅の花芽ができるタイミングで、花の芽を確かめながら剪定をすることができます。

後々、伸びすぎた枝が目立つようになってきたら、6月~7月の時期に間引きをして、枝の状態を適切に保つようにするのがよいでしょう。

■しだれ梅(鉢植え)の剪定時期

しだれ梅を鉢植えのなかで育てている場合は、花が咲き終わった時期に剪定をするようにしましょう。鉢植えの剪定は、梅の木をコンパクトに保つ役割もあります。大きすぎる梅はときに鉢に対してアンバランスになることも。注意点としては新しい枝の芽がある部分は切らないことです。

■夏に剪定してもよい?

夏場のしだれ梅の剪定は、避けたほうが無難です。しだれ梅の花の芽が芽吹くのは夏。この時期に剪定をしてしまうと、せっかくの花芽を切り落とすことになってしまします。

どうしても夏場に剪定をしたい、という場合は、完全に剪定をおこなうのではなく形をと整える程度にしておくのがよいでしょう。風通しを良くすれば、害虫が梅につくことも防ぐことができますし、樹形も整えることができます。しだれ梅の夏の剪定は、メテナンス程度を心がけましょう。

しだれ梅の剪定方法を解説!

しだれ梅の剪定方法を解説!

しだれ梅は剪定をおこなわないと、枝がどんどん伸びてしまい、適切に成長ができなくなったり、木に害虫がつく原因になったりもします。そのため、しだれ梅は適切な時期に剪定をおこなうことが必須です。ここでは、しだれ梅の剪定の方法を見ていきましょう。

【剪定1】地植えのしだれ梅の場合

地面に直接植えたしだれ梅の場合、剪定はたくさん生えている部分の枝を減らしたり、下向きの枝を落としたりする作業が主です。細いく弱い枝を切り落とし、ひとつの枝に約5~6個の芽が残るようにおこないましょう。

枝を切って剪定をしたら、切り口に病気や害虫の発生を予防する専用の薬剤を塗っておくとよいでしょう。

【剪定2】鉢植えのしだれ梅の場合

鉢植えのしだれ梅の場合は、花が咲き終わったタイミングで剪定をおこないます。剪定をするときのコツは、枝の長さが約1/3~半分くらいの長さにすることです。また、枝に咲き終わった花が残っている場合は、放置をせずに一緒に取り除くようにしましょう。

【剪定3】しだれ梅を咲かせたい場合

しだれ梅をしっかりと咲かせるためには、剪定をするときに必ず押さえておきたいポイントがあります。まずひとつは、枝に丸い花芽があることを確認してから剪定をすることです。花芽を切ると、花の数が減ってしまいます。

もうひとつは、古い枝を切り落とすこと。古い枝が木に残っていると、新しい枝の部分に適切に栄養がいかずに育つことができません。新しいものを生かすためには、古いものを捨てる覚悟も必要です。木の育成サイクルを知って、適切に剪定していきましょう。

美しいしだれ梅は剪定だけでは難しい?そのほかのお手入れ方法

剪定はしだれ梅をきれいに、きちんと成長させるためには欠かせない作業のひとつです。しかし、しだれ梅の剪定以外にも、美しい木の状態を保つために必要な作業があります。

【その1】水やりと肥料

木にとって欠かせないものが、水と肥料です。しだれ梅の場合、地面に直接植える地植えには水やりをする必要はありません。自然の雨水で十分でしょう。一方で、鉢植えの場合は定期的に水をやることが必要です。春から秋にかけては、1日に1~2回ほどの水を与えるようにしましょう。

肥料の場合も同様です。地植えの場合は気にする必要はありませんが、鉢植えの場合は木を鉢に植え替えたタイミングで肥料を与えます。その後、5月や6月のしだれ梅がよく育つタイミングで、肥料を与えるようにしましょう。

【その2】害虫と対処法

しだれ梅は害虫がつきやすい品種です。アブラムシやカイガラムシなどがその代表です。これらの害虫を駆除するには、除菌剤や殺菌剤を用いましょう。幸いしだれ梅は薬剤には強く、耐性があります。害虫が気になるときは、駆除剤を早めに用いましょう。

【その3】環境について

しだれ梅は日陰でも、土がよければ育つことができます。とはいえやはり、日の当たる場所に植えることがベストの選択。日の光は、木が大きく育つうえでは大切な要素のひとつ。しだれ梅は日陰でも育つことができるとはいえ、可能な限り日の当たる場所に植えるのがよいでしょう。

しだれ梅の剪定、注意ポイント2つ

しだれ梅の剪定、注意ポイント2つ

しだれ梅は場合によっては、かなり大きいこともあります。そんな大きなしだれ梅の剪定を、自分でおこなうときには、以下の2点に注意するようにしてください。

■ケガには気を付けましょう

しだれ梅の剪定に使う主な道具には、剪定バサミやノコギリがあります。これらの道具は、使いかたによっては大きな危険が伴います。また、しだれ梅の枝はとても固いので、引っかかったりしてケガをする危険があります。

切り落とした枝を、そのまま放置することも控えましょう。不意に足に刺ってしまうと、大きなケガにつながることもあります。また、剪定に使う脚立には4本足のものよりも、3本足のもののほうが安定性は高いです。できれば、3本足の脚立を用いるのがよいでしょう。

■剪定をしないとどうなる?

しだれ梅は剪定をしないでも、成長はするのでは?そのとおりです。しだれ梅は放置すると成長し続け、枝から枝を生やし、とても速いスピードで大きくなります。しかし、その伸びすぎた枝や葉っぱで太陽の光がさえぎられ、害虫が発生する原因になります。

この状態はしだれ梅にとってはよくない状況です。できる限り定期的に、毎年剪定をおこない、良好な状態を保つようにするのがよいでしょう。

しだれ梅の剪定は自分でおこなう?それともプロにおまかせ?

しだれ梅の剪定は自分でおこなうこともできますし、専門知識や技術のあるプロにまかせることも可能です。ここでは自分で剪定をする場合、プロの業者に依頼をする場合、それぞれのメリットを紹介します。

■自分で剪定をする場合

しだれ梅の剪定を、自分でおこなう場合の大きなメリットは、やはり費用がかからないことでしょう。とくに剪定バサミを持っているかたや、専門的な知識に精通しているかたは、自分で剪定をおこなうメリットは大きいといえます。また、自分の都合のよい時間に作業をおこなうことができるのも、大きなメリットです。

■プロにおまかせする場合

対して、しだれ梅の剪定をプロの業者に依頼することのメリットは、作業の丁寧さや仕上がりの美しさにあります。専門的な知識や技、経験からなるプロの技術は素人目にもわかるくらい、見た目の差を生むでしょう。

また、作業時間を自分の好きな時間に充てられるのもメリットです。総じて木々のメンテナンスをするのなら、業者に依頼をするほうが安心といえるでしょう。一方で、業者に作業依頼をすることの唯一のデメリットは、やはりコストがかかることですね。

■どんなプロにまかせると安心?選び方

いくつかある業者のなかから、信頼できる業者を選ぶには、やはり実績を確認するのが一番確実な方法です。公式サイトやインターネットで業者の実績を確認し、比較、検討をするのがもっとも確実です。また、クチコミサイトなどを参考にするのもよいでしょう。

費用面が気になるかたは、複数の業者に見積りを依頼する「相見積り」を依頼するのがおススメです。いくつかの業者の金額と内容を比較し、検討できるので、納得のいく業者を選びだすのにもとても役に立つ方法です。

まとめ

しだれ梅の剪定は、自分でおこなうことも十分にできます。その際は剪定の時期や注意点をよく参照し、間違いのないように作業をおこなっていきましょう。自分で剪定をするときはケガをしないように要注意です。

しだれ梅の剪定は余分な枝を取り除き、しだれ梅の適切な成長を手助けします。もし、自分での作業が不安なかたは、専門知識のある業者に作業依頼をするとよいでしょう。

しだれ梅はとてもデリケートな品種の木ですが、適切に手入れをしてあげれば毎年キレイな花を咲かしてくれます。ぜひ丁寧に剪定、手入れをしてキレイな花を咲かせてあげてくださいね。

柿の木の剪定時期は?分かりやすい剪定方法とおいしい柿がなるコツ

柿の木の剪定時期は?分かりやすい剪定方法とおいしい柿がなるコツ

秋になると甘くておいしい実を実らせる柿の木。自分の庭で育てている人もいるでしょう。柿の木を植えている限り、剪定をしなければいけません。しかし、剪定の時期や手順などのお悩みをお持ちの方も多いと思います。

今回は、柿の木の剪定についてまとめます。剪定時期、コツ、手順などの基礎的な情報はもちろんのこと、業者利用の際に知っておきたい情報もお伝えしていきます。柿の木を持っているかたも、これから柿の木の育成に興味があるかたも最後まで読んでいただけたら幸いです。

柿の木の剪定は12月~2月がベスト

柿の木の剪定は、年中いつでもよいわけではありません。柿の木剪定のベストの時期は、12月~2月といわれています。

柿の木は、1年で15センチほど伸びる成長の早い樹木ですが、秋に身をつけたあとは一旦葉を落として休暇期間に入ります。この時期なら葉がないので切る枝・切らない枝を見分けやすいです。また、成長を止め時期なので、剪定のせいで弱る心配も少ないです。

このような理由から、秋の収穫が終わり、葉っぱが枝から落ちたあとを狙って剪定することが大切なのです。

柿の剪定のコツ、ここだけは要注意!

柿の剪定のコツ、ここだけは要注意!

ここでは、柿の剪定をするときのコツをお伝えしていきます。柿の剪定のコツは3つあります。

・横に広がるように枝を剪定しましょう
柿は太陽の光を求めて上に向かって成長する習性があります。しかし、これをそのままにしておくと、幹まで太陽の光が届かず、実の付き方が悪くなってしまいます。そのため、枝が横に広がるように剪定で成長をコントロール必要があります。枝を切る際は、枝と枝の間隔が空くように根本から切るようにしましょう。

・花芽を切り落としすぎないようにしましょう
柿の木は枝の先端付近に花を咲かせ、実を実らせます。剪定の際に、花芽を切り落としすぎると、翌年花を咲かせなくなり、収穫量が少なくなってしまいます。そのため、冬の剪定の時期に枝先を切り込みすぎないようにしましょう。このことに注意すれば、翌年の収穫量を安定させる効果があります。

・全体のバランスを考えて剪定しましょう。
一箇所に柿が集中していたり、柿が実りすぎていたりすると、柿に行き届く栄養が分散されてしまいます。しかし、剪定で果実の位置を調節できれば、一つ一つの柿に行き渡る栄養が均等になるようにコントロールできます。

選定の際は、全体のバランスを整えましょう。全体のバランスを整えるには、大きな枝を切り落とします。理想の形は、主幹3本、亜主幹が6~9本だといわれています。

柿の木の剪定方法を解説します

ここでは、柿の木剪定の仕方をお伝えしていきます。

  1. 主幹と呼ばれる太い枝を3本選びます
  2. 選んだ主幹の中で1番上にある主幹より上にある三木を短く切ります
  3. 主枝の3本以外の枝を間引きます
  4. 残っている枝の中で、重なっているところ、真上に向かって生えているところ、下向きに生えている部分を切り落とします
  5. 不要な亜主幹を取り除きます
  6. 切り口に癒合剤を塗ることで、防虫対策をしましょう

柿の木が大きくなりすぎるのを防ぐ剪定方法

ネズミはこんなものまで食べてしまう! 

柿の木が大きくなりすぎて困っている方はいらっしゃいませんか?自分の庭で柿を栽培している方は、特に柿の木が大きくなりすぎると困りますよね。通常の剪定方法で整えていると、毎年約15センチずつ大きくなっていきます。数年、数十年と経てば、とても大きな柿の木になってしまいます。

柿の木が大きくなりすぎるのを防ぐには、切り返し剪定をすることが大切です。若い枝は、毎年同じようなところから出てきます。そのため、よく観察して、柿の芽が出やすいところまで切り返し剪定をしましょう。しかし、収穫量が落ちてしまうおそれがあるので、注意が必要です。

柿の木は徒長枝の剪定をしないと実がならない 

徒長枝を剪定しないと、実が実らない原因になります。葉がなくなって柿の木が休暇状態になる11月~3月になったら、徒長枝を切り落としましょう。

【徒長枝の剪定方法】
  1. 上方向に密集している徒長枝があるときは、根本から切り取ります
  2. 横方向に伸びている徒長枝は切り取らずに残しても大丈夫です
  3. 自分が伸ばしたい方向に伸びている徒長枝を残して、その他の徒長枝は根本から取り除きます

枝の根元から切らずに途中できると、逆に枝が増えていきますので、注意が必要です。徒長枝の剪定をおこなって、自分が望む樹形にしましょう。

柿の木の剪定、自分では難しいと感じたら…

自分の技量だけで柿の木の剪定するのはなかなか難しいもの。無理をしてすべて自分で解決しようとしなくても、業者に依頼する方法があります。

・柿に詳しい人や、プロの剪定業者に頼ってみよう

柿の剪定では、カットする位置、残す枝の選び方で木の健康や結実が全く変わってきてしまいます。「失敗して害虫が大量発生したり収穫できなかったりしたら……」と不安な方や、「大切な柿の木だけど、今年は忙しくて時間がない」「木が多い、背丈が高くなりすぎて大変になってきた……」という方は、一度剪定業者に相談してみることをおすすめします。

業者に依頼すれば、自分が育てている柿の木に適した剪定方法やお手入れのコツも教えてもらえるかもしれません。今後の柿の木剪定にも役立てることができます。

・よい剪定業者をおトクに見つけたい!

柿の剪定を依頼するときには、自分にぴったりの業者を見つけて、より安く依頼したいですよね。ここでは、そのために気をつけることをお伝えしていきます。

  • 比較サイトで相見積りする
  • 口コミを見る
  • 相場を知る
  • アフターフォローがあるか確認する
  • 追加費用がかからないかチェックする

など、業者に依頼する際は参考にしてみてください。

まとめ

今回は柿の剪定をする時期、剪定の手順、剪定のコツをお伝えしました。大きくて美味しい柿を実らせるには剪定は不可欠です。

今回ご紹介したような手順を踏めば、自分で柿の木を剪定することは可能です。しかし、剪定方法が違うと柿が実らなくなることもあり、なかなか難しいものです。忙しくなかなか手入れができないというかたもいらっしゃると思います。また、柿の木は高所にあるため、作業は困難を極めます。

自分での剪定が不安なときはプロにお任せしましょう。もし、依頼するときは、複数の業者に見積りを依頼して、相場を確認。追加費用などを確認してからにしましょう。

コニファーの剪定は初心者でもできる!ちょっとしたコツをご紹介

コニファーの剪定は初心者でもできる!ちょっとしたコツをご紹介

見た目が美しいコニファーの木。コニファーはクリスマスツリーやリースなどにも使われる、私たちにとって身近な木のひとつです。その鮮やかな立ち姿は、ときに私たちの心を癒してくれる存在です。自宅で大切にコニファーを育てているという人も多いでしょう。

そんな美しいコニファーの木ですが、その状態を保つためには、ほかの植物同様に剪定が必要です。しかし、急に剪定をおこなおうとしても知識がなくては難しいですよね。そこで今回のコラムでは、コニファーの剪定方法について詳しくお届けしていきます。

「自宅にあるコニファーを長く美しく、そして大切に育てていきたい」というあなたにお伝えします。ぜひ参考にして、コニファーを長く楽しんでみてください。

コニファーってどんな植物?

「コニファーを剪定したい」と考えているあなたは、おそらくすでにコニファーが自宅にあるのではないでしょうか?しかし、案外その詳しい特徴や種類などを把握している人は少ないでしょう。まずは始めに、コニファーについて詳しくなっておきましょう。

【コニファーの特徴】

コニファーは世界でおよそ500以上の種類がある針葉樹のひとつです。その種類は多岐にわたり、日本で昔から親しまれている“ヒノキ”や“マツ”も、コニファーの一種とされています。また、クリスマスツリーに用いられる“モミノキ”も、コニファーの種類のひとつです。

コニファーの樹形は円錐形や丸形など、その種類と同様に多様を極めます。ご自宅に合ったコニファーを見つけることも、難しくはないでしょう。葉の色も爽やかな印象のライムグリーンから、濃厚な色味が特徴のダークグリーンのものまでさまざまです。

コニファーの花言葉である「不変」や「永遠」は、世界で愛されているコニファーの特徴を、うまく表現しているものといえるでしょう。長年変わらないその落ち着きのある佇まいは、洗練されたシックな空間を生み出す、大きな助けになることでしょう。

【コニファーの有名な品種】

コニファーの種類は全世界で500以上。樹形や葉の色も、お伝えしたようにさまざまです。そんな多種多様なコニファーの中でも、ひときわ人気の品種は下記のとおりです。

・コニファー・ゴールドクレスト
コニファー・ゴールドクレストは、コニファーの中でも定番中の定番品種です。円錐形の葉の鮮やかな緑が印象的。ゴールドクレストは大きくなると、全長20m以上にもなるといいます。山椒のような独特の、スパイシーな香りも魅力のひとつでしょう。

・コニファー・エメラルド
コニファー・エメラルドの大きな特徴は、その葉から放たれる爽やかな柑橘系の香りです。漂う香りはさながらトロピカルフルーツを彷彿とさせます。丈夫な品種のため、自宅内のほか、庭の生垣としても人気を集めているようです。

・コニファー・ブルーアイス
コニファー・ブルーアイスの特徴は、丸く穏やかな印象を与えるその円錐形の葉にあります。また、ブルーアイスは香りが強烈なことでも有名です。人によってはその香りが苦手という人もいるでしょう。

しかし、その野性的な外観と強い香り、そして落ち着いた濃緑の色合いが人気を集めていることも事実です。お部屋のアクセントにも最適な品種です。

コニファーは枯れない?でも剪定は必要です

コニファーは枯れない?でも剪定は必要です

基本的に丈夫な品種が多いコニファーですが、剪定が必要なことはほかの植物と変わりありません。手入れや剪定を怠ると、丈夫なコニファーですら枯れてしまうことはあります。ここではコニファーを大切に育てるために欠かせない、剪定方法をお伝えします。

【コニファーの剪定をするなら時期はいつ?】

コニファーの剪定にもっとも適した時期は、3月~4月といわれています。初春のこの時期はコニファーの休眠期にあたり、葉や枝を剪定しても乾燥しやすく病気になる心配も少ないためです。大きく剪定するなら、3月~4月を狙って剪定をおこないましょう。

また、細かくコニファーを剪定するのであれば、6月~10月の時期もオススメです。これらの時期は大きく剪定をするのではなく、細かなお手入れに留めるのがベスト。3月~4月には本格的な剪定を、6月~10月には細かなお手入れ剪定を、心がけてください。

反対にコニファーの剪定を、おこなってはいけない時期も存在します。それは“真夏”の時期です。コニファーは厚さに弱い品種です。真夏の気温が高い時期に剪定をするのは、避けたほうがよいでしょう。7月の後半~8月中は、コニファーの剪定はNGです。

【コニファーの剪定はハサミより手がよい】

コニファーの剪定、金属のハサミを使ってやってしまおうと考えていませんか?植物の剪定にハサミを用いるのは、特段珍しいことではありません、しかし、ことコニファーの剪定に関しては、ハサミを使うことは避けたほうが無難といえます。

コニファーの葉を金属製のハサミで剪定してしまうと、表面が大きく茶色に変色してしまいます。全面が茶色のクリスマスツリーを、想像することも難しいでしょう。金属を嫌うコニファーの剪定には金属製のハサミは使わず、セラミック製を用いて対処しましょう。

また、コニファーの剪定は、手を使っておこなうこともオススメします。手間と時間はかかりますが、それもコニファーへの愛情を増すための欠かせないステップと考えてください。

キレイなコニファーの姿を長く楽しむためにも、剪定はセラミック製のハサミ、もしくは手でおこなうようにしましょう。

コニファーを上手に剪定するためのコツ

コニファーの剪定は、場合によっては手でおこなう“その事実に驚いている人もいるかもしれませんね。コニファーの剪定を手でおこなうことは、剪定をする上で重要なコツといえます。しかし、ほかにもコニファーを剪定するうえでのコツは、存在するのです。

・コニファーの葉を切りすぎない
長くボサボサに茂ったコニファーの枝や葉。適当に剪定しようとしていませんか?コニファーの剪定をするときは、葉の付いていない枝を切ることはNGです。葉の付いていない枝を切ってしまうと、そこからの新芽が出づらくなってしまうからです。

コニファーの剪定をするときは、できる限り葉を残すように心がけて、剪定をおこなうようにしましょう。そうすることで次の成長時期にも、鮮やかで彩り豊かな姿を見せてくれるようになりますよ。

・枯れた葉を取り除く
コニファーの葉はうっそうと茂っているため、内部まで見通すことは難しいでしょう。しかし、その内部には枯れた葉がたっぷりと残っていることがあります、枯れた葉は日光をさえぎってしまい成長を妨げたり、病害虫が発生したりする原因になります。剪定時には枯れた葉を、丁寧に取り除きましょう。

・頂点に残す枝はひとつだけにする
コニファーの頂点には、時折いくつかの枝が飛び出していることがあります。そのような状況を放置してしまうと、コニファーの頂点が割れてしまう原因になり、見た目にいびつな樹形を生み出してしまいます。頂点から飛び出た枝は、ひとつだけの状態にしましょう。

もしコニファーが枯れたら?自分でできる対処法

もしコニファーが枯れたら?自分でできる対処法

丈夫な品種であるコニファー。そんなコニファーでも手入れや剪定を怠れば、枯れてしまうことは避けられません。万が一コニファーが枯れてしまった場合は、どのように対処するのがよいのでしょうか?ここでは、コニファーが枯れたときの対処法をお伝えします。

【コニファーが枯れる原因】

コニファーが枯れる原因には、さまざまなものがあります。水のやりすぎでの根腐れや乾燥、通常の植物同様に日光の不足など、その原因は本当に多種多様です。コニファーは真夏の高温にも弱く、暑さに伴う熱気や乾燥で枯れてしまうこともあります。

また、コニファーはもともと日本の植物ではありません。そのため、生育環境がコニファーに合わない、ということも十分に考えられるのです。ほかにも、ウイルスが原因でコニファーが枯れてしまうこともあります。

【枯れたコニファー救助策】

枯れてしまったコニファーの葉を助けることは難しいため、枯れた葉は第一に取り除くようにしましょう。剪定と同じ要領で枯れた葉を取り除き、風通しがよくなるように、樹形を調整するのです。こうすることで。いくらか状態の改善は見込めるでしょう。

もしコニファーが枯れた原因がウイルスであった場合は、該当する枝を切った後、切り口に殺菌剤を塗っておきましょう。枝を切ることでウイルスの広がりを抑え、殺菌剤を塗ることで、コニファーの木全体を助けることができるでしょう。

コニファーが枯れてしまったからといって、すぐにあきらめる必要はありません。適切に対処をすれば、コニファーの木を救助することも可能です。ぜひこの章を参考に、枯れたコニファーを、絶望の淵(ふち)から助け出してあげてください。

コニファーの剪定で困ったら?

見た目に鮮やかで丈夫なコニファーの剪定。その手順が把握できても、実際に自分でできるかどうかは別問題ともいえますよね。中には植物の剪定をすることが初めてで、不安しかない、という人もいるでしょう。

そんな人には、コニファーの手入れを、剪定の業者に依頼することをオススメします。剪定のプロであれば、コニファーの状態を把握した上で、適切な手入れの方法を提案・実践してくれます。もちろん剪定後の管理方法などを、相談することもできるでしょう。

コニファーの剪定を依頼するうえで欠かせない、信頼のおける業者選び。その方法には「相見積り」が最善の方法です。いくつかの業者に見積りを依頼、比較・検討する相見積りであれば、あなたの理想の業者を探し出すことは容易でしょう。ぜひ試してみてください。

まとめ

クリスマスツリーなどにも用いられている美しいコニファー。その美しさを長年、変わらず楽しむためには剪定は、欠かすことのできないプロセスです。ぜひ今回の内容を参考にして、ご自宅のコニファーの剪定をおこなってみてください。

コニファーは丈夫な品種ですが、手入れや剪定を怠ると、枯れてしまう可能性も十分にあります。適切な時期に適切な方法で、手入れをおこなってあげてください。不安な人は、ぜひ剪定業者に相談してみてください。きっと万全の解決策を提案してくれるでしょう。

コニファーは“不変”や“永遠”などの花言葉が象徴するように、美しい姿を長期間保ってくれる素晴らしい木です。その魅力を存分に楽しむためには丁寧に、愛情のこもった剪定は必須。自宅のコニファーをキレイに剪定して、長く深い付き合いを楽しんでくださいね。

間違ったアボカドの育て方は葉が枯れる原因に!正しい手入れ法は?

間違ったアボカドの育て方は葉が枯れる原因に!正しい手入れ法は?

アボカドは森のバターと呼ばれるほど栄養価が高く、さまざまな料理に使用され人気のある食べ物です。また昨今では食用として活用するだけでなく、観葉植物として楽しまれています。

しかし、アボカドは育て方一つで葉が枯れるほど繊細です。正しい方法で育てることが、アボカド栽培を成功させる秘訣でしょう。

今回は、観葉植物としても人気の高いアボカドを上手に育てる方法をご紹介します。「アボカドを育てたい」「発芽させたい」とお考えでしたら、ぜひこちらのコラムを参考にして実践してみましょう。

誤ったアボカドの育て方は葉が枯れる原因になることも

アボカドは、非常に繊細です。そのため「大事に育てていたのにアボカドの葉が枯れてしまった……」とお悩みの方も多いかもしれません。誤った育て方では、枯れの原因になります。ここではまず、アボカドを栽培するにあたり注意してほしいことやトラブルの原因になる事柄をご紹介します。

温度管理ができていない

温度管理ができていない

アボカドを上手に育てるには、栽培に適した環境を整えることが大切です。とくに、アボカドはメキシコなど中南米原産の植物ですので、比較的温度が高い場所を好みます。適温は“約15~33度”ですが、日本は四季のある国なので、徹底した温度管理が不可欠です。

根が傷んでいる

アボカドの根は傷みやすく繊細です。鉢植えでアボカドを育てている場合、植え替え時に根にダメージを与えてしまい、枯れてしまうおそれがあります。お手入れの際には、根に極端なダメージを与えないよう優しくおこなうことが大切です。

種を十分に洗浄できていない

アボカドの種を発芽させて育てる場合、種に付着した汚れ(発芽抑制成分が含まれている)をしっかりと洗い流していないと、上手に発芽させることはできません。

病害虫が発生している

アボカドを育てる際には病害虫にも注意が必要です。カビや細菌による病気のほか害虫による被害もあり、丁寧にお手入れしていなければ枯れてしまいます。そこで、病害虫を防ぐためには、“剪定”が大きなポイントになるのです。剪定については、詳しく2章でお伝えします。

観葉植物としてのアボカドの育て方

アボカドが元気に育つには、適切な環境を整えることが欠かせません。正しい方法でお手入れをおこない、観葉植物としてのアボカドを存分に楽しみましょう。そこで、アボカドを上手に育てる方法をわかりやすくお伝えします。

栽培環境

栽培環境

アボカドを上手に育てるには、“栽培環境を適切に整える”ということが大切です。ここでは、アボカドを育てるのに適した環境や毎日のお手入れについてご紹介します。

〇日あたり
アボカドは、日当たりのよい場所でよく育ちます。ただし、直射日光は避けてください。葉が焼けてしまったり極度に乾燥してしまったりして、水切れを起こすおそれがあります。

〇場所
アボカドは庭に地植えすると、日光を吸収して大きく生長し、約20メートル以上になることもあります。植え付けの段階から広い場所を確保しておくと安心です。

〇水やり
鉢植えなら、土の表面が乾き白くなってきたころにたっぷりと水を与えましょう。地植えの場合、水不足だと枝葉の元気がなく垂れるようになります。当分雨が降らず、日照りが続くようなときには水やりをおこなってください。

〇肥料
アボカドは、春から秋にかけて盛んに生長します。肥料を与えるときは緩効性化成肥料が最適です。3月ごろと9月ごろに、肥料を与え健康的な生長を促してあげましょう。

病害虫対策も忘れずに!

水やりや施肥など、日々のお手入れに加えて“病害虫対策”も欠かさないことが、アボカド栽培を成功させる秘訣です。アボカドの病害虫被害の一例は、以下のようなものです。

  • 炭疽(たんそ)病:葉や枝に黒い斑点がつく
  • カイガラムシ:枝や茎に寄生して成長を妨げる
  • ハダニ:葉に寄生して葉を食べる

このような被害が見つかったとき、放置せず素早く除去し消毒や薬剤の散布をしなければ、ほかの植物にも影響がでてしまうおそれがあります。できるだけ早い段階で異常を見つけられるように、定期的な点検・剪定をおこない、清潔で風通しのよい木に整えてあげることが大切です。

摘心が重要

お手入れには、病害虫を発生させないという理由以外にも、美しい姿を維持しながら生長を促すという目的があります。そのお手入れの基本となるのが剪定ですが、アボカドの剪定には”摘心“という作業も必要です。

アボカドが30センチメートル程度に育ったら木の頂点を摘みとります。これが、摘心です。摘心は、縦に大きくなりやすいアボカドを横に生長させるためにおこなう作業です。摘心をしておけば、樹高を調整でき剪定作業がしやすくなります。

剪定は、基本的に3月~5月が最適です。密集した枝葉を間引くようにして、内側まできれいに剪定バサミで切っていきましょう。すべての葉に日光が当たるように剪定するのがコツです。

種からアボカドを育てる方法

ここまでは、観葉植物としてのアボカドの育て方や楽しみ方をお伝えしました。ここからは、少しちがった栽培の楽しみ方として、“食べたアボカドの種を発芽させる”という面白い楽しみ方をご紹介します。ぜひ、実践してみてください。

2つの栽培方法

2つの栽培方法

アボカドを種から育てる場合、“水中栽培(種を水に浸けて栽培する方法)”と“土栽培”という2つの方法があります。ここでは、その2つの栽培手順をご紹介します。

〇水中栽培の手順

  1. 種をよく水洗いする
  2. 種に爪楊枝を3~4つ刺し、種を水に浸す(種の約3分の1の水量を容器に入れる)
  3. 細菌の繁殖防止のため、水は毎日取りかえる
  4. ある程度根っこが伸びてきたら土に優しく植え替える

水栽培のポイントは、毎日水を変えることです。カビや細菌が繁殖すると、上手く発芽できません。3週間~1カ月程度で根が生えてきますので、根気よく毎日きれいな水にかえてあげましょう。

〇土栽培

  1. 種をよく水洗いする
  2. 種の約2分の1を地中に埋める
  3. 乾燥防止のため、毎日水やりをおこなう
  4. 約半年後に鉢や庭に植え替える

土栽培のポイントは、適度な水やりです。あまりに水をあげすぎると根腐れを起こし、丈夫な根が育ちません。また、カビ発生の原因にもなりかねないので土が乾燥しない程度におこないましょう。

植え替えについて

種から育て大きくなった場合も、苗木同様に根にダメージを与えないよう優しく植え替えてあげましょう。植え替え時期は、5~6月ごろが最適です。1年に1回ひと回り大きな鉢を用意し、根を土で守りながら植え替えてあげると失敗なく作業できます。

自分で全てのお手入れは大変そう…

アボカドは繊細である反面、生命力が強くすぐに大きくなるという性質もあります。そのため、こまめにお手入れができない方にとっては、管理の負担は悩みの種でしょう。

健康に育てるためには、剪定など日々のお手入れが不可欠です。もし、お手入れの手間をかけられないとお悩みでしたら、プロに任せてみてはいかがでしょうか。

弊社は、剪定など植物のお手入れに関して詳しいプロの業者と提携しております。そのため、すぐに業者をご紹介し、お悩みに対して迅速かつ的確にお答えすることが可能です。あなたの悩みの種だったお手入れも、弊社にご相談いただけければすぐに解決できるでしょう。いつでもお気軽にお電話ください。

まとめ

アボカドは育て方一つで葉が枯れるので、注意しながらお手入れすることが大切です。しかし、正しいアボカドの育て方を知っていればそれほど心配する必要はありません。毎日のお手入れを欠かさず、大切に育ててあげてくださいね。

ただし、栽培中には病害虫などのトラブルもあるでしょう。また、剪定をする時間がなく「気づいたらこんなに大きくなってる……」ということもあるかもしれません。

そんなときは無理をせずプロの剪定業者に依頼しましょう。庭木や鉢植えのお手入れでお困りでしたら、いつでも弊社にご相談ください。

庭の手入れを楽にするコツ【便利道具・簡単DIY】をお教えします!

庭の手入れを楽にするコツ【便利道具・簡単DIY】をお教えします!

雑草など見当たらないほど手入れの行き届いた庭は、適度に自然を感じることができて気分がよいものです。しかし、手入れを怠るとあっという間に雑草が成長し、手に負えない状態になってしまいます。

美しい庭を保つためには、こまめな手入れが不可欠ですが、庭の手入れは重労働です。少しでも効率よく雑草駆除ができるように、便利な道具を使用しましょう。

また、自分で手入れすることが難しい方のために、雑草駆除を業者に依頼した場合の費用相場や、年間管理の内容と費用についても解説します。今後の庭の手入れにぜひお役立てください。

庭の手入れは道具を使って効率アップ!

庭の手入れを自分でおこなう場合は、短時間で効率よく雑草を駆除することが大切です。そのために必要なものが、便利な道具をそろえるということです。

ここでは、草刈り機と根から雑草を駆除するための3つの道具をご紹介します。

草刈り機

草刈り機は、地上に伸びている雑草を素早く刈り取ることができるので、時間がないときの作業に適しています。立ったまま使用することができるため、体に負担のかかる中腰の姿勢になる必要はありません。

草刈り機は雑草対策の道具として、大変便利なものです。ただし、どれを選んでもよいわけではありません。草刈り機の動力には、エンジン式のものと電気式のものがあるのです。それぞれ作業に適した場所が異なるので、どのような差があるのか解説します。違いを理解したうえで、目的にあったものを選びましょう。

・エンジン式
エンジン式のものはパワーがあるので、雑草の量が多い場合や、広範囲の雑草駆除が必要な場合に最適です。ただし、使用中はとても大きな音が出るので、住宅街での使用は控えたほうがよいでしょう。

・電気式
電気式のものには、コードをコンセントに挿して使用するタイプと充電するタイプがあります。

コードタイプのものは、バッテリーを内蔵する必要がないので、軽量のものが多いのが特徴的です。しかし、コードの長さに限界があるので、作業範囲が制限されます。充電するタイプのものは、作業範囲の制限は受けませんが、バッテリー内蔵なので、そのぶんコードタイプよりも重量があります。

どちらも、エンジン式に比べるとパワーは小さいですが、静かな音で作動します。住宅街での使用は、電気式のもののほうがよいでしょう。

徹底的に雑草を駆除3つの道具

草刈り機だけでは、雑草を根から駆除することができません。生命力の強い雑草は、一部でも根が残っているとまたすぐに成長するため、雑草駆除としては不十分なのです。徹底的に駆除したいときは、これからご紹介する3つの道具があるとよいでしょう。

・ねじり鎌
ねじり鎌は、首の部分がねじれていて、刃先の広がった鎌です。土に刺して、雑草を根ごと掘り出します。

刃先全体を使えば、いくつかの雑草をまとめて掘り出すこともできますし、広がった刃先の角を使えば、根の深いものを掘り出すこともできます。

・草取りフォーク
草取りフォークは、その名のとおりフォークのような形をした草取りの道具です。刃先を雑草の根元に入れて、てこの原理で草を抜きます。力を入れることなく、根から雑草を取り除くことができるので、女性や子供でも使いやすいでしょう。

・三角ホー
三角ホーとは、刃先が三角形をしている鍬のことです。刃先の尖った部分で雑草を根から刈り、側面で根を刈った部分の土をならします。

雑草が密集して生えている場所や土が少し固くなっている場所で、多くの雑草を根ごとまとめて取り除くことができるので、作業時間短縮に役立ちます。また、三角ホーは柄が長いので、立ったまま作業することができるのも便利なポイントです。

上記でご紹介したような道具を使用することで、雑草駆除の作業を効率よくおこなうことができます。しかし、便利な道具をそろえるには、ある程度の費用がかかるうえに、道具をしまっておくためのスペースが必要です。

道具を置く場所がない方や、費用と手間をかけて自分で雑草駆除をおこなうのが面倒という方は、プロに作業を任せましょう。弊社にご相談いただければ、雑草駆除のプロをご紹介しますので、業者を探す手間もかかりません。

手入れの負担を減らす【お庭DIY術】

こまめに雑草駆除をおこなうのが面倒な方は、雑草が生えにくくなるように庭自体のつくりを工夫する方法もあります。DIYで庭の手入れの負担を減らしましょう。ここでは、雑草駆除に効果的な5つのDIY術について、それぞれの特徴や注意点を解説します。

人工芝

自然に近い見た目のものが人工芝です。人工芝で地面をおおうことで、日光を遮断して雑草の成長を防ぎます。人工芝は枯れることがありませんし、本物の芝に近い肌触りのものもあるので、「子供を庭で遊ばせたい」という方にもおすすめです。

ただし、人工芝は厚みがないので、地面の感触を直接感じやすいという特徴があります。石や枝などの凹凸は、足を引っかけてケガをする原因になるので注意しましょう。

また、人工芝には、水が溜まらないように開けられている穴があります。地面に直接人工芝を敷いている場合は、そこから雑草が生えることがあるので、次にご紹介する防草シートとの併用がおすすめです。

防草シート

防草シートは、暗い色のシートで地面をおおい、日光を遮断することで、雑草が生えないようにするものです。日光は遮断しますが、透水性はある素材なので水が溜まることはありません。

広範囲に使用する場合は、1枚のシートでは足りないので、数枚のシートを並べて敷きます。そのとき、少しでも隙間があると、生命力の強い雑草が生えてきてしまうので、シート同士に隙間ができないように、シートの端を少し重ねて敷き詰めましょう。

また、防草シートを敷くだけだと、表面に見えるものが暗い色のシートだけになってしまいます。見た目が気になる方は、人工芝や後述する砂利などと併用して使うとよいかもしれません。

砂利

雑草対策は、砂利を敷くという方法もあります。日光を遮断するものが砂利になります。砂利のよいところは、色や形、大きさの種類が多くあることです。庭の雰囲気や植えている花木とのバランスを考えて、種類を変えて楽しむことができるので、どのような庭でも活用できます。

ただし、砂利だけでは石の隙間から雑草が生えるおそれがあります。防草シートと併用して使用すると、より効果的な雑草対策になるでしょう。

レンガやタイル

色や大きさを変えて庭を彩る雑草対策は、砂利のほかにレンガやタイルを敷くという方法もおすすめです。日光を遮断するというのは同じですが、レンガやタイルは目地埋めをすれば隙間もできないので、防草シートと併用する必要がありません。

また、タイルであれば、表面にイラストなどが施されたものもあるので、幅広いデザインが考えられます。デザイン性を重視する方にはよいでしょう。

カバープランツ

最後にご紹介するのが、カバープランツを植える方法です。地面に隙間なく植物を植えて、雑草が生える場所をなくします。砂利やタイルほど色やデザインは豊富ではありませんが、人工物を使用したくないという方にはおすすめです。

ただし、カバープランツも生きている植物です。手入れをしなければ、どんどん成長して不要な場所にまで根を張ってしまうおそれがあります。植える場所や植物の成長の仕方などを考えて活用しましょう。

ご紹介した方法は、初めての方でもできるような対策ばかりです。少しでも庭の手入れを楽にしたい方は試してみてください。

ただし、どの方法も間違ったやり方をしていたり、雑な施工をしたりすると効果が期待できません。正しい方法で細部まで美しく仕上げたい方は、プロの業者に依頼することをおすすめします。

弊社では、年中無休の無料相談窓口を設けておりますので、仕事などの都合で遅い時間にしか相談できないという方でも、安心してご利用いただけます。ぜひお気軽にお電話ください。

お庭の手入れはプロにお任せする選択肢もある!

ここまでは、自分で庭の手入れをする方法についてご紹介しましたが、「高齢のため自分での作業は難しい」「雑草駆除をおこなう時間がとれない」という方もいるでしょう。

ここからは、そういった自分での作業が難しい方のために、業者に作業を依頼した場合の費用や内容について解説します。

業者に依頼した場合の費用相場

業者に依頼した場合の費用相場

プロの業者に庭の手入れを依頼した場合、除草作業だけをおこなうのであれば、1平方メートルあたり約1,500~2,000円です。これは、草刈りではなく、雑草を根から抜き取る方法の場合の費用の目安です。

機械を使って伸びている雑草を刈り取るだけなら、もう少し安い場合もあります。詳しい料金については、業者に直接連絡して確認をとりましょう。

年間管理を依頼する方法も

庭の手入れには、雑草駆除だけではなく、庭木の剪定なども必要という方もいるでしょう。それらをまとめておこなってくれる、「庭の年間管理」というものがあります。

年間管理は、基本的に雑草駆除や庭木の剪定・伐採・害虫駆除・消毒・植え替えなどを、年に2~3回おこないます。約50,000円ほど費用がかかりますが、体に負担をかけることなく、美しい庭を保つことができるので、仕事や子育てなどで忙しいは、プロにお任せするのもよいでしょう。また、追加料金はかかりますが、芝生の手入れを一緒に請け負ってくれる業者もあります。

業者に庭の手入れを依頼すれば、体の負担がないことはもちろん、正しい方法で徹底的に作業をおこなうので、作業後の仕上がりもより美しいものになるはずです。

剪定業者を選ぶことも、弊社のサービスを利用すれば楽におこなえます。費用面などが不安という方でも、見積りや現地調査は無料でおこなっているため、安心していただけるかと思います。また、複数の業者から見積りをとって、料金を比較検討することも可能です。弊社のサービスをご利用いただければ、納得のいく業者選びができるでしょう。

重労働の庭の手入れを、無理に自分でおこなう必要はありません。頼れることはプロに頼って、美しい庭を楽しみましょう。

オリーブアナアキゾウムシを見たら即駆除!健康なオリーブに育てよう

オリーブアナアキゾウムシを見たら即駆除!健康なオリーブに育てよう

日本でオリーブを育てる方なら誰でも注意しなければならないのが、「オリーブアナアキゾウムシ」という害虫による被害です。オリーブアナアキゾウムシは、もともと虫に強いオリーブにとって天敵ともいえる虫で、木を枯らしてしまうほどの被害をもたらします。

オリーブアナアキゾウムシを見つけたら、オリーブを助けるには必ず対策をしなければなりません。さもなければ、オリーブは枯れていってしまいます。

ここでは、オリーブアナアキゾウムシやそのほかの害虫の生態と駆除方法、さらにはオリーブの世話の方法までを紹介していきます。オリーブで害虫らしきものを見た方などは、ぜひ参考にしてみてください。

もしやオリーブアナアキゾウムシ?オリーブに発生しやすい害虫

オリーブは虫が避ける成分「オレウロペイン」をもっているため、一般的には虫による被害を受けにくい植物として有名です。また、多くの植物が嫌う乾燥した環境であってもよく育つといった特徴もある、大変丈夫な樹木になります。乾燥した環境の多いヨーロッパでは、油を採取するためや木材として使うために、古くから育てられてきました。

ただ、そんな生命力の強いオリーブでも、育てるときには注意しなければならない害虫がいます。その代表的な存在が、オリーブアナアキゾウムシです。オリーブアナアキゾウムシの被害には十分に注意しなければなりません。ここではその理由と駆除方法、そしてオリーブアナアキゾウムシ以外にもいる、オリーブに害をなす虫について解説していきます。

オリーブアナアキゾウムシについて知ろう

オリーブアナアキゾウムシについて知ろう

まずは、オリーブアナアキゾウムシとはどんな虫なのかを知っておきましょう。外見やよく見つかる場所などの情報をまとめたので、見つけた昆虫がオリーブアナアキゾウムシかどうかは、これを参考に判断してみてください。

・オリーブアナアキゾウムシの生態
オリーブアナアキゾウムシはもともと日本にしかいない固有種ですが、外来種であるオリーブがもつ虫の嫌がる成分を避けることなく、むしろ好んでオリーブを食べてしまいます。日本では、オリーブを食べることに関して競合することになるほかの種がいないので、オリーブの近くに一度住み着いてしまうと、どんどん増えていく危険性があります。

・外見
オリーブアナアキゾウムシは、成虫の体長が1.2センチから1.5センチになり、色は灰色に近い茶色をしています。「ゾウムシ」という昆虫の仲間で、頭部に象の鼻のような突起があり、背中にカブトムシやコガネムシのような甲羅がある甲虫の一種です。

・発生する時期
成虫は寿命が3年程度で、寒い季節は冬眠をし、活動をするのは3月下旬から11月上旬にかけてです。卵を産むことができるのが4月から10月までと長く、年間で50個程度の卵を産みます。夏までに生まれた卵は10日ほどでかえり、それから2か月でさなぎになり、次の年に成虫となって出てきます。

・木のどこにいることが多いか:見つけかた
成虫は幹や枝、実の近くや木の根元などにいます。幼虫は木の中で成長しますが、幹の根元に近い位置にいることが多いです。幼虫の入っている穴からは木くずが出ていることが多いので、探すときは木の粉がないかを見ましょう。

・何を食べているのか
成虫が食べる部分は、木の皮や実、芽などさまざまな部分です。幼虫はオリーブの木の内部で育ち、木の中心に近い部分を食べながら成長します。

駆除方法について知ろう

オリーブアナアキゾウムシの駆除では、まずは見つけたものから手でつまんで取り除いていってください。ただし、卵を産むペースが速いオリーブアナアキゾウムシの場合、取り除くだけでなく、すでに産み落とされた卵も処理する必要があります。これには殺虫剤で対処しましょう。

殺虫剤としては、オリーブには「スミチオン乳剤」というものが使用できます。所定の濃さまで水で薄めて使えば、成虫・幼虫ともに効果があるので、いざとなったら使いましょう。

そのほかの害虫についても知っておこう

オリーブは虫に強い木ではありますが、オリーブアナアキゾウムシ以外にもつく虫がいます。オリーブアナアキゾウムシ以外の害虫も見分けることができるように、ここで紹介します。

・スズメガ
夏のうちに7センチから9センチほどの大きな緑色のイモムシを見つけたら、それは「スズメガ」というガの仲間の幼虫です。スズメガは成虫になってしまえばオリーブには害を及ぼしませんが、幼虫は葉を食べてしまい、オリーブの生長を妨げてしまいます。見つけたら木から取り除きましょう。

・コガネムシ
コガネムシもスズメガと同様に、幼虫のころにはオリーブに食害を与えるため要注意です。とくに、土の中でオリーブの根を食べてしまいます。

コガネムシが好む環境は、土壌がやや酸性になっているところです。対策をするときは、「酸度調整(さんどちょうせい)」という作業をおこないます。苦土石灰(くどせっかい)というアルカリ性の土を土壌に混ぜて中性に近づけるとよいです。

・ハマキムシ
ハマキムシは植物の葉を食べたり、巻き込むようにして巣をつくったりして木の生長を妨害する害虫です。葉を裏返したときに白い繭(まゆ)のようなものがあったらハマキムシがいるかもしれません。オリーブアナアキゾウムシに対しておこなう方法と同じように、スミチオン乳剤を使って駆除しましょう。

オリーブのお悩みはプロに相談して解決

オリーブには、害虫対策のほかにも枝を切る剪定や、病気・カビなどに対する消毒を施すことがあります。どの作業も、木の状態を見ながら適切におこなっていくことが肝心です。ただ剪定をすればいい、消毒をまいておけばいいという気持ちで作業してしまうと、それが原因でかえってオリーブの生育に悪影響を与えてしまう危険性もあります。

オリーブを育てるうえで何か少しでも悩みごとがあるときは、オリーブの世話や剪定などに対応できる業者に依頼して解消してくとよいです。剪定や病害虫対策のプロに手入れを任せれば、オリーブを健康な状態にしてもらうことができます。

木の育て方で困ったら、弊社の加盟業者をご利用ください。弊社はオリーブのお手入れや管理に対応できる業者を、お客様のもとへと派遣することができます。お困りのことがあれば弊社の無料電話窓口をから、いつでもご相談受け付けておりますので、ぜひご利用ください。

オリーブを健康に育てるために知っておきたいこと

オリーブを育てるためのポイントを理解して、木がより健康な状態を保てるようにしていきましょう。まずは、オリーブがどのような特徴をもった木なのかを紹介します。そのあとオリーブがかかりやすい病気と剪定作業についても解説していきます。また、虫のなかにはオリーブにとって有益なものもいるので、見分けられるように紹介していきます。

オリーブの基本情報

オリーブの基本情報

オリーブの基本的な情報からでも、おおまかな育て方の方針をつくることができます。木はさまざまな分類がされており、それによって育ち方などの特徴が違うからです。

オリーブは、ヨーロッパの地中海沿岸が原産の「常緑広葉樹」に分類されます。原産地が地中海であることからわかるのは、オリーブが乾燥に強く、比較的温暖な気候を好む木であるということです。

地中海は雨が少なくて乾燥した地域です。オリーブは、日本では気温の変化のしかたが地中海に似ている関東以南の地域で育ちます。そのなかでもとくに瀬戸内海沿岸は地中海に似た気候だといわれており、オリーブの育成が盛んです。

また、「常緑広葉樹」ということからわかるのは、オリーブが冬でも葉を落とさない木だということです。「常緑広葉樹」の木は冬にやや弱い特徴があるので、剪定などの枝を切る作業は冬以外の季節におこなうことが一般的です。

さらに、オリーブは「陽樹(ようじゅ)」でもあります。陽樹というのは日光がたくさん当たる場所で育つ木のことで、日陰では育ちにくい種類です。陽樹であるオリーブは日なたに植え、もし鉢植えするのであれば積極的に太陽の光を当てましょう。

オリーブの病気について

オリーブは病気を発症することもあるので、病気の原因を知っておきましょう。とくに炭疽病(たんそびょう)は感染がほかの木にまで広がることがあるので、見つけたらすぐに対処する必要があります。

・炭疽病(たんそびょう)
炭疽病は葉や実などが黒くなることでわかる病気です。葉などにカビ菌による黒いシミのような部分ができ、この部分が次第に枯れていきます。

色が黒や茶色に変わっている葉や実を発見したら、すぐに発症した部分を取り除いてください。炭疽病は地面に落ちたものからでも広がっていくことがあるので、落ち葉や落ちた実も拾いましょう。

炭疽病が発生する直接の原因は、菌が木の内部に入ることですが、枝が増えすぎて風通しがよくない状態になると起こりやすいようです。また、地面の水はけが悪いことも、湿度が上がって正常な環境が崩れるので原因になりえます。

・梢枯病(しょうこびょう)
梢枯病は枝先から徐々にオリーブが枯れていき、やがては木の全体が枯れてしまうことにもつながる病気です。梢枯病は、カビの一種が枝の末端に入り込むことで起こります。症状は葉が茶色く変色することから始まるので、この異常を見かけたらすぐに対処しましょう。

対策としては、発症した部分をすぐに切り落とすことが大切です。枝先さえ切ってしまえば感染が広がるのを止められることがあります。病気が起こったら、発症している部位をできるだけ早く切り落とすのが基本だと考えてください。

オリーブには益虫もいる

「益虫」というのは、木にとってプラスになる虫のことです。木の枝や葉を食べるオリーブアナアキゾウムシのような「害虫」もいますが、じつは身近な昆虫には益虫となる虫もいます。とくに肉食の虫は有益なので、残したほうがよいと覚えておいてください。

肉食の虫で代表的なのが、クモやテントウムシ、そしてハチの仲間です。肉食の虫は、ほかの昆虫を食べてくれるうえに、葉や枝を食べることはありません。テントウムシは幼虫のころは葉を食べますが、少量なので害にはならないです。

剪定は不可欠!

とくに病気にかかることを防ぐためには、剪定は必要不可欠な作業になります。炭疽病のところでも説明したとおり、病気は枝が込み合って風のとおりが悪くなったときに起こることが多いのです。剪定は病気を防ぐための大切な手入れになります。

また、剪定をすることで枝の伸びる方向を調整することができ、木の全体に太陽の光がいきわたるようにもなります。実の数を増やすことにもつながるので、木を美しく健康に保つためには剪定をしましょう。

プロの技術で美しく健康なオリーブへ

オリーブの世話をしっかりとおこなって健康を保っていくには虫や病気への対策と、剪定が重要だということがわかりました。ただし、そのほかにも肥料の与え方などで工夫するべきことは多く、庭木の世話は奥の深い作業です。オリーブの管理は、業者に任せればより手軽で確実におこなうことができます。

業者に依頼するときは、まずは弊社に相談していただけば、加盟店のなかから最適な業者をご紹介し、派遣することができます。お問い合わせから業者によるお見積りまでは無料でお受けいただけますので、気軽にご利用ください。

オリーブ剪定は自分でできる?業者に頼む?

剪定作業は、オリーブの病気を防ぐためや、生長を促進するために効果的な作業です。剪定は、自分でするか業者に依頼するかのどちらかでおこなっていくことになります。ここでは両方のパターンに対応できるように、剪定の方法や業者依頼のメリット・費用の相場について説明していきます。

剪定時期

剪定時期

常緑樹のオリーブは冬に弱いので、木にとって負担がかかる剪定をするのは暖かい時期です。具体的には、3月から4月の春の間と、9月から10月の秋の間に1回ずつおこないましょう。春の剪定はその後の夏に伸びる枝の方向を決める作業で、秋の剪定は夏の間の生長で伸びすぎた枝を切る作業です。

剪定のコツ

剪定では、先端に芽を残す形で切っていくのがコツです。とくに、芽でも地面向き(下向き)についている芽を残すと、その芽はそのあとまっすぐ元の枝と同じ方向に生長します。上向きについた芽を切ると、枝がそこから上に反り返ったように生長してしまうので木にとって悪影響になります。

業者に依頼するメリット

業者に依頼することで得られるメリットは、自分で作業をする必要がないというのがもっとも大きいといえます。剪定は木の枝を1本ずつをチェックしてどこを切るかを決めるので、自分で作業をすると大変な作業です。しかし、業者に依頼すれば、この労力を大幅に削減することができます。

また、業者に頼めば確実に作業が完了するというのもメリットのひとつです。自力だと、間違った作業をしていることに気づかない場合や、剪定に失敗することもありえます。そのようなリスクを回避するには、業者に依頼することがおすすめです。

剪定の費用相場

剪定の費用は、業者によってさまざまなので、実際に業者に問い合わせて聞いてみるか、見積りを取ることをおすすめします。ホームページなどで業者が提示している費用と、実際にかかる費用には差があることがあります。移動のための出張費や片づけの費用は予想しにくく、実際の費用とのズレが生じてしまうのです。剪定は、以下のように木の高さによって費用が変わります。

・剪定1本あたりの費用相場

  • 3メートル以内 :4,000円程度
  • 5メートル以内 :10,000円程度
  • 7メートル以内 :20,000円程度

オリーブは高い木で15メートルほどになります。一般的な庭木としてのオリーブは3メートル以内(建物1階の屋根ほどの高さ)のものが多いでしょう。7メートル以上の木の場合は、見積りをしたうえで費用を決定する業者が多いです。見積りを無料で受けられる業者もあるので、探してみましょう。業者探しのときには、弊社による業者紹介を利用していただくと便利ですので、この次で紹介していきます。

お庭の悩みごとはまとめて【剪定お助け隊】にお任せ!

オリーブアナアキゾウムシによるオリーブの被害や剪定、そしてそのほかのお庭のお手入れに関するご相談は、弊社にお任せください。弊社の業者紹介サービスでは、お電話でお客様のご相談をお受けして、すぐに加盟業者を派遣できる体制を整えています。

ご相談対応、ならびに業者による現地調査とお見積り書の発行までは無料でお受けいただくことができます。お見積り書をご覧になったうえで、料金に納得できない場合はキャンセルしていただくこともできますので、費用を比較するためにご利用していただくことも可能です。まずは電話相談窓口からお問い合わせください。お待ちしております。